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屋上。
ポータルから現れたよまちに、6人それぞれ反応が分かれる。
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💚 翠川 颯
目をキラッとさせて一歩前に出る。
「なにそれ、どうやって来たんだ?」
興味津々でポータルのあった空を見る。
「それパルクールで行けるやつ?」
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🔵 蒼瀬 カイト
少し警戒した様子で一歩引く。
「颯、近づきすぎ」
よまちをじっと観察する。
「普通じゃないのは確かだね」
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🟠 橙原 太陽
腕を組んで笑う。
「でも面白そうじゃん!」
「魔法とか使えるのか?」
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🟣 紫藤 シオン
静かに目を細める。
「……興味深いね」
「人間じゃないのは確定かな」
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💛 日向 ライ
スマホをいじりながら眉をひそめる。
「データに存在しないんだけど」
「どういう仕組みだよそれ」
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❤️ 紅月 蓮
少し離れた場所で寝転がったまま。
「……」
興味なさそうに空を見ている。
「めんどくせぇ」
「勝手にやってろ」
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よまち、そんな蓮を見てニヤッとする。
「へぇ〜★」
ゆっくり近づく。
「一人だけ反応薄いじゃん」
しゃがんで顔を覗き込む。
「つまんな〜い」
少し指を鳴らす。
「じゃあさ★」
にやっと笑う。
「ちょっと遊んじゃおっか〜?」
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パチンッ
小さく指を鳴らした瞬間。
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❤️ 紅月 蓮
「……は?」
頭に違和感。
手で触る。
「なんだこれ…」
ぴくっと動く猫耳。
「……は?」
さらに後ろに違和感。
振り向く。
しゅるっと揺れる尻尾。
「……おい」
立ち上がる。
「なにした」
少しイラついた声。
「戻せ」
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💛 日向 ライ
「は?」
ガン見する。
「いや普通に猫化してるけど」
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🟠 橙原 太陽
「え、めっちゃ可愛いじゃん!!」
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💚 翠川 颯
笑いこらえてる。
「お前…それ」
「似合ってる」
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🔵 蒼瀬 カイト
「いや笑ってる場合じゃ…」
でもちょっと笑ってる。
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🟣 紫藤 シオン
「ふふ…これは面白い」
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❤️ 紅月 蓮
「笑うなって言って…」
ピクッと耳が動く。
「……っ」
口を押さえる。
「今のは違う」
少し焦る。
「言ってねぇ」
でもまた耳がぴくっと動く。
「……にゃ…」
一瞬固まる。
「は?」
顔が一気に赤くなる。
「今の忘れろ!!」
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よまち、楽しそうに笑う。
「にゃ〜って言った〜★」
くるくる回る。
「かわい〜!」
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❤️ 紅月 蓮
「殺すぞ」
でも尻尾がばれてるくらい揺れてる。
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💚 翠川 颯
「いや無理だろそれ」
「めっちゃ揺れてるぞ」
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💛 日向 ライ
「感情と連動してるっぽいな」
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🟣 紫藤 シオン
「完全に猫だね」
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🟠 橙原 太陽
「撫でていい!?」
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❤️ 紅月 蓮
「触んなっ…にゃ…!」
また語尾が出る。
「……っ」
完全に詰む。
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よまち、ニヤニヤしながら言う。
「しばらくそのままでいいよね〜?★」
「めっちゃ面白いし♪」
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屋上は一気に騒がしくなる。
そして一人だけ──
プライドが崩壊しかけているヤンキーがいた。