いつかの配信の時の白井の発言とはちの女研で旅行に行きたいという会話から繋げたこのお話。白井の発言は物語の最初の方にのっけてあるよー。一応ちょっとした短期連載?みたいな感じです!
※まちこちゃん卒業してない設定
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
💚side
これはキャメさんのマイクラの枠でクリスマスツリーを作っていた配信で、ある男がとんでもないことを言って、そこから発展した物語だ。
💙『えーでも温泉旅行行きたいまじで冬やから。ね、まちこ。』
💚「え?そ、そだよぉ〜?」
💙『まちこ、普通に大丈夫や。普通に女研で部屋とる時も大部屋1個と俺ら専用の部屋2つとるからよまちこ。』
💚「え?お前とキャサリンの部屋?」
💙『違うわ』
💚(っ///焦ったぁぁぁっ!)
そう、お察しの方もいるかもしれないが私、まちこりーたは同じ女研メンバーのしろせんせーが好きなのである。
今日も今日とて配信でのしろまち。みんなもしろまちの絡みをしている時は黙るし、かと思えば絡みが終われば死ぬほど煽られる。
せんせーも満更でもないような様子だし、これ以上期待させんなっつーの。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
❤️『っと…配信切ったよー』
💛『キャメさんおつかれーい』
🩷『ってか今日の配信のせんせーさw』
💙『は?なんやシャバ僧、喧嘩売っとんのか?』
💛『はっはははwwwwww』
💙『大体なぁーーーーーー』
🩷『ーーーーーーwww』
❤️『wwwwwwーーーー!!www』
女研は比較的仲がいい。配信や撮影の後は用事がない人は鯖に残ってこうして話しているのだ。このまま寝落ちする時もあるし、それくらい遅くまで話している時もある程だ。
💜『あ、そーいえばみんなー!』
💛『ん?どうしたじゅうはち』
💚「はいはーい!どうしたのはっちー?」
💜『来月の○日にそっちに行くよー』
💛❤️🩷『へぇぇ?俺ん家くる?(下心)』
💙『きっしょいのぉ』
💜『いや男性陣の家なんて行かないよ?』
💚「まじ!?絶対遊ぼっ!!」
💜『そうだね!それでさ!私もみんなと遊びたいし、せんせーも言ってたように、』
みんなで旅行に行かないかなと思って
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は待ちに待ったみんなとの旅行の日。
はちはこれから1週間こっちにいるらしく、みんなで話し合った結果、そのうちの3日間をみんなとの旅行にあてることにした。
はちは大阪から新幹線で来るので、待ち合わせは東京駅で、はち以外の5人でお出向かいする予定だ。
💚「あれかな…?おーい!はっちーー!」
💜「あっ!まちこーー!!!」
相変わらず可愛い見た目。綺麗に髪の毛を決め、洋服も私とは真逆でフェミニンな可愛らしいお洋服。そして何にしろ、この顔だ。自分に合ったメイクをしっかり理解してとっても可愛く仕上げている。もちろん元の顔がいいのだが。ほとんどメイクをしない私とはえらい違いだ。
💜「まちこ久しぶり〜っ!!」
💚「東京ゲームショウ以来かな?いつもディスコで話してるからそんな久しぶりって感じじゃないけど笑」
感動の再会でお互い手を握りあって戯れている。じゅうはち、相変わらず背低いな…
💜「まちこーっ!新幹線の席隣にしよーっ!」
💚「もちろん!!隣にしよー!」
💙「おいおい、まちこちゃぁん?旦那を置いてお喋りなんて、悪い子だねぇ?」
はちと楽しく話していたら、せんせーが割り込んできた。
そんなくさいセリフを言いながらせんせーは私の腰に手を回し、自分の方に引き寄せた。
顔が真っ赤なのを悟られないように顔を見られないように下を向く。せんせーから離れるためにはちの所に行こうとするもせんせーは離してくれる様子はない。
この女たらしめ!!他の女と遊んでろ!!(本当はスキンシップも嬉しいし、他の女とチョメチョメして欲しくないけど)
💜「はぁ?まちこは私のもの!」
💙「いやいや、はまちよりもしろまちの方が人気やし、ここは俺が」
