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ー場地視点ー

次の日___。

ーー千冬「場地さん!!」

ーー場地「あ?」

ーー千冬「退院おめでとうございます!!」

ーー場地「…おう、」

ーー場地「お前も、退院しねぇのか、?」

千冬はしょんぼりして

ーー千冬「どうなんですかね、、」

ーー場地「…どこの学校なんだ、?」

ーー千冬「俺は、第1渋谷中学校です。」

俺と同じところだった。

ーー場地「俺と同じ学校!?」

ーー千冬「え!?そうなんですか!?」

ーー千冬「じゃぁ、もしかしたらまた会えるかもですね!」

ーー場地「だな!!」

嬉しい。

また千冬と会えるということを知っただけなのに、胸が張り裂けそうだ。

また千冬と…会える…

ーー千冬「また、会えますね、、」

千冬は喜ぶどころか寂しい笑顔を浮かべていた。

ーー場地「俺と会いたくねぇ、?」

ーー千冬「まさか、!そんなわけないじゃないですか、、」

ーー場地「じゃぁなんで、」

ーー千冬「とにかく会えますね、!!」

ーー千冬「俺も、明日学校行きます!」

ーー場地「ほんとか!?じゃぁ待ってるな!!」

ーー千冬「…はい!!」

ーー場地「また明日学校で!」

ーー千冬「…はい、!」

俺は退院した。

━━━━━━━━━━━━━━━

ー千冬視点ー

場地さんが行ったのを確認し、俺はカーテンを閉めた。

ーー千冬「っ、うっ、グスッ、ヒグッ、泣」

退院出来たら、どれほど嬉しいか、

退院できたとしても、

学校に行くことが怖い。

また、いじめられる。

また、殺されかける。

いや、次は本当に殺されるかもしれない。

世間が怖い。人が怖い。

みんなみたいに、普通の人みたいに、

自然に友達と一緒に学校に行けたなら、

どれほど嬉しいか、どれほど幸せか、

普通に、自然に、、、

ーー千冬「俺だってっ、行きたいっ、泣」

ーー千冬「普通の人みたいにっ、!泣」

━━━━━━━━━━━━━━━

ーーモブ「死ねよ!!」

ーーモブ「気持ち悪ぃー!ww」

ーーモブ「化け物!!ww」

━━━━━━━━━━━━━━━

ーー千冬「はぁっ、はぁっ、はぁっ、泣」

ーー千冬「やめてっ、、泣」

━━━━━━━━━━━━━━━

ーーモブ「近づかないで!!」

ーーモブ「金が移るぞー!!w」

ーーモブ「オラッ!!脱げっ!!」

━━━━━━━━━━━━━━━

ーー千冬「やめて、!泣」

ーー千冬「はぁっ、はぁっ、やめて、!泣」

━━━━━━━━━━━━━━━

ーーモブ「おぉ〜!!!すげぇ!!」

ーーモブ「めっちゃコメント来てるww」

ーーモブ「あははww」

ーーモブ「これから色んな人に見られるなww」

━━━━━━━━━━━━━━━

ーー千冬「やめて、!やめてよ、!泣」

ーー千冬「やめて、!はぁっ、はぁっ、泣」

━━━━━━━━━━━━━━━

ーーモブ「じゃーな!!w」

ーー千冬「やめて!!やめろ!!泣」

グサッ、

ーー千冬「ペケぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”!泣」

━━━━━━━━━━━━━━━

ーー千冬「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ、泣」

ーー千冬「やだ、!やめろ!やめろ!泣」

ガラッ

ーー千冬「っ!?泣」

ーー場地「大丈夫か!?千冬!!」

ーー千冬「ど、して、、泣」

ーー場地「忘れもんあって、取りに来た、」

ーー千冬「そうなんですね、泣」

ーー場地「どうした、?大丈夫か、?」

ーー場地「泣き声聞こえて、、」

ーー千冬「あ、、あはは、、泣」

ーー千冬「全然大丈夫なので、!泣」

ーー場地「でもお前、、泣いてる、、」

ーー千冬「っ、あっ、、うっ、、泣」

ーー千冬「大丈夫っ、です、!泣」

涙を拭いでも拭いでも出てきて、

ずっと止まらない、

ーー場地「嘘つけ、!」

ーー千冬「あ、れ、?泣」

ーー千冬「あはは、おかしいな、泣」

ーー千冬「止まらなっ、うっ、ぁ、泣 」

ーー場地  「…」

ぎゅっ、、

場地さんは、優しく、ただ、本当に優しく、

抱きしめてくれた。

ーー千冬「うっ、あっ、泣」

ーー場地「…無理すんなって、言ってんじゃん、、」

ーー場地「大丈夫じゃねぇくせに強がんなよ、」

ーー千冬「っ、、ごめんなさいっ、泣」

ーー場地「大丈夫。お前は1人じゃねぇ。」

ーー場地「俺がいる。」

ーー千冬「うわぁぁぁぁっ!泣」

____数分後

ーー千冬「本当にごめんなさい、」

ーー場地「いいんだよ。じゃぁな、」

ーー千冬「はい、!」

やっぱり、この人には、

かなわないや。

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