テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
どうもいちごです🍓ྀི
こちらの作品、かなり好評で本当にありがたいです。𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬─────
いちごの代表作とも言える『零番街』に追いつきそうな勢いです、、!
あと3話以内で連載を完結させる予定でしたが、今後の展開迷ってます👉👈
戦闘系のお話書いてみたいんですよね
え?先に連載休止してる作品をどうにかしろって?い、いや⋯別に飽きちゃったなんて言いませんけど⋯⋯。
‼️ATTENTION‼️
・青桃メイン
・桃さんぱぱ活男子
・Rシーンほぼない
・年齢操作、兄弟設定
・過去回想シーンでは、青さん➝蒼、桃さん➝桜 という表記になっています
それではどうぞ!
桃)本気で呪ってやるクソ兄貴っ⋯。
普段よりも、玄関の扉が重く感じる。
“家族会議”だの、“いつかお前の身体が壊れる”だの、今更何なんだよ。
今までは心配どころか、俺を見ることすらしなかったくせに。
桃)あいつがバラさなければ⋯!
青)⋯⋯お帰り
桃)⋯⋯⋯⋯は?
クソ兄貴は俺が扉を開く前に扉を引き、俺の顔を見るなり『お帰り』と言った。
どの面下げてそんなこと吐かしてんだよという怒りに満ちた言葉をぐっと抑え、『は?』の2文字に全てを込めた。
青)⋯⋯お前の身を案じての行動や。家族の心配して何が悪いんよ、
そんな俺の本心をクソ兄貴は見事に見抜いたようで、正論という正論をこれでもかというほど並べられた。
桃)⋯チクったら恨むっつったよね?
青)恨まれようが何されようが、ないこがぱぱ活やめるならそれは本望や。
桃)チッ⋯⋯意味わかんない、
まるで兄を避けるように足早にリビングに向かうと、既に両親はソファーに腰をかけて俺とクソ兄貴を待っていた。
母)⋯そこに座りなさい
桃)⋯⋯今更何なの?いつもみたいに放っておけばよかったのに、
父)ないこが夜の街に定期的に出向いていると聞いて無視はできないだろう
桃)⋯⋯⋯⋯。
青)⋯あんなことするようになった経緯から説明してや、ないこ
桃)は?んなの言うわけ⋯
青)ないこ。お願いや。
桃)⋯⋯⋯あぁもう⋯わかったよ、
⋯⋯中1の冬、両親が離婚した。
母が父とは別の男性との関係を持っていたと発覚したからだ。正直に言うと父の方に着いていきたかったが、母の我儘で俺が父に育てられることは許されなかった。
その別の男性は海外にいるらしく、来年になったら日本に来るだろうと聞かされていた。実際その通りで、中2の夏にそいつはこの家にやってきた。
俺より遥かに背の高い連れ子と共に。
蒼)俺はいふ、猫宮いふ。よろしくな
桜)⋯⋯ないこ、です⋯よろしく。
クソ兄貴──いふにとっては中3の夏。高校受験に備え、勉強に時間を費やさねばならない時期だ。それなのにいふは勉強する素振りを一切見せなかった。
蒼)高校決めるのめんどくせー⋯
桜)だからって俺の勉強の邪魔するのはおかしいでしょ⋯早く離れてよ、
蒼)嫌や。栄養補給。
桜)ド〇カミンでも飲めばいいじゃん
蒼)俺、オ〇ナミンC派やから。
桜)知ったこっちゃねぇよ⋯。
蒼)⋯なあ、お前もしかしてこの高校目指しとんの?パンフレットの表紙の。
桜)⋯⋯そうだけど
蒼)⋯へぇ、外国語コースあるんや。帰国子女の優遇あったりするんかな
桜)あるんじゃない?貴重な存在だし
蒼)⋯⋯ほんならここにするわ。
桜)⋯⋯⋯は?それ本気?
蒼)ほんまやけど⋯どないしたん、?
桜)ここ、とんでもない進学校だよ?この時期にまだ勉強始めてないあんたが合格できるほどのレベルじゃ──────
蒼)お、合格しとる。
2,515
#いれりすさんと繋がりたい
12
桜)えぇ⋯⋯。
蒼)ほら見ろ、この画面。桜咲いとったら合格なんやろ?おめでとうって書いてあるし、これで不合格なわけないやん
桜)⋯そうだね、おめでと
思い返せば、この頃から少しずつ違和感を抱き始めていたのかもしれない。
限界を超える努力をしてやっと上位にいられる俺と、だらだらしていてもほんの僅かしかいないトップの存在になれるいふ。
俺たちの差はあまりにも明確すぎた。
母)いふは本当に凄いわねぇ〜
父)俺たちの自慢の息子だ
蒼)⋯⋯ないこは、?
