テラーノベル
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めっちゃ短いです!
今回も改行多めです…m(_ _)m
あと、今までの違和感?の意味が分かるかも…?
ちなみに、泣いてるのに嗚咽が出ないのは感情の限界で心身が疲弊、崩壊している時らしいですね。
フェンスに縋って情けなく涙を流した。
司くんの名前をたくさん呼んだ。
ふと、こんなことが頭に浮かぶ。
(司くんも…こうだったのだろうなぁ…)
こんなに泣いているのに嗚咽は出なかった。
ただただ涙が目から零れ落ちている。
絶望、苦しみ。そんなものはもう心に無かった。
本当に何も考えられなかった。
本当に、ぽっかりと穴が空いたようで。
言葉の、想いの代わりに涙が流れてるだけだった。
空を仰ぐ。もうすっかり夕暮れ。
僕は、諦めるしかないのだろうか。
今まで、絶望しても壁を作っても諦めはしなかったのになぁ。
でも、それは。
僕を動かしてきた原動力はすべて。
________司くん、君だったと。伝えられたらいいのに。
「あれ?類くん」
「ぁ、おはようございます。どうしましたか」
「いえ、いつもなら必ずこの時間は友人に会いに行く、と部屋を出るでしょう?今日はいいの?」
「…友人?いつも?」
「類くん…」
やっぱり、と小さな声が聞こえた。
部屋を出る?なんのために?僕に友人なんて居たっけ?
分からない。分からない‥
「天馬、司くん。」
「…?」
看護師さんは悲しそうな顔をした。
それから、今の状況ではなく、司くんという人との話を優しく、どこか必死そうに、してくれた。
…正直、僕は何も分からなかった。
そこで、母親が病室に入ってきた。
「あ、『お母さん』!」
「類‥」
お母さん?なんでそんなに悲しそうな顔をするの。
「覚えている?」
「…?何を?お母さんのこと?忘れてるなんてことないでしょ。ここは病院で、あと少しで退院でしょ?」
「そうね…頑張ったもんね…」
一瞬、”誰か”が離れていってしまう、言葉には表せないほどの喪失感に襲われた気がした。
待ちに待った退院。
これでショーが出来るかもしれない。
まずはショーを一緒にする友人を探したいな。
沢山のショーを見に行きたい。僕たちで…
楽しみに溢れている。
…はず、なのに。
そのまま。僕は状態は完治に近くなったので退院。
患者服から、お母さんが選んでくれた服に着替える。
病室を綺麗にして、荷物を整える。
両親といっしょに看護師さんと医者に礼を言う。
______一つ無いのだ。
”いつも”が、無いのだ。
つまり、どういうことか。
そう、司くんが。司くんとの記憶が。
最後の最後で。
__________消 え て し まっ た
コメント
9件
🫠溶けた😭😭 もうなんか(?)すごく儚い🥹 もうぼくのかみさますぎるよぉ🥹🥲
えぇぇぇぇ泣く…😭😭 なんでこんな神作が書けるのか…(もちろんあなた様が天才だから!!!!) がち最高だぬぇ…👍️👍️
ほあああああああああああああああああああああ なんか……こう…今までの話とパズルのピースが〜…カチッ!!!って!!(語彙力皆無) もう好きです(もちろんMizunaちゃん含め)どぅぁいすきだーー!!!! 類くん泣いてるとこで私も泣いた(?)