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コメント
4件

あの‥めっちゃ好きです!! 次回も楽しみに待ってます✨
とても良いです✨冬橋さんのために頑張る霧矢に心が痛むけどもっと見たいという気持ちもある、とても良い作品ありがとうございます!次も楽しみにしてます
𐙚 花見 ໒꒱· ゚
突然のターゲットの接近に激しく動揺して、頭が真っ白になった。
えっと、えっと…な、何を言うんだっけ…?
「おや緊張しているのかな。おいで、あちらで一緒に飲もう。」
何も言わなくなってしまった俺を見かねてか、俺の肩を抱いたままもともと座っていた奥のほうの席に向かった。猫なで声の低い声が気色が悪くて寒気がする。
でも、いける…これはチャンスだ。上手く喋って親しくなってみせる…!
「あ、この子と僕にお酒を。…君ここ初めてだろ?名前、何ていうの?」
「あ、えと直斗っていいます。あなたは…」
「僕は誠二。直斗くんはこういうお店よく来るの?」
「いや、友達に誘われて…、こういうとこは来たことなくて…」
「ふーん、そっか。なんかそんな感じがしたんだよね。あ、お酒来たよ。これ僕のお気に入りなんだ。」
「そうなんですか、じゃあいただきます…、んっ美味しい!すごくさっぱりしてて甘くて飲みやすいです。」
「それはよかった。直斗くんお酒の味分かるねぇ。」
「さっき飲みましたけど、ここのお酒美味しくて、びっくりしちゃいました。」
「そうなんだよ。僕もここのお酒好きなんだよね。ね、それ飲み終わったらほかの店で飲みなおそうよ。僕直斗くんのこと気にいっちゃった。」
「…!はい、ぜひ!」
よし、よし!超好感触!ほぼ何にもまだしゃべってないけど…なんかいけそうだぞ…!?
結構酔いも回ってきた気がするけど…でも大丈夫、多分まだいける。
「直斗くんは趣味とかある?」
「そうですね…ゲームとか好きですけど…」
「あ、じゃあ〇〇ってゲームやったことある?」
「あります!それめっちゃ面白いですよね。」
「これオンラインで協力プレイも出来たよね、今度一緒にやらない?」
あ…れ…?なんかくらっとする…、酔ったか?
「は、い。らりないれる…」
あれ?舌回んない?…くそ最悪、多分なんか盛られた…
強烈な眠気に襲われて目を閉じてしまった瞬間、意識は深く沈んでいった。
「…ぃ、ぉーい、起きてー」
遠くの方で声が聞こえる。誰だろう、冬橋さん?意識がふわふわとして気持ちがいい。
「…これよく効くけど強すぎるんだよなぁ」
なんの話してるのかな、何が強いの?
あたたかい水の中に包まっているようで、再び意識が離れていく、ところだった、
「い゛だっぁ゛?!!」
鋭い痛みが身体を刺し、一瞬の内に意識は現実へとかえってきた。
「あ、起きたー?おはよう」
目の前にある男の顔と見覚えのない部屋。
あ、れ?俺何してたんだっけ、この人とバーで飲んでて…?
少し動かそうとして身を捩った瞬間、さぁっと絶望に血の気が引いた。
動かせない…縛られてる…!
ぎり、と噛んだ奥歯が鳴った。くっそ、油断してた!どうしよう、どうにか抜けれるか…?
「はーい、じゃあまだちっちゃいほうのやつだけど、いれるよー」
「え?何を…、」
言い終わる間もなく、後ろの孔にもう一度痛みが襲った。いつの間にか下半身のみ服をまとっていなかった。
「いっ…」
「まだ痛いかあ。じゃあこれ使っちゃおう。」
後ろのカバンを探り、男の手に取りだした注射器が握られた。
絶対やばいやつじゃん…こいつその方向にも手出してんのかよ…!