蒼)ないこも⋯自慢の息子やないん?
母)⋯何言ってるの、あんな子⋯⋯
蒼)父さんはともかく⋯おばさんにとっては実子やろ、?贔屓はやめてや。
当然のように両親はいふだけを見て、俺のことを彼と比較する。俺はいふを棚に上げるための材料に過ぎないらしかった。
それでも⋯⋯この努力はいつか実を結ぶだろうと、塵も積もれば山となるという言葉を信じて頑張ってきた。
桃)っ⋯なのに、あんたたちはいつもいふのことばっかで⋯!!
桃)努力の継続って大変なんだよ、?皆にはわかんないでしょ、
桃)不倫がバレてバツイチの女と、若い女性を強姦して子供を授かった男と、そのクズから生まれた子供には⋯一生かかっても理解できないだろうね。
父)⋯⋯!その話、どこで⋯。
桃)本人から聞いたよ。ねぇ、兄貴。
青)⋯⋯⋯父さん、俺⋯ほんまは全部わかってたんよ。強姦した罪から逃れるために海外に逃げたんやろ?強姦の証拠となる俺を連れて。なあ、早よ認めてや。
母)嘘⋯信じられない⋯あなたが、?
父)っお、俺だって⋯!お前が既婚者だったなんて初めて⋯⋯!!
家族会議をすることになった理由さえ忘れて口喧嘩する馬鹿な両親。ひとまずこれで自分の部屋でのんびりできるだろうと思い、リビングから退出した。
・・・・・・
2階に上がると、珍しく開いたままの扉の向こうが気になってしまって、大嫌いなはずの兄の部屋に忍び込んでいた。
桃)何これ⋯英語のノート、?
“If & Naiko’s Diary”
桃)⋯⋯“いふとないこの日記”⋯?
俺は兄と違って英語に自信があるわけではないので、自分なりの訳は信じず、中身を覗き見してみることに。
“August 17th, 2023
I fell in love with you the moment I met you. He seems like a smart person, so I think I’ll write it in English in case he finds out this diary.”
桃)“2023年8月17日⋯⋯君に出会った瞬間に恋に落ちた⋯?彼は賢そうだから、この日記が見つけられた時のために英語で記しておこうと思う”⋯⋯?
間違いない、この日付は兄たちが海外からこちらへ来た時のものだ。
恐らくここで記されている“君”や“彼”は俺のことだ。でないと“If & Naiko’s Diary”というタイトルはつけないはず。
“March 2nd, 2024
Naiko seems to dislike me. I want to ask him why, but he won’t talk to me. I still love him so much…”
桃)“ないこは俺のことが嫌いらしい。その理由を尋ねたいが、彼は口を利いてくれない。俺はまだこんなに彼を愛しているのに⋯”⋯⋯いや、まさかね⋯?
内容に動揺していると、扉がバンッと開かれる音が耳を貫いた。驚いて扉の方に視線を向けると、兄が顔を赤く染め、明らかに焦っている表情をして立っていた。
青)⋯⋯それ、どこまで見た
桃)⋯えっと、最初だけ⋯⋯。
青)⋯返せ
桃)⋯⋯やだ。大好きな両親と一緒にリビングにいればよかったじゃん、
青)好きじゃねぇよあんな奴ら!!
桃)っ、!?
青)ほんまの母親をずっと知らんくて、初めてできた母親もあんな人で⋯父さんは相変わらずクズで。まさかそれを利用してお前が説教を免れるとは思わんかったけど
青)ずっと我慢してたことが言えてスッキリした。その点についてはありがとな
青)ただ⋯俺はあいつらとは違う。家族会議のきっかけも忘れて口論するほど、俺は馬鹿じゃないんよね。
桃)⋯⋯⋯あぁ⋯そうだったね、
そうだ、だからこんなに苦しめられているんだ。だからこんなにあんたを恨んで、妬んで、羨んでいるんだ。
青)⋯さっきの説明で、経緯は何となくわかった。多分俺の部屋にあいつらが入ってくることはないから、警戒せずリラックスして話してほしいんよな。
桃)リラックスなんて⋯できるわけ、
青)⋯⋯よくこの部屋で喋ったよな。戦闘ゲームも、父さんについての相談もした。やから、この部屋には思い出が詰まってる
桃)っ⋯何が言いたいの、?
