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「会話」
学校系
先に言っときます、AIにプロット考えてもらって、自分好みに一緒に改造してもらいました。楽しかったです
放課後、二人で勉強会の後片付けをしていた。
その時、君が言った。
「椿君って、ほんとに優しいよね」
その言葉に、僕は何も言えず、ただ笑った。
「ごめん!消しゴム借りてもいい?」
「ノート見せて!」
「ごめん、これ、隣のクラスの…」
ただ、僕が優しくするだけのヒビが続いた。
消しゴムも貸した、ノートも見せた、用事も代わった。
友人に、「いいように使われてない?」なんて言われたりもした。でも、否定した、否定したかったから。使われてなんかないよ。
優しいは、悪いことじゃない。
とある日、君に思い切って質問した。
「僕ってさ、君にとってどんな人?」
即答された。
「安心する人」
それを聞いて、少し安心した。そうだ、それだけで…幸せなんだ。
この幸せが、続けばいいのに。
あの質問から数日が経った。
廊下を歩いてた時、たまたま聞いてしまった。
「椿くん?いい人だよ、でも…」
そこから先は聞きたくなかった。逃げたかった、でも脚が動かなかった。
「恋愛対象ではないかな」
君にとっては何気ない雑談の一言だったんだろう。
久しぶりに、君に声をかけずに場を離れた。
君が笑ってくれるだけで、
それで全部、報われると思っていた。
優しさは選ばれる理由にならない。
好きになればなるほど、
自分が薄れていった。
次の日も、俺は優しかった。
考えなくて済むから、
そうしていれば、
誰にも必要とされていなくても、
邪魔にはならないと、思った…だけ。
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