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そしてこんな事は考えたくはないのだけど、万が一、あの二人が鉢合わせなんかしたら・・・
考えたくもない事が次々と浮かぶ、俊哉はきっと柚彦君に暴力をふるうに決まっている
どこまでも可愛くて、誰にも愛想よくて、優しい天使のような柚彦君だけは痛い思いをさせたくない、私のように・・・
暴力と正反対の世界に生きている彼だけは、なんとか守りたいと私は思った
柚彦君はというと、ジムのお仕事が忙しいのか、ショッピングモールのお花屋さんにはあまり姿は見せなくなっていた
最近では帰りも遅く、私の家に来ても、疲れているらしく、よくベッドで寝ていた
私のベッドでポポと一緒に布団にうずくまって寝ている彼が愛しおしくてたまらない、彼の寝顔なら何時間でも見ていられる
彼は寝ていてさえ、私に癒しを与えてくれる存在だ
じっと彼の顔を見ていたら、柚彦君の片目が開いた
「・・・誰だ・・・僕の寝顔を盗み見しているのは・・・」
私はおかしくてクスクス笑った
「だって・・・あなたの寝顔がとっても可愛いんですもの、それにここは私のベッドよ 」
「ん~~~・・・バツとして僕の横に来たまえ!」
「きゃぁ!!」
ガバッと柚彦君が起き上がり、私を抱き上げごろんとベッドに倒された
私たちはしばらく笑いながらお互いをくすぐりあった
そして彼が背後から私の背中にぴったりくっつき、私たちはスプーンが二枚重なっているような体制でそのまま横になった
安心する半面体の奥で情熱がくすぶっているような・・・なんだかむずむずするような気分になる
そして柚彦君の熱いものが私のお尻にぴったりくっついている
最近の彼は私といて勃起することを、もう隠そうとはしなかった