こんばんは🌙*゚カンヒュ好きです!!
今回は、息抜きに露日を書いたのであげてみました!!
リクエスト!!かけました!!次の投稿であげるので、もうしばしお待ちください🙇💦
(ごめんなさい)
BL要素ありなので、苦手な方は注意⚠️です!!
それでは、どうぞ!!
明るかった空が黒にどっぷり浸かり、電灯や電飾看板の光が目立ちだす頃、私は知り合いに勧められたバーに向かっていた
普段からバーや酒場にはあまり行かないプラス、初めて行く場所な為、歩きなれない道が多い
それに、どこを見ても高層ビルや眩しいくらいのライトが光っているだけ
自分が正しい道順で歩いていけているのかさえも怪しいのだ
色々な心配が頭を行き交う中、一番心配なのは….
二日酔いだ
….私はお酒が言う程強くない
なんなら弱い
そんな私が酒豪の友達から教えてもらったバーに行っていいのかという不安が今は凄く大きい
自分では記憶にないが、私は酔うと面倒臭いらしいし、結構不安だ
そんなことを考えつつも目的地であるバーは近づいてきている
歩く足が止まらないのは、自分の体が癒しという名のアルコールを求めてしまっているからだろうか
日本「今日くらいはいっかぁ…」
夜の暗闇に染まりきった裏路地を抜け、カジノやホテルが立ち並ぶ一本道を抜けていく
すると….
日本「….ここか….」
そのバーに着いた
入口の装飾を見るだけ、店内のお洒落さが伝わってくる
こんなところに自分が入っていいのかと自問自答したくなってしまうような雰囲気に緊張感が高まる
だが….
日本「よし!」
口に溜まった唾を飲み込み、中に入ることを決心する
チリンチリン🔔( ‘-’ 🔔)
バーの入口を開け、中に入ると、ドアに着いていた鈴の音が聞こえてきた
近くのカウンター席に座り、メニュー表に載ってあるカクテルを注文する
すると、バーテンダーが器用な手つきでコップガラスを振る音が耳に聞こえてきた
かっこいいなぁ….と思いながら目を瞑り、完成を待っていると自分の席の隣で何やら騒がしい声が聞こえてきた
なんだろう….と思い、耳を済ましてみると聞き慣れた声が聞こえてきた
???「おーら!もっとウォッカもってこぉい!!」
???「やめろよ親父….!ほら….水….」
???「いんやぁ!俺はまだ行けるぞぉ!!」
話の内容だけを聞いていれば、さぞかしの豪酒なんだろうと分かるが、声と一緒に聞けば、私は相手が誰なのか分かってしまった
もしかして….
日本「ロシアさん….?」
???「ん ….?」
???「あ“ ….?」
ロシア「….!日本….」
聞きなれた低音ボイスが耳に響く
だがその声はなぜかいつもの冷静さとはかけ離れた焦りが感じとれた
ソ連「あ“ ぁ….あんたが日本クンか….!!」
ロシアの声に連なるように聞きなれぬ声が日本の耳に残る
はて….?と首を傾げているとそちらから自己紹介をしてくれた
ソ連「ン?….あぁ!初めましてだったかな?俺の名前はソ連!!こいつの親だ!」
ロシア「ちょっ….!」
ソ連は食い気味にロシアの頭を無理矢理掴み、わしゃわしゃと頭を撫で始めた
ロシア「や“ め“ ろ“ 」
自分を掴んでいるソ連の手を引き剥がそうと、ロシアは必死に抵抗しているが、その抵抗はほぼ無意味に近い
どんだけ怪力なんだ….と考えながらその様子を見ていると
ソ連さんがその視線に勘づいた様で、
スっとロシアさんを掴んでいた手を離し、私の肩に手を掛けてきた
ソ連「ン〜?どうしたんだい日本クン?ボーイフレンドを取られて嫉妬しちゃったかな?」
日本「!?…///」
酔った様子でケラケラと笑い掛けてくるソ連さんを横に、私は頬を真っ赤に染めて顔を隠してしまった
日本「へっ…///?!….ボーイフレンドなんて….そんな…///」
ソ連「へ〜」ニヤニヤ
ソ連さんがニヤニヤしながらこっちを見てくる
ソ連「流石我が息子!!……милыйな子連れてくるじゃねぇか」
日本「みうい….?なんですかそれ?」
そう言い、ソ連さんの方を振り向くと、ソ連さんが私のおでこにキスをしてきた
ソ連「チュ」
日本「…///!?….!?///….」
急なキスに驚いてしまい、さっと自分のおでこを隠す
ソ連「ハハッ!可愛い反応するもんだなぁ…!」
日本「なっ…///!?えっ!?はっ…///」
色んな感情がごっちゃになって、思った事が上手く言葉に出せない
ソ連「悪い悪い!酒に酔うと自我が保てなくなるもんでね!」
ソ連「ついついキスしちまった!」
なんですかこの人…!出会って早々キスする人って居ますか…?!
う〜ん海外の人の心情って読めないな…
ロシア「……………………………」ゴゴゴゴ
ソ連さんに茶化され、顔を赤く染めていると、後ろから禍々しい雰囲気が送り込まれてきた
背中が凍る感覚がしたと思えば、後ろからロシアさんに抱きつかれた
日本「ろ、ロシアさん……?」
ロシア「…………….」
なんだろう….雰囲気からして分かる
ロシアさん怒ってるな….
ソ連「ハハッ….!そうカッカすんじゃねぇよ….減るもんじゃないだろ?」
ロシア「……..親父はそんなだから本命の奴に好かれねぇんだよ….」
ソ連「本命….?……..そんなの覚えてねぇな…」
ロシア「とぼけんなよ。親父の本命は….」
つづく
いかがだったでしょうか!!
毎回文が長くなってしまうので、今回は分けて書いてみました!
できるだけ早めに投稿できるよう、頑張るので、その時は見ていただけると嬉しいです!
それでは!!
コメント
8件
泣いた。カンヒュ好きさんの投稿に気がつけなかった私をぶってください...文才だ...バケモンだぁぁ!!うぁぁあああ!!なんでこんなにも美しいんだ!?!
続き気になりまくりです!(?) ソ連よ…本命を忘れちゃうなんて相当酔ってますね…笑笑 あと日本の反応が可愛い過ぎます💕色々と罪深いですわ…