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終わり行く世界に花を咲かせよう

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9 - 新しい武器と闇の会話

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2024年10月23日

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“パペット・ロッド”と戦闘し、勝利を収めた俺は村の門まで歩き出していた

フラフラだが、命に別状はないだろう


人形は綿になって散り、何もなかった様に静かになった

さっきまで起こった戦闘は夢の様に消えた


村に帰ると門番兵が心配そうに声をかけてきた


「おい‼︎大丈夫か?…随分と激しい戦闘めした様だな」


「いや..前回よりはまだマシだよ」


俺の言葉を聞き門番兵は驚いていた


「そんなわけないだろ‼︎…防具がもう壊れてるし、武器もボロボロだ」

「疲れてるんだろ?…家でゆっくり休んでこい」


俺は、自分の防具が壊れているのが分かってなかった

思っていたよりも激しかったのだろうか…武器の双爪も一部が欠けてる


そろそろ壊れるのだろう…

限界が近いと見れば直ぐ分かるレベルだ


俺は門番兵に言われ、家に帰りベットにダイブした

思っていたよりも疲れていた様で、直ぐ眠りに落ちてしまった


♦︎ ♦︎ ♦︎


次の日、俺はマイケルに会いに行った

昨日の戦闘を報告する為だ..新しい防具と武器を作ってもらわなければ


「やあ..昨日は戦闘が激しかったらしいな」

「門番兵がお前の様子を報告してきたからな」


マイケルは元気よく俺を迎え、昨日の話を話し始めた


「そういえば、新しい武器が欲しいんだけど何かないかな?」


「そういうと思って準備しているよ」


マイケルは門番兵から色々聞いていたらしく、村の周辺はそこまで危険じゃ無かったとか


「これが新しい武器、サツジンだ」


マイケルが渡してきたのは真黒の色をした刀だ

切れ味は今までの武器とは比べ物にならない様で掠った草がばっくりと切れていた


持つとすごく軽く、めちゃくちゃ手に馴染むのだ…


「その刀は相手を攻撃する度に攻撃力が上がるスキルを持つんだ」

「すごく軽いから、相手に反撃を与えずに攻撃出来るんだ..君に合う武器だと思うよ」


俺は刀(サツジン)を軽く振ると確かに振りやすい

鞘にも入れやすく、使い勝手が物凄く良い..戦闘には重要な事だ


「ありがとうマイケル..これでより戦えるよ」

「そういえば…」


俺は昨日対峙した”パペット・ロッド”について話した


♦︎ ♦︎ ♦︎


【また1人やられたか…】

【しょうがないだろう..彼奴は1v1に向いてないからな】


【あんな小物に負けるとは全く、我らに泥を塗りやがって】


3皇帝の3人は呆れた様に口を開く

四つの席のうち二つが空席になり、安泰だった勢力は少しずつ崩れている


【私が行こう…小僧はこれ以上生かすわけには行かん】


将軍が立ち上がった時、1人の皇帝が口を開く


【倒されない様に、ドラゴンも連れて行ったらどうだ?】


【いや、私は1人で勝負したいのだ..邪魔者は不要…】


重い空気が広がる中、闇の者達は会話を続けるのであった

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