???「おいおいおい、どうなってんだよこれ…、」
?「うるさいぞ。きりやん。」
Kr「だって急にこんな世界に狩り出されたんだぞ?!なんできんときはそんな冷静なんだよ?」
Kn「はぁ、、、まぁいい。
…あ、俺の名前はきんとき。高3だよ。よろしく」
きんときがそういうと自己紹介をする流れが自然と作られた。
??「俺はシャークん。高一、よろしく」
Nk「よ、よろしく。」
Br「よろしく〜」
Sm「よろしく」
Nk「俺はなかむ、高三、よろしく。」
Br「僕はブルーク、同じく高三。よろくね」
Sm「スマイル。高二。」
Kr「…俺はきりやん。高一、よろしくな」
ひと通り自己紹介が終わるとみんなは言った
Kn「…どんな理由で俺らがここに来たのか詳しくは分からない。けどきっと同じような理由だから集められたんだと思う。…提案なんだけど俺たち、みんなが飽きるまでここにいない?」
Br「さんせー」
Nk「うん、いいと思う。」
Sha「どっちでも。」
Sm「俺も。」
Kr「まぁいいんじゃね?滅多にねぇし。」
Br「じゃ、僕は観覧車に乗ってこよ〜!スマイルも行こ〜」
Sm「なんでだよ」
Kn「じゃ、ジェットコースターでも行こうかな」
Sha「俺も行く〜」
Kr「俺腹減ったわ」
Nk「あ、あそこに食べ物屋さんあるよ。俺もお腹すいてるし一緒に食べる?」
Kr「お、いいやん。笑」
〜〜
Kr「…でさ、聞くのは悪いと思ってんだけどなかむなんか悩みとかでもあったの?」
Nk「…きりやんも次に話してよ?」
Kr「承知の上w」
Nk「俺、元々日本に住んでた日本人なの。つい最近ここ、アメリカに引っ越してきた。」
ーーー
引っ越ししてきた理由。
それがきっとここに呼ばれた主な理由であろう。
俺には父親がいた。
俺は父さんのこと大好きだった。
でも、父さんはある日をきっかけに忽然と姿を消した。
Nk「ねぇ、母さん、、父さんはさ、何時帰ってくるの、?」
お母さん「……きっといつか帰ってくるよ」
Nk「…もう1週間も帰ってきてないのに、?」
父さんが姿を消したその理由は当時の俺は全く分からなかった。
でも、高校生になってスマホを手に入れた時、父さんのことを調べたんだ。
Nk「……?!」
検索候補に出てきたのは”殺害” “容疑者” “人殺し”
俺はそんなわけないと急いで記事を読んだ。
そのネット記事には父さんの顔、父さんがパトカーに乗る瞬間、、色々なことが書かれていた
Nk「父さんが……犯罪者……??」
当然、その事実を知らなかった俺は頭がパンクして、これが現実なのか上手く受け止めることが出来なかった
高校二年生に上がった頃の事だった。
ある日突然、”殺害者” “犯罪者” “人殺し”などを呼ばれるようになった。
その理由は俺はすぐにでも分かった
父さんの子だからこいつも殺してくるかもしれない。と恐れられたのだ。
そのいじめは段々とエスカレートしていき、終いにはクラスのベランダから突き落とされるほどにエスカレートしてしまった
俺は運がいいのか悪いのか右腕右足の骨折、かすり傷、打撲程度で済んでしまった。
まぁ流石に母さんは激怒して
“この高校を辞める”
“二度とあの高校に近づくな”
“海外に行く”
そういった
当時の俺はそこまでする必要はあるのか?と思ったけど今思えば感謝しかない。
このままあの高校に通っていたらきっと俺はもう生きていなかっただろうから。
もちろんみんなから虐められる中で登校するのはすっごく嫌だったし、行きたくもなかった、逃げたかった。
今でも学校に行くのに抵抗を感じる。
また犯罪者扱いをされるのでは。そう思う。
その心からきっと俺はここに招待されたのだろう。
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