秘密の恋

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🧡「ちょ、ふっかさんそんなイッキしたらあかんで！！」

💜「大丈夫だって 笑」

💚「なんで今日そんなに飲んでるの？」

💜「久しぶりのタコパだから酒が進む〜みたいな？」

🩷「なんだよそれ 笑」

🧡「そんでふっかさんはどんな人がタイプなん？」

💜「まだその話？ 笑」

💜「俺は愛が重い方が好きかな」

🩷「え、ふっかって束縛OKなタイプ？」

💜「うん。その方が愛されてる感じするじゃん」

💚「なんでそんな詳しいの？ 笑」

🧡「ふっかさんもしかして彼女おったん…！？」

💛「はい、クビ 笑」

💜「いねえよ 笑」

💜「佐久間より少女漫画に詳しい自信あるよ、俺」

🩷「それは絶対にない」

🧡「じゃあさっくんはどんな人がタイプ？」

🩷「まあ話すと長くなるけど…」

そう言って佐久間は数分も語り続けた。

💛「あのさあ、それってつまり全部が可愛い子ってことだよね？」

💙「詳しく話しすぎ」

🧡「ふっかさん酒飲み過ぎて潰れそうやで！！」

💙「ふっかどこにいんの？」

🧡「ん？照兄の膝の上に頭置いて寝てるで 笑」

💙（は？何してんだよこいつ）

💙「…起こした方が良くない？」

💙「タコパ始まったばっかりだし」

🧡「そうやな〜。」

💚「ふっか起きて」

💛「くすぐれば起きるんじゃね？ 笑」

💙（え…）

🩷「おｯ、いいね 笑」

みんな辰哉の体をくすぐり始めた。

💜「や…」

💜「んあっ」

💚「え…」

🩷「なんだよその声 笑」

🧡「ふっかさんエロ！！ 笑」

💜「ちょ…なに、？」

💛「ふっかなんか喘いでたよ？ 笑」

💜「はあ！？喘いでねーし、恥ず！！ 笑」

💙（あー、まじむかつく）

💙（他のやつに辰哉の可愛い声聞かれた）

💙（起こしてとは言ったけどみんなが体触るとか思わなかったし…。）

💙（てかまず何で他の男の膝の上で寝てんだよ）

💜（やばい…なんかわかんないけど翔太怒ってる）

💜（もう気をつけよ…）

それからタコパを終え、タクシーを呼び酒で潰れた３人を乗せて家に帰らせた。

💙「…あいつら片付けしないで帰ったな」

💜「まあ楽しかったし色々バレなかったし大丈夫でしょ！！」

💙「どの口が言ってんの」

💙「俺は楽しくなかった」

💙「少しもって訳では無いけど…」

💜「…ごめん、」

💙「あんなに照にベタベタして…。」

💙「てか俺以外にあんな声聞かせるとかありえないんだけど」

💜「ごめんね…。」

💙「まあいいけどね…」

💙「…辰哉、」

💜「ん、？」

💙「俺達、別れよう」

💜「えっ！？なんで…！！」

💜「もうみんなにベタベタしないから…！！」

💙「そんな理由で別れるわけないじゃん…」

💙「今日の話聞いたでしょ」

💙「俺達迷惑かけてるだけじゃなくてみんなのこと裏切ってるんだよ」

💜「…」

💜「それはそうだけどっ…。」

💙「でも裏切ってるからって付き合ってることは言っちゃダメだし」

💙「こうするしかないよ」

💜「っ…」

💙「やっぱりみんなを裏切るのは良くない。」

💜「わかった…。」

💜「……別れよう」

💙「…辰哉、大好き」

💜「そんなこと言わないで…ｯ」

💜「…荷物はまた今度取りに来るから、今日はホテルに泊まるね」

💙「今日は遅いし家にいても…」

💜「ううん、大丈夫。」

💜「じゃあ…また明日ね」

💙「っ…」

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ホテル

💜「……」

突然の別れだった。

でも、翔太が言っていることに納得してしまっている自分もいた。

俺らが付き合っていることはみんなに何のメリットもない。裏切ってるだけ。迷惑をかけてしまうだけ。

そんなのわかってた。

わかってたけど、俺はずっと翔太の傍にいたかった。

…だけど、翔太は違った……？

初めは翔太が一生分の勇気を振り絞って告白してくれたのに。

最後まで『大好き』なんてずるい。

そんなことを言われたら離れられなくなってしまう。

💜「俺も『大好き』って言えば良かったかな…」

💜「この事を相談出来る相手もいないし…」

💜「あーあ…みんなでタコパなんてするんじゃなかった」

💜「……、寝よ」

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昼

💜「ん…」

💜「あれ…今１２時４５分…？」

💜「うわぁ…、今日１時からそれスノ収録の日なのに…」

💜「もう〜っ、俺荷物ほぼ持ってねえじゃん、」

💜「まあいいか…。」

俺は支度をして向かった。

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💜「ごめん、寝坊した…」

🖤「あｯ！ふっかさん来た！！」

🧡「心配したで〜！！」

💜「ごめん…」

💚「まあでもいつも遅いし翔太とふっかいつかは遅刻すると思ったよね 笑」

💜「…なべも遅刻したの？」

💚「そうだよ」

💚「今着替えてる！！」

🤍「ふっかさんも着替えてきたら？」

💜「あ…そうだね」

💜「着替えてくる〜」

💜「翔太も遅刻、」

💙「あっ…」

💜「…翔太、」

💙「たつ……」

💜「俺も着替えてくるわ」

💙「…うん……」

翔太が何か言いかけたがそれを遮った。

💜（…少し感じ悪かったかな）

💜（まあでも今更話すことなんてないし…。）

💜（でも気まずくなるのは避けないと、。）

💜「おまたせ」

❤️「じゃあ行くか」

🩷「今日は何の企画？」

💛「３人に別れて街で自分のこと好きな人探すみたいな」

💛「最初に全員探せたチームになんかあるらしい！！」

🧡「チームの組み方はくじやで！！」

🩷「おーー、楽しみ！！！」

それからロケが始まり、チーム決めになった。

💜「じゃあくじ引いていこ！！」

💚「誰から引く？」

💜「めめから！！」

🖤「はーい」

💜「みんな引き終わるまで見ないでよ〜」

💜「特にラウ！！」

🤍「うん 笑」

🤍「…あ、僕Cチーム！！ 笑」

💛「おい見んなよ 笑」

💚「まあいつもの事だね 笑」

💜「じゃあせーので見よう！！」

💜「せーの！！」

くじの結果…

A ▶︎ 💜 💙 🧡

B ▶︎ 💛 🩷 ❤️

C ▶︎ 💚 🤍 🖤

💜（最悪…こんな時に限って…。）

🤍「やっためめとあべちゃんだ〜 笑」

💚「ふっかと翔太最近ずっと一緒じゃん 笑」

🧡「俺きまずすぎるやろ〜！！ 笑」

💜（こっちが気まずい…）

💙「…苦笑」

💜「…じゃあ早速始めよ！！」

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