青)⋯ないこに距離を置かれるようになってもうすぐ2年。この2年間の分を、これからの日々で埋められるなら⋯⋯俺にとってはこれ以上ないほど幸せや。
青)ただ、それを叶えるにはまずないこと仲直りせなあかん。でもな、俺には仲直りが必要になるほど関係が悪化した原因がずっとわからんかった。
青)⋯今日⋯やっとわかったんよ。今までないこが抱えてたもん、全部。
桃)⋯⋯俺の気持ち、全部理解したっていうの?あの数分で?冗談じゃない、
桃)そんな短い時間で片付けられないほど俺は長く苦しんでたんだよっ⋯!?
青)ああ、わかっとる。やからこうして俺の非を認めてるやんか。な?
桃)⋯⋯⋯⋯⋯。
彼の口からそう言われてしまっては、こちらは何も言い返せない。
それをわかっていての返答だとしたら、やはり兄は賢い人なのだと思う。
桃)⋯⋯別にご褒美がほしかったわけでもないの。兄貴は塾通ってなかったし、俺の方が金かかってるってわかってたから
桃)でも⋯っ認めてもらいたくて、
桃)兄貴はほんとに凄いから、きっとこれからも追い抜かすことなんてできない。その追い抜かそうと頑張る努力も、誰かに評価してほしかっただけで⋯。
桃)親の関心がないと、どうしても“俺は愛されてない”って思っちゃうんだ。だから、誰かに愛されてみたい⋯そんな一心で、俺はぱぱ活男子になったんだ
青)⋯俺は、こんなに愛しとるのに
桃)⋯⋯⋯え
青)赤髪のガキがないこの魅力に気づかないから哀れだとか言っとったけど、誰よりも早くそれに気づいてたんは俺やで?
青)⋯昔からずっと、お前が好き。
桃)ぇ、な⋯⋯は⋯、?
青)ないこがりうらを好きになったら困るから、りうらに濡れ衣を着せた。ぱぱ活をやめさせて、ないこが家にいる時間を増やしたくてあいつらにチクった。
青)⋯⋯俺の欲望を叶えるために、俺が全部やった。ほんまにごめん
桃)⋯それはわかってたよ、
桃)煙草教えたのもまろだってこと、ちゃんとわかってた。でもそれをした場合、兄貴にとってどんなメリットがあるのか⋯それだけはずっとわかんなくて
桃)⋯⋯今、初めてわかったの
青)⋯⋯⋯⋯⋯
桃)俺の方こそ、勝手に妬んでごめん。本当は兄貴が悪いわけじゃないってわかってたのに⋯勝手に突き放して。兄貴がどんな想い抱えてるかも知らずに⋯⋯。
桃)⋯もっと早く気づけてたら、ぱぱ活なんてしてなかったのになぁ⋯、笑
青)それは伝えるのが遅くなった俺のせいやろ。すまんかった、臆病で。
桃)⋯⋯いいの。それにしたって俺の周りゲイ多すぎ。俺がポリアモリーだって知ってるみたいじゃん、笑
桃)本当、モテモテで困っちゃうなぁ
青)⋯ポリアモリー?⋯⋯まさか⋯。
桃)りうらと初兎ちゃんだけだったのに⋯ こんな告白、ずるいよ⋯⋯⸝⸝
桃)⋯⋯ちゃんと責任とってよね。空白の2年間の分を、“まろ”が埋めて。
青)っ⋯!ありがとう、ないこ。
“ちゅっ⋯”
ポリアモリーとは、複数恋愛のこと。つまり同時に複数人を愛せる人の名称だ。
りうら、初兎ちゃん、そしてまろ。
色々あったものの、恋に落ちてしまえばそれはどうでもいい『過去』になる。
青)っ、えろ⋯♡
桃)ばーか、俺まだまだ余裕だし♡
桃)童貞なのバレバレだよ〜?笑
青)はっ、今に見てろ。夜が明ける頃にはぐっちゃぐちゃやからな?
桃)じゃ、ちょこっと期待しとく笑
青)てめぇまじで⋯、笑
桃)え、もしかして怒ってる?らしくないね、余裕ないんだ〜笑
桃)⋯大丈夫。もう突き放さないから、まろが望むままにぐちゃぐちゃにしてよ
青)⋯よく煽る子犬やな、笑
桃)っん、⋯悪い?
