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snowman
※学生パロ
…
亮平💚「………」
翔太💙「亮平ぇ…手伝ってくれ……っ!!」
「亮平?!そいつっ!」
亮平💚「あ、翔太にぃ…大丈夫、もう息してないと思うから」
翔太💙「…何があった」
亮平💚「拍弍…がやられたから見に来た」
「そして、“稲荷様”を連れ戻しにきた…って」
翔太💙「“稲荷様”…?」
亮平💚「知らない…?」
翔太💙「おう…」
涼❤️『しょーた?何やってるの?』
『…って……なんでそいつ居るの……?(怒』
翔太💙「りょ、涼??」
涼❤️『フゥッ…フゥッ……ッッ!…やだっ…見たくないっ…怖い…怖い……ッッ!グスッ…(涙目』
翔太💙「!?涼っ!…大丈夫か」ナデナデ…
涼❤️『うぅっ……ッッ…!』
亮平💚「!涼くん待ってて!」
翔太💙「亮平?なにすんの??…って!」
そう言った亮平はどこからか“封印の箱”をとし出した。
翔太💙「亮平、それ照しか持ってないんじゃ!?」
亮平💚「…(内緒ね?)」
翔太💙「っ!…もうっ!」
亮平💚「……」
『封印様、お包みください』
亮平の言葉で天狐婆さんは封印の箱に吸い込まれた。亮平は一瞬悲しそうな顔をしたが、すぐに涼の方を向いた。
亮平💚「涼くん、もう大丈夫だよ?(微笑」
涼❤️『……?』
翔太💙「っ…涼、お前もしかして…」
“稲荷様”なのか?
涼❤️『……ぅん…グスッ…』
亮平💚「っ!?」
「じゃなんで天狐婆さんをみて怖がったの…?」
涼❤️『だ…だって……俺のこと…神様なんて思ってないもんっ…ただ俺を利用して、死んでも悠々暮らそうとしか考えてないんだもんっ!グスッ(泣』
翔太💙「…言える範囲でいい、何があったか教えてくれる?」
「大丈夫、俺は“お前の恋人”だよ…涼太だけじゃない…(耳元)」
涼❤️『っ!……あの、ね…』
照💛「ぅ゙……ん…?ここは?」ムクッ…(起
「……?翔太、亮平?涼太…?」
俺がまだ、涼太と出会う前。なんなら涼太が生まれてくる前だ、ある男に出会った。
そいつは俺を可愛がってくれて、人間にもこんな奴がいるんだって思った。
でも、そんなある日…予想もしていないことが起こった。
その日もいつも通り、そいつと遊んでいた。でも抜け出したことがバレて、天狐婆さんが連れ戻しに来た。そいつは俺を庇おうとして婆さんに刺された。
俺は無我夢中で婆さんを殴っていた。位なんて関係ない。
その時の俺は“唯一の友達”が殺されかけたことに腹が立ち、婆さんを瀕死状態にまでさせていた。
…その後、そいつに触れたが微かにしか息をしていなかった。俺は迷うことなく血を渡し、彼を復活させた…が俺の命までは助からなかった。
そこから数年…涼太が生まれた。友達の子供なんて可愛くて可愛くて仕方がないだろ…俺は死んでもそいつの身体の中で生きていた。
もちろん、涼太の中にも俺の血が回っている。
…そんなある日、たま彼に悲劇が起こった。天狐婆さんが人間を操り、涼太の母、そして…俺の友達を轢き殺した。
今度こそ俺も助けることができない。
葬式の日、涼太の熱が下がらなかった。叔母が話しかけても泣きじゃくる涼太。
無理もない…俺もつらかった。涼太の中にいるのに、何もできないから。でも…転機が訪れた。
俺の目の前に一筋の光が見てた。俺は…迷いなく手に取った。
コメント
4件
最後の涼の話だよね?続き楽しみ✨