テラーノベル
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みんな何かあったら必ず「臨機応変」といって物事を終わらせてしまう…
あの周りに呆れられるほどの悠斗も臨機応変という…
何かがおかしい、でま悠斗だけは僕のことをジロジロ見てくるわけではない…
何がどうなっているんだ
放課後
悠斗「おーい蒼汰ー!帰るぞー」
すごく大きな声でカバンを机の上にドンッと起きながら言った
蒼汰「先に行っててくれ、理科のノートを提出し忘れたんだ」
悠斗「えーあの先生話長いんだよなー
じゃあ先帰ってるわ」
そう言い彼は先に教室を出た
さっさとノートをら提出して僕も早く帰ろ
そう思い教室を出た
今日1日ずっと周りからの視線が痛い
驚かれているような視線もあれば監視されているような…
理科室
蒼汰「失礼します。ノートの提出をしに来ま
した。」
シーン……
あれ、居ないのかな…
??「あー、こっちだ準備室の方」
理科の先生は職員室にはいない
本人は居心地が悪いと言っていたが…
人体模型がある理科準備室には極力行きたくなかった…
蒼汰「失礼します」
??「いらっしゃ〜い、ぼくの名前…わかる
よね?」
そこにはまさにどう見ても怪しそうな実験最中の先生がいた
蒼汰「……」
??「もー白虎だよ、は・く・と」
蒼汰「そうですか…」
この先生はどうも人から認識されたい癖に授業には出たがらない不思議な人だ
白虎「なんでみんなぼくの名前を覚えてくれ
ないのかな…」
蒼汰「あのー…先生ノートを……」
白虎「ぼくの名前は??」
蒼汰「白虎先生、ノートを提出しに来まし
た」
白虎「それでよろしい」
名前を呼ぶとすごく上機嫌になることが今わかった
頭の上に音符が浮いているような、喜んでいるのが凄くわかりやすい人だ
蒼汰「では僕はこれで」
白虎「ねぇ君ちょっと待って」
蒼汰「…どうしたんですか?」
白虎「君…もしかして僕と同じどこも変わってない人?」
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