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また、不気味に真っ赤に点滅していた____。
「ほんとにアレ、何なの…」
(見られてる気がしなくもないし…)
そう、戦い始めてからずっと見られている気がして正直落ち着かない。__敵かもしれないし。
何より私は一緒に戦ってくれる人がいない。そんなときに偽魔族が他の敵に命令されて動いてるなら溜まったもんじゃない。
(__…?待てよ…?偽魔族が他の敵に命令されて動いてる…?じゃぁ、あの赤く点滅してるやつって__)
偽魔族から攻撃が来て避ける…が、また掠る。
(__あれ、壊してみるか…?)
やってみる価値はあると思った私はすぐ、ハーモニカで音を出しながらカバンからナイフを出し、不気味に点滅している所へ
投げてみる。
__カキンッ
外れた。
その途端、急に激しく赤く点滅し始め、偽魔族のカラダも少しずつ歪み始めた。
__対象接近。異常確認。_ザザッ_
__アクセス遮断。データヲ保存シマス_ザザッ_保存完了_
「__え?何…_!?」
偽魔族のカラダがどんどん膨らんでいく。
__破棄__開始_
「___おわぁッ!?!?!?」
爆発音と共に、偽魔族はチリになって行き、私の体はふっとばされた。
「__うぅ…いったぁ…」
重い体を思いっきり起こして足元を見ると偽魔族についていた赤く点滅するやつが落ちていた。まだ壊れてないようだ。
「__…調べてみるかぁ…」
まだ、不気味に点滅していた____。