💜「そんなの今関係ないもん〜まちこと1番仲良いのは私!!」
💙「そんなん18号が決めることちゃうやろ」
💜「女友達の中で1番仲良いのは私ってまちこが言ってたんだよ!!」
💛「あの、俺らのこと忘れてない?」
💜「あっ…」
💛「いやその反応が1番傷つくw」
❤️「席は無難にしろまち、ニキはち、キャメりちょにする?」
しばらくせんせーとはちが言い争っていたがキャメさんの提案ではちは渋々という感じで席が決まった。
なんだかんだ私もせんせーと隣の席を期待していたから、はちには申し訳ないが少し嬉しい。
🩷「えー?キャメさんの隣…」
💛「隣ですねぇ?18号さん…」
💜「ねぇキモイw」
そして一件落着しても、まだ解決してないことが1つ。
💚「せんせー、この体制どうにかしてよ…」
先程の腰に手を回した状態からこの体制が変わらない。普通に恥ずかしかったり、少し嬉しかったり。
💙「なにまちこちゃん照れてんの?w」
💚「はぁ?そんなわけないじゃん」
とか言いながら、自分でも分かるほど顔が赤くなっている。実際は見ていないけど。
❤️「まぁ、とにかく新幹線乗りに行こっか!」
キャメさんがそういい、みんなが歩き出す。
💚(視線が痛い…)
じゅうはちもそうだが、なんだかんだ女研は顔面偏差値が高い。彼らが顔出しをしていて女子研究大学だとバレているからなのか、それともただ単に彼ら見惚れているのかどちらかは分からないがとても視線が来る。
私、みんなとお似合いじゃないな。そんな思いを汲み取ったのか偶然なのか、せんせーの手の力が少し強くなり、より自分に私を引き寄せた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんともまずい状況になった。
💙「すーーっ、すーーっ」
説明しよう。今、せんせーは私の隣で規則正しい寝息を立てて寝ている。しかも、私の肩に自分の頭を乗せて。まぁ、よく恋愛漫画である肩ズンというやつだ。
とにかく心が持たない。けど、私のオタク本能が働きついせんせーを観察してしまう。
長いまつ毛。メッシュが入った手入れされた綺麗な髪。そして私よりも20cm近く高い身長に、シュッとした顔、手足が長い、スラッとした、とてもバランスのとれたスタイル。でも、私の肩にもたれて寝ているせんせーはいつもと違って可愛い。
しばらく観察していると、せんせーの片目がパチッと開いた。
💙「…何熱い目線送ってんのまちこちゃん。俺に惚れちゃった?笑」
💚「っえ?///せんせー起きてたの!?」
💙「そりゃあいつらから勝ち取ったまちこちゃんの隣の席を堪能しない訳なかろうか」
そういいながら片目を開けてこちらを見ているせんせーは、なんというか、あざとい。年下に揶揄われているのは少し腹が立つが好きな人なら少し嬉しいと思ってしまう。
💙「でも眠いからまちこちゃんも一緒に寝よ」
と言い、今度はせんせーが私の頭を自分の肩に乗っけた。
💚「はぁっ?///ちょっ、やめてよ!」
💙「はいはい、新幹線の中だし俺は寝るからちょっと静かにしなさい。まちこちゃん。」
そういい、自分の口元に人差し指を立て、しーっというジェスチャーをするせんせー。
しばらくすると彼は、本気で寝たのか私の頭を起こさないためなのか、私の頭の上にせんせーの頭が乗っかった。
こんなシチュエーションも悪くないなって思いながらも昨日は旅行の準備やらなんやらで遅くまで起きていたし、今日も朝は早かったわけだから眠気に耐えられるわけなく、この幸せな空間を堪能しきる前に夢の世界へと引っ張られていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1話、どうだったでしょうか!私のしろまち画録が役に立つ時が来ましたねぇ!このしろまち、私の中でトップレベルで好きなものなんですよ(^ཫ^)そして今回、意外と長くなりましたねぇ…でも、こないだの短編集よりはマシかも?短期連載なので、何話かに分ける予定です!ぜひぜひ見てくださいね!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!