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こんな駄文を見ていただいているなんて感激です…!!
新規ですので界隈のルール等違反していましたら教えて下さい。暖かい目で見て頂けると幸いです。この作品は二次創作になります。ご本人様の目に届くような行為はルール違反です。この作品はolv(shadowshadow軸)×los(オリジナル)です。shadowshadowのolvさんに 人格宿ってますし、口調・性別も捏造です。地雷の方は閲覧をやめて下さい。
以上のことを理解頂けましたらお進み下さい。
この先名前は伏せていません。
突然始まり突然終わります。
「…あの、どなたですかね…?」
「?」
ある日なんの前触れもなく突然現れたのは、花嫁の衣装を着たオリバーくんだった。
いや、正確にはオリバーくんではない。…と思う。
というのも、彼はこんな格好はしないだろうし、そもそもいきなり違う所へワープしてきたら私を疑いにかかるから違う、という私の推測だ。花嫁衣装で、無言で今ここにいる彼は、きっと私の知るオリバーくんじゃない。とりあえず会話を試みてみよう。
「あ、あの…名前は?」
「…?」
首を傾げてキョトンとした顔をしている。これは恐らく…うん、少し話してみよう。
・・・・・
…どうやら、声が出ない挙句、ずっと額縁の中にいたから世間のことも分からないらしい。
名前ももちろん分からずに、途方に暮れる。せめて名前くらい分かればコミュニケーションも円滑に進むのに…。
「貴方、どこかで見たことある顔なんですよねぇ…。 」
話しているうちに(一方的な質問だったが)、思うことがあったのだ。同期と同じ顔というのもあるが、ふとこの顔をどこかで見たことがあると。しかし彼はこんな衣装を持っていないし、着たこともない。となると自分の勘違いなのか。
「…。」
この同期に似た彼をどうすればいいのだろうか。実験が失敗して出てきた本人の分身ではないから、やはり疑うのは魔や幽霊の類いだろう。そうと決まれば早速甲斐田くんか椎名くんの所に
「れ、おす。」
「え、」
高いような低いような、耳障りのいい声が聞こえたかと思うと、背後から嫌な気配がした。
嫌なんてものじゃない。一度研究で悪魔を実験体にした時、悪魔が激怒し放った空気と同じ、禍々しいオーラ。
これはまずいと気が付いた時にはダメだった。彼がなにかしたのかは分からないが、体に力が入らない。その場にへたり込んで、目の前でただやられるのを待つだけの獲物になってしまった。
彼は、自分をじっと見ている。
冷や汗が止まらない。こんな時オリバーくん本人がいたら、こんな事にはならなかったのかもしれない。
「れお、す。」
もう一度、自分の名前を呼ぶ。その呼ぶ声は聞いていて心地よくて、何も考えられなくなるくらいだった。
「れおす、好き、だよ。れおす。」
頬に手を添えて、慈しむように、まるでお気に入りを見つけたかのように、何度も私の名前を呼んだ。
あぁ、逃げられないな。
「好き、すき。れおす、へんじは、れおす。」
「…わたしも、好きですよ。」
怪異に魅入られてしまえば、そこで終わりだ。
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