病室に戻った。
母親「また、どこに行ってたの?」
自分「来てたんだ」
母親「例の女の子?」
自分「母さんには関係ないよ」
母親「これ置きに来ただけだから」
自分「もう帰るの?」
母親「今日は」
自分「そか」
母親「咲翔」
自分「ん?」
母親「頑張ってね」
母さんの”頑張ってね”の言葉が頭から離れなかった
医師「咲翔くん!!」
先生から聞いたら涙が止まらなくなった。
母さんは……
自宅で自殺したとの報告だった。
一気に時間の流れが止まった瞬間だった。
何でって思う事が多くて自分の母さんへの
態度も謝れなかったし気が付かなかった。
遺書が置いてあったそうだ。
警察の人に渡されたけどまだ読んでいない。。
医師「咲翔くん。」
自分「僕なら大丈夫なんで。」
明け方、僕はまたあの桜の木の下に行った。
外は晴れてるのに僕の心の中は雨だよ。
母さんがどんな気持ちで自殺してしまったのか。僕には分からない。
自分「母さん、、、、、、、、、、」
続く