青)ううん、だーいすき♡
桃)⋯⋯童貞っぽいし早漏だろ、と思って油断してた俺が馬鹿だったよ⋯。
青)せやろ?笑
満更でもない様子のまろ。あんな煽り方したら、誰でもああなるか⋯⋯。
「っ、はぁ⋯⋯♡」
『もうおわるの?まろのざーこ♡』
「⋯んなわけないやろ?随分とええ度胸しとるみたいやなぁ、?笑」
⋯⋯夜のスマブラ、何回したっけ。 5回戦目で終わったんだっけ。激しすぎて記憶の一部が吹っ飛んでいる気が⋯。
桃)⋯母さんたち、どうなったんだろ
青)別れる前提で付き合っとるんやろ。離婚届とか養育費とか、一度結婚するとめんどいことが山ほどついてくるし
桃)⋯ねぇ、もし⋯あいつらが別れちゃったらさ⋯俺たちどうなるの、?
青)⋯⋯そればかりはわからん、
桃)っ⋯⋯⋯。
青)大丈夫やって、そんなすぐに家借りられるわけないやろ?俺も高校から離れた場所にしないように言うから。
青)父さんの実家が大阪らしいから、実家に頼るってなったら⋯それこそどうなるかわからんけど、大学生になったらまた東京に戻ってくる。やから安心して?
桃)そっか⋯そういえば外国語教育で有名なあの大学に通うんだったね。
*プルルルル⋯*
桃)⋯⋯!ごめん、出るね
青)⋯⋯⋯⋯。
桃)⋯もしもしりう⋯⋯っぁ、!?⸝⸝
赤)“⋯⋯え?もしかして喘いだ?”
赤)“りうらの声で興奮したの?笑”
桃)っち、ちが⋯ぅ゙、から⋯っ⸝⸝
青)⋯⋯ふふ、笑
通話の相手はりうらだったので、何の躊躇いもなく電話に出ると⋯⋯。
桃)さわんないでっ⋯⸝⸝
青)えぇ⋯だって妬いとるだけやし、
桃)なにが⋯っふ、~~ん゙♡⸝⸝
通話中だというのに、まろは構わず俺のブツを触ってくるのだ。目覚めたばかりで朝勃ち気味だったソレにとって、まろのいやらしい手つきは刺激が強かった。
赤)“何コソコソしてんの⋯?もう生徒朝礼始まったっていうのに、まさか男と一緒にいるの?会長がいないし欠席連絡もないって大騒ぎなんだよ?”
桃)そっか⋯ごめ、ん⸝⸝
赤)“あ、わかった。初兎くんでしょ”
桃)⋯そう、かもね⋯⋯ぁ、っ♡⸝⸝
赤)“⋯⋯このままずっとないくんの声聞いてると先生の前でも勃起しちゃいそうだから、もう通話切るね。”
赤)“なるべく早く来てよね”
桃)う、んっ゙⋯わか、ってる⋯♡
赤)“ん。また後でね”
*ツー、ツー、ツー⋯*
桃)ばかっ⋯なにかんがえて⋯⋯!⸝⸝
青)んふ⋯♡ごめんなぁ、今日は一緒に学校サボってもらうわ♡
桃)え、ぁ、ちょっ⋯!?
昼夜逆転しているまろとの行為は人生で一番充実していて、一番苦しかった。
今まで一方的に突き放していたくせに、ころっとまろのことを好きになってしまう自分が嫌になってしまって。
まろの優しさが、俺の心を貫くんだ。
【3. 戦う心】𝐄𝐍𝐃.
ラストの一文『まろの優しさが⋯⋯貫くんだ』は2つの意味をかけてみました!
1つは単純に恋に落ちたという意味の“心を貫く”で、もう1つは“痛みを感じる、刺されたような表現”として使いました✍️
れるくん卒業が悲しくて卒業当日は加筆できず、更新が遅れてしまいました
申し訳ございません😭
れるくんが奏でるピアノの音色がとにかく大好きで、、また聴けたらいいな
それでは次回の更新で👋
コメント
4件
わぁぁぁん😭コメする遅れましたぁ!フォローは絶対外しません!今回も最高でしたぁ! すごく平日の時間にコメ失礼しましたぁ!ずっと応援してます!
フォローいただけるのはすごくありがたいのですが、一度フォローしたならなるべく解除しないでください! リムられたという確認が取れ次第ブロすることも考えてますので、把握お願いします。今後プロフにも書く予定です お互いが快い気持ちになれる行動を心がけてほしいです!! そしてずっとフォローしてくださってる方、毎回コメントやいいね押してくださる方、もちろん認知してますよ!大好きです!! 長文失礼しました。