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その言葉を聞いた瞬間。
こさめの涙がまた溢れた。
🦈「……っ、ずるい」
すちの胸に顔を埋める。
病院着越しの体は細くて、
抱き締め返す力も弱い。
それでも、
安心する。
🦈「そんなこと言われたら……」
声がぐちゃぐちゃになる。
🦈「こさめ、もっと好きになるじゃん……」
すちは小さく笑った。
🍵「もう十分好きそうだけど」
🦈「うるさい〜……」
泣きながら言い返すと、
すちは髪を撫でる。
ゆっくり、
大事なものに触れるみたいに。
夜風が吹く。
少し冷たい。
すちは小さく咳き込んだ。
🍵「っ、ごほ……」
🦈「すち!」
こさめが慌てて身体を支える。
すちは苦しそうに息を整えながら、
それでも困ったように笑った。
🍵「やっぱ屋上、きついなぁ」
🦈「当たり前じゃん!」
🍵「怒られた」
🦈「怒るし!」
半泣きで返すと、
すちはふは、と笑う。
でも次の瞬間、
その身体がふらりと揺れた。
🦈「……っ!」
こさめの心臓が凍る。
🦈「すち!?」
慌てて抱き止める。
軽い。
怖くなるくらい。
すちはこさめへ体重を預けたまま、
浅く呼吸を繰り返していた。
🍵「……だいじょぶ」
🦈「大丈夫じゃない!!」
声が震える。
まただ。
また、
消えてしまいそう。
その瞬間。
こさめの脳裏に、
端末の光が浮かぶ。
渡せば。
少しでも渡せば、
楽になるかもしれない。
手が震える。
ポケットの中の端末へ、
無意識に触れてしまう。
すると。
🍵「……こさめちゃん」
すちが弱々しく名前を呼んだ。
その声だけで、
動きが止まる。
すちは苦しそうなまま、
でもちゃんと笑った。
🍵「今、なに考えたか分かった」
🦈「……」
図星だった。
こさめは俯く。
すちはそっと、
ポケットの上からこさめの手を押さえた。
🍵「だめ」
優しい声。
でも今度は、
少しだけ強かった。
🍵「俺、こさめちゃんに残ってほしい」
こさめの喉が熱くなる。
🦈「でも……」
🍵「俺ね」
すちはゆっくり息を吸う。
🍵「生きたいよ」
その言葉に、
こさめが顔を上げる。
すちは泣きそうに笑った。
🍵「こさめちゃんと一緒に」
夜風の中。
弱々しい声なのに、
その願いだけは強く響いた。
‥あれ?おかしいな
昨日までこの話の総♡数2000だった気が‥?
なんか3000って見えるんですけど、幻覚?
え、こんななんか、下手な作品にそんなにも付けてもらっちゃって‥
私の目飛んでっちゃう‥
とにかく、ありがとうございます!!まじでありがとうございます