一覧ページ

現在進行形で怪異と恋愛してます

第18話 - 人工呼吸

254

2025年04月19日

#rd

#pn

#ゲーム実況者

#学パロ

カルボナーラ

ガタッ

ｺﾞﾝｯ

『ｯぅ”ぁ”』

なんだ…？

ゆっくり目を開ける

｢ぇ、は？え｣

目の前には崖

『ちょっと掴んでて!!』

｢は？｣

｢え、ちょ何ここ…｣

『落ちるよ!!!』

｢…へ、｣

言われるがままrdさんの服をがっしり掴んで

目を閉じる

服が風で揺れる音と

強い風の音それと滝の音が聞こえる

｢〜〜〜〜〜ｯ！｣

恐怖で声も出ない

｢ｯぉ、｡ぉちｯ…｣

｢しぬｯ死ぬ死ぬ!!!!!!!!!｣

『ｯごめん、後で…話すから』

『タイミング悪……』

た…タイミング？何それ

てかさっきまで学校出て帰ろう！ってなって…

なんで記憶ないわけ？

そんな事を考えようとするが

驚くほどの浮遊感に襲われ何も考えられない

｢ｯむ…無理ｯ…｣

涙で目の前がかすれて何も見えない

まさか、rdさん身体を奪う為にこんな事…!?

契約で次死んだら

身体を渡さなくてはならないのだ

｢ぇ…川ｯ｣

バシャッ

｢ｯぶ、……｣

深い川に落ちたようだ

幸いrdさんが

下になって落ちた為痛くは無い。

あれ、rdさん泳いでない…

口を押えて苦しそうにしている

まさか、泳げないわけ!?!

rdさんを掴み一緒に陸に上がる

｢ｯはっ、ひ…はぁｯは、｣

｢ば、…バカ!!!｣

｢rdさん!!｣

｢……rdさん？｣

目を閉じている

｢嘘……。｣

｢…ｯごめんなさい｣

『ｯゲホｯあ”ｯぅ、』

『はーｯは…』

『ごめ…ｯ』

状況を理解して

『ありがと…』

へらっと笑いかける

｢なんでこんな自殺行為を!?｣

『ごめん、ごめん分かってる』

『でも早く…逃げないと』

手を握って走り出そうとする

｢ｯ……｣

｢全部一人で背負わないでくださいよ!!!｣

｢いっつも、｣

｢何があったのか教えて、ください…｣

か細い声で喋り

rdさんの方にうずくまる

『ごめんごめんね…。』

｢ごめんじゃなくて…｣

『後で。話すから…』

『……後ろ下がって』

｢ぇわ…分かりましたけど…｣

rdさんは分かってるの？

｢ぇ…何あれ｣

続々と人形が向かってくる

いや、死体だ。

操られている死体が、rdさんに襲いかかる

『……くそ…』

｢…rdさ｣

[うーっわすっごーい]

[崖から飛び降りてまだ生きてたの？]

[さすが鬼って感じ~]

[それとその婚約者…。]

え、なに？吉村先生？

さっきまで

学校で話してた先生がなんでここに？

[ずっと騙されてバカみたい笑]

『この人殺し。』

[大丈夫妖怪は殺さないからどいて？]

『誰がどくかｯ…、』

｢ぇ、や、…辞めて…先生……｣

｢吉村先生!!!｣

[私は吉村先生じゃないわ]

[本物はもう死んでる]

｢え、…え？｣

[私は吉村先生の婚約者♡]

｢ど、どういうこ…｣

ｺﾞﾝｯ

鋭い音が聞こえる

『ｯぐｯ、ぁ”…』

rdさんが蹴り付けられ

石に頭をぶつけて頭に血が流れている

｢ぁ……rdさ…｣

[私だって吉村先生になる予定だったのよ？]

[でもあの人が逃げようとするから…]

顔色を変えて

[2人で一緒に先生になろうって約束したの。]

でも叶えられなかった…のか

[だから、憎い]

[アンタ達みたいな]

[たいして相手のこと思ってもないのに]

[結婚するとか言ってる奴らが……]

[あのまま崖で心中すれば幸せだったのにね]

え、死ねってこと？

｢先生、？｣

[大丈夫生徒には優しくするからね]

｢ぇ……ぁ…ぃやっ｣

目を瞑る

ジャキンッ

ボトッ

ゆっくり目を開けると

吉村先生の腕が切れていた

｢ひｯ…｣

[この手で彼に

お弁当を作ってあげたかったのに]

『アオイに手……出すな、』

頭から血が流れている

｢ば…バカ……無理でしょ!?｣

｢戦っても負けるだけですよ、！｣

｢逃げて、｣

[逃げるの？]

『アオイは下がってて』

刀を構える

あ、やばい声が届かない

｢rdさん!!!｣

｢逃げて、!!!｣

｢心配してるんです!!｣

『…ｯはは笑可愛い』

『ほんと？嬉しいなぁ、』

グサッ

[よそ見しないでよ]

｢ぁ……｣

やばい

え、死んだ？

｢ぇ……ね…ねぇ……｣

｢rdさん…？｣

｢は……？、rdさん、｣

｢rdさん｣

｢rdさん…ｯ｣

｢死んだの？｣

｢……ｯ｣

[……]

[あーあ。腕切れちゃった]

[これじゃ戦えないし帰ろ]

は？待ってよ刺して終わり？

なんなの？

｢い、…医者……｣

涙が溢れる

｢rdさん、…ｯ｣

｢結婚するんじゃ無いんですか…？｣

｢嘘つき、｣

『ｯぅ”…は……ｯゲホｯ』

咳と同時に血が出る

｢…え、ぁ、rdさ…｣

グイッ

｢いｯ……｣

強い…

『ｯは…はぁｯ……』

ただ走って走って家に向かった

その時はただ

rdさんについて行くしか無かった

この作品はいかがでしたか？

254

6件

今回もめちゃくちゃ良かったよ！！！！あら、急に変な所にいるんだからこれは困った物ね！！！(？) あんな好き好き言ってる奴が好きな人を○さないでしょ…！！！(？) 流石にそれで○してたら困るわ！！！(？) ふーん…そうなんだね…！！！あ、でも結婚しようって話に関しては向こうが勝手に言ってるだけだから気にしないで下さい！！！(？) 次回も楽しみに待ってるね！！！！

カルボナーラ

プロフィール