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結末の見えない物語。

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結末の見えない物語。

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2024年07月07日

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真ん中記念の類寧々連載…!!1話ごとにお話が違います!なんていうか物語のプロローグをひたすら書いていく感じです!人気があるやつはシリーズ化するつもりです!それではSTART!



荒々しく吹き荒れる戦場。どれだけ殺しても絶えない敵。

「お嬢様!!ここは危険です!逃げてください!」

「いいえ、類を置いてなんて行けないわ。わたしは類とともにここへ残る。」

「っでも!」

「いいの、わたしは類といたいの。あなたがいない世界なんてこれっぽっちも楽しくないもの。ね、だからいさせて。わたしの、最初で最後の、我儘だから、お願い、聞いて。」

「お嬢様、僕はお嬢様に死んで欲しくないです。我儘は聞きますから、だからっ、死なないでください…!」

「……うん、分かった。約束する。あなたも死なないで。ほら、守ってくれるんでしょ?行ってきて。」

「はい…!待っててくださいね」

この時、お嬢様の我儘を聞いたのがダメだった。

「お嬢様、?な、んで、お嬢様、なんでっ」

「どうして、あなたはッいつも、いつ、も」

その後血塗れになったお嬢様を御当主様の元へ運び、お嬢様は苦し紛れの御当主様の手で焼かれてしまった。

チチチチッチチチチッ

「ぅ、ぁ、もう、朝か」

重たい体を起こして、目を擦る。今日も憎いほど眩しい空に顔をしかめる。

「今日はお嬢様の命日、か。」

お嬢様が焼かれた数年後、僕は戦死した。そして、無惨にも僕はこの世界にもう一度生まれてしまった。

「お嬢様も、どこかにいるのでしょうか」

「だめだ、支度をして家を出なければ。」

時刻は既に今から出ても遅刻ギリギリと言ったところ。

「お母さん、行ってきます」

「ええ、行ってらっしゃい」

学校へ行くために街を出て、そして、いつもありもしないお嬢様の姿を探してしまう自分に反吐が出る。でも、お嬢様もきっとこの世界にいるから。そう、信じているから。今日も僕は諦めきれずに彼女を探す。

ドンッ

「っ、あ、すみませっ」

そこで息が詰まる。目の前に、いる。僕の探していた人が。そこにいる。

「お嬢様、見つけた、!」

彼女の腕をつかんでそう告げる。

「……へ、変態っ!」

「______へ?」

そう、この物語は好感度マイナス1000から始まるお嬢様とその従者の不思議なおはなし。

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