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数ヶ月後
俺は康二さんに電話した。
蓮))もしもし。
康二))はい。
康二))覚悟、できた?
蓮))はい。
康二))これからは前の場所で店やる。
康二))来たかったら来て。
蓮))ありがとうございます。
数日後
俺は前の場所に行った。
亮平は俺を覚えていないだろうから、わざと知らないフリをする事にした。
亮平))いらっしゃいませ〜(^^)
蓮))どうも…
亮平))何にしますか?
蓮))コーヒーで。
亮平))分かりました。あちらでお待ちください(^^)
亮平))コーヒーです。ありがとうございました。
蓮))また来ます。
近くの座れそうな場所に移動した。
蓮))敬語ムズ…
蓮))これからちょっとずつ仲良くなって行けるようにがんばろ。
数ヶ月後
俺は前の様に毎日通って、亮平ともまた仲良くなれた。
敬語も外れた。
ある日、俺は亮平に告白したあの展望台に亮平を連れて行こうと思った。
何か思い出すかもしれないし。
蓮))あのさ、今度連れて行きたいとこあるんだけど…
亮平))どこ?
蓮))それはお楽しみって事で。
蓮))今週の週末空いてる?
亮平))空いてる。
蓮))じゃあその日で。
週末
蓮))(スマホを見ている)
亮平))お待たせ〜。待った?
蓮))ううん。行こうか。
蓮))はい、着いたよ〜!
亮平))ありがとう。
亮平))ていうか、ここどこ?
やっぱり覚えてないか…。
蓮))いいから。着いて来て。
亮平))うん。
その時間はちょうど夕日が出ていて、とても綺麗だった。
亮平))綺麗…。
蓮))でしょ?俺の大切な人に連れて来てもらったことあって。
亮平))彼女さん?
蓮))まあ、いいから。あっちすわろー?
亮平))ちょっと、待って〜!
亮平))なんか俺、めめの事知ってるんだよね。
亮平))会う前から、会ったことがあったような感じがする。
蓮))俺も。そんな感じする。
亮平))まあ、気のせいか。
蓮))ホントに会ったことあるかもよ?
亮平))え?
蓮))なーんてね、冗談。
亮平))なんだ。ビックリしちゃったじゃん。
蓮))ごめんごめんw
どんな形でも、俺が亮平の心に残っていた事がなんだか嬉しかった。
「会ったことがあるような感じがする。」
そう言われた時、すごく嬉しかった。
俺は、どんなことがあっても、亮平とずっと一緒にいたい。
蓮))ずっと一緒にいようね。
亮平))うん。ずっと。
たとえ君が僕を忘れても。
「君が僕を忘れても」終わり