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ある日俊哉が働いている会社の同僚夫婦と、一緒に飲みに行こうと誘ってくれた
久しぶりの俊哉以外の人と触れ合うことに、私はワクワクしていた
俊哉は地元育ちのくせにいっこうに、昔の学生時代の友人などに合わせてくれなかった
仲の良かった友達はみんな引っ越してしまって、残っているのはわざわざ会う価値もない連中ばかりだと彼は言った
でも私はそろそろ俊哉の地元でも、気の合う友達がほしかった、だから第一印象が良くなるように上品なグレーのワンピースを着て行った
俊哉の同僚夫婦は少し年上の、感じの良い人達だった
お酒も進み相手の奥さんとも打ち解けてきた頃に
お世辞でも私の事を綺麗で、可愛らしいと奥さんは褒めてくれた
でも俊哉は違った
「僕も最初は彼女の物静かな、所に惚れたんですけどね、でも女としては全然駄目ですよ胸も小さいし」
彼は私の肉体的欠陥について、冗談まじりに文句を言っていた、同僚もそれを冗談だと捉え笑っていた、二人は私の肉体的欠陥をいじって盛り上がっていた
「豊胸手術を受けさせてやってもいいのだけど、彼女のような背も小さいやせっぽちは胸だけ変えてもおかしいから・・・・ 」
男性陣は笑って盛り上がっていた、私はとても恥ずかしくなりずっとうつむいていた
同僚の奥さんは同情してくれて
「お酒の席だから・・・」
と慰めてくれた