「ちょ、と、待って!…なんで?何してるの…?」
「いや、ちゃんと拡げとかないと僕の入らないでしょ。直斗くん、ほんとかわいいね。今までいろんな男の子と遊んだけど、だんとつ僕のタイプなんだよね。
じゃあ、力抜いて、動かないでね、」
強い力で掴まれた自分の腕に注射器が近づいてくる。得体のしれない恐怖に体が震えた。
「いやっまって、やめて!」
抵抗むなしく、ただ、その液体が自分の体に入っていくのを眺めていることしかできなかった。少し冷たい感覚が気持ちが悪くて吐き気がした。
やがて、薬の効果だろうか、体が熱く心臓が苦しいほどにどくどくと拍動し始めてきた。視界がぼやぼやと不安定で力がうまく入らない。開いた口から意味も持たない母音が漏れる。
「うん、いい感じに効いてきたかな。じゃあいれるよ。」
その言葉が脳に届く前に、脳が痙攣して揺れてしまっているかのような衝撃が走った。
「んが、っあ゛?!!」
電気が体を駆け巡ったように腰が激しく痙攣し、縮こまるようにぎゅっと力が入った。余韻がいつまでも続いて、がくがくとした震えが止まらない。
「…あっ、うあ、あ」
これ、まずい、この薬…
男が動き始めると、なかが擦れるたびに逃げ出したくなるような快感に襲われた。歯を食いしばるが、口からは甘い喘ぎ声が漏れてしまう。
「っあ、あぁっんッ!あ、やっ」
「はは、気持ちよさそうだねぇ、直斗くんのナカ、めっちゃ熱いよ」
もうやだ、もうやだ!気持ち悪い、逃げたい、怖い!
脳がばちばちする、あ、意識飛びそう…
「あぁー、僕ももうイっちゃいそ、」
どくり、とお腹が熱くなる。その感触すら快感に変換されて、体をがくがくと揺らした。視界が次第に暗くなっていき、そのまま意識を手放した。
あれから、何時間たったんだろう。もうずっと、気絶と覚醒を繰り返しながら犯され続けていた。打ち付けられ続けた腰はぶっ壊れ、叫び声に喉がつぶれた。もう掠れた、声かどうかも分からない音しか出ない。
もう何回目かもわからない男の射精した感覚とともに、ずるりと引き抜かれた。
やっと、おわった…?
ひどい疲労感に腕も足ももう上がらない。背中がベットに縫い付けられてしまったかのように体が重かった。
男が周辺の後片付けをし始めた。
やった、やっとかえれる…
ひどい安堵感に力が抜けて、途端に眠気がきた。朧げな意識の中、男が自分の孔から精液をかき出しているのがわかった。
次に目を覚ますとホテルの一室のベットにいた。周りに男の姿はなく、ほっと一息ついた。スマホが光るのをみて取り上げると、いつの間に入れたのか、登録された男の連絡先からメールがきていた。
『お疲れ様、楽しかったね。また会いたいな』
読んだ途端に顔が歪んで、噛み締めた下唇から痛みが広がった。スマホを持つ手に力がこもる。メッセージを睨みつけながら、頭には冬橋さんの顔がよぎった。
『はい、僕も近いうちにまた会いたいです。今度は〇〇駅で会いませんか、行きたいところがあるんです』
一文字打つ毎に自分が溶けていくようだった。合六から話された時点で覚悟は出来てた筈だった。でもそんなものすら吹き飛んでしまう程に自分の身体が気色悪くて堪らない。
窓を開けると冷ややかな風が頬を撫でた。でも今は空気は鉛のように重くて、どうしようもなく消えてしまいたかった。
「4日後…」
4日後あいつを連れていけば終わるんだ。それまで、それまで、だけだ…
大丈夫、まだ変わってない。俺自身がまだきっと残ってる。だから大丈夫、何も起こってない、何も変わらない、大丈夫。
窓から見える空はすでに白み始めて、朝日が顔を覗かせ始めていた。
リブート最終話までに書き切るんだ…!🫠
あと1話くらい続きます!