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#旧国
こんにちは。つうんです。
なーにを☆書こうかな☆(☆きも)ギャグは飽きましたし…シリアスもなんか飽きましたし…ホラー?いやぁ私がより眠れなくなる…恋愛ものは基本書けませんし…あぁでも、カプだったら…よし!決めました!カプにしましょう!えちちはありません!
はい。では良ければ読んでいってくださいな。
あいつが死んでから、五十年以上の時が経った。
その間、俺はずっと一人だった。あいつと戦うことも無く、罵り合うことも無く、腹の中を探り合うことも無く、時は流れていった。正直、あいつに関してはとても楽だった。あんなにひどく精神を削るようなやりとりはもうこりごりだったからだ。敵国だった。あんなやつ、さっさと死ねばいい。実際何回も何回もそう思った。
だが。どうしてだろうか、ずっと俺の中にあいつが住み着いている。敵国で、お互いに嫌い合っていたあいつが、である。俺はわからなかった。忘れたかった。最期の時、あいつが見せた笑みがずっと残っている。挑戦的に光った赤い瞳。その中には恨み、憎しみ、怒り、そしていくらかのかなしみ、解放感がまぎれていた。自らに銃を突きつけ微笑んでいる。その華奢な指がトリガーをひく。口元が動く。そして鳴り響く銃声。血が降り注ぐ。
そんな光景がフラッシュバックする。最期あいつは何と言っていたのだろうか。思い出せない。
自分の中でも崩壊が進んでいる。肌には亀裂が入り、目がかすんで見えない。息が荒い。そろそろだ。
多くの民衆の叫ぶ声。自分の死を祝われているのか嘆かれているのか。そんなもの一目瞭然である。馬鹿だな。自分をあざ笑う。こんな時まであいつのことを考えるだなんて。もし、死後の世界なんてものがあるのなら。あいつに会いに行けるのだろうか。
喉の奥から何かがせり上げる。口の中に広がる生暖かい鉄の味。体を走る激痛。神経をぎゅぅっと結ぶような痛み。それに反し体はどんどんほどけていく。絶叫する。目の前が真っ暗になり、突然感覚が遮断される。
なるほど。ようやく死ねたというわけだな。妙な実感がわく。どうでもよかった。
それでもずっとあいつのことを考えている。なんといっていたのか。思い出した。思い出せた。
「Ich hasse dich abgrundtief」だったか。「お前のことが死ぬほど嫌いだ」_皮肉なものだな。
Я тоже тебя до смерти ненавижу.
そうつぶやき、ふっ、と笑うのであった。
ちなみに何と言っていたでしょう!良ければ翻訳してみてください!ではまた。
コメント
7件
調べてきましたある意味両おm((おっとこれ以上は言わない方が、、、 良きですね〜!BNLですね(BとLの間のNの解釈はまかせますBの方が正しいかも、、、?) 新たな補給ありがとうございます!