【shp side】
目が覚める。
ベッドの横の机にはおかゆが置かれていた。
朝の7時。
普段この時間に起きることは少ないので、ある意味初めて見る光景にびっくりした。
…おかゆは食べろと言う事なのだろうか。
確かに前の食事から丁度3日目だ。
前の食事と言ってもミルクだけだったが。
「______!!!!!」
「______?」
「____!!!!!」
「______________!!!???」
外が異様にうるさい。
少し、見に行ってみようか…?
いや、でも人が多いかも…
迷いに迷った俺は外に出て見てみることにした。
【tn side】
tn「だから無理やと言うとるでしょう、お引き取りください」
sho「あ、お出口はあちらで~す」
シャオロンが相手を煽る。
いつもならやめろと言いたいところだが、今日はいいだろう。
総統「私はうちのショッピを返してくれと言っているのだが…どうやら言葉が分からないようだね、君たちは。」
そう、俺らが今話している相手はS国の総統。
W軍で今保護しているショッピくんを返せと、わざわざ総統が来た。
でも、俺らは返したくない…いや、絶対に返さない。
ut「え、だってさぁ?おたくら、ショッピくんの事すぐ暴力振るうでしょ?そんな奴らに返す必要なくね?」
ci「ほんま大先生の言う通りっすよ~次期総統だか何だか知らないけど、もうショッピくんは俺らの仲間だし?」
…自分でもびっくりしてしまう程、俺らはショッピくんを溺愛していた。
ショッピくんはそう思っていなくても、俺らはショッピくんの事を仲間だと思っている。
だからショッピくんを痛めつけた奴らは、許せない。
ショッピくんを引き渡すなんて尚更、な。
総統「いやいや、暴力だなんて何を言うんだ?私たちは何もしていない。それに何の証拠があるんだ?」
sho「いや、ショッピくんの身体見たらすぐわかるし。それに…ね、ショッピくんは俺らの事信用してくれとるから」
シャオロンが少しかまをかける。
もちろん、嘘だ。
きっとショッピくんは俺らの事は信用出来てないし、まるでショッピくんの口から聞いたみたいな感じで言っているが、何も聞いていない。
しかし、それにのってくれた。
総統「まさか、喋ったのか!!!!!」
sho「そりゃ助け求めるのは当たり前やと思うけど?」
総統「うるさい!!!さっさと返せ!!!!!」
総統は立ち上がり、部屋から出ようとする。
ci「はぁ!?おっさん、何しとうねん!!!???」
チーノと鬱が総統を止めようとする。
総統「こうなれば無理やりあいつを奪い返すのみだ!!!」
ほんま…話通じん野郎やな。
しかし、その時……
tn「え……」
コメント
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見るの遅れました😓 ショッピ君、声が気になるのはわかるが部屋から出るのだけはやめてくれ〜 サムネ?タイトル?の部分、絵に変わっていて驚きました!