続きです
前回に引き続き
92名を使用しています 。
基本マシュー視点 たまにアル視点
「 ん〜 、! 美味しいね ! 」
「 良かった 。 僕の自信作だよ 」
とあるマンションの一室
そこで 僕はかつての恋人と
パンケーキを食べていた 。
先日 、 偶然に再開した僕達は
連絡先を交換して 今日 、
僕の部屋で食事をする 約束をした 。
「 なんだか 懐かしい味がするよ 」
「 変だろう? 君の作るパンケーキを
食べるのは初めてなのに 。 」
大まかな記憶は無くしていても 、
彼はやはり ア i メ i リ i カ だった頃の
片鱗が残っているようだ
「 どこか心が温まる感じがするんだ 」
「 まるでmommyが作ったみたいだね! 」
「 僕は君のmommyじゃないよ!! 」
僕がそう突っ込むと 、
彼はケラケラと笑っていた 。
その可愛い笑顔も 、何も変わらない
でも彼は 僕のことを覚えていない 。
果たしてそれは 僕が愛した
ア i メ i リ i カ と言えるの?
… いや 、今は忘れているだけだ
片鱗が残っているのなら 思い出す可能性だってある
その可能性が高いか低いかすら分からないけれど
かけてみる価値はある … よね 。
「 Thank you for the meal ! 」
「 とっても美味しかったよ! また食べたいな 」
「 mercy 、 それじゃあ僕は片付けてくるよ 」
彼の分と僕の分 。
食器を2人分持って キッチンへ足を運ぶ
皿洗いもやってしまおうと考えた矢先 、
ガタンッ !!
という 大きな音が鳴り 、
微かに小さな呻き声も聴こえてくる 。
「 ッ ア i メ i リ i カ ?! 」
手にしていた皿を放り投げ
僕はアルフレッドが居るリビングへ向かう
「 ぃ 、″ っあ …… ″ 」
リビングに着くと
頭を強く抑えながら呻く
アルフレッドの姿があった
痛い 、いたい
頭が割れるように痛む 。
痛みと同時に 、何かの記憶のような物が
流れ込んでくる 。
知っているような 、 でも 知らない記憶
その記憶の中では 緩くウェーブがかった
金髪の青年と 、少し跳ねた毛質の金髪の青年が
一緒に食事をしている光景だった 。
「 うーんっ ! やっぱり君の作る
パンケーキが地球1美味しいね ! 」
「 へへ… そうかい、? 」
「 うん! スーパーデリシャス! なんだぞっ 」
「 それは良かったよ ア i メ i リ i カ 。 」
そんな会話が頭に響く 。
声まで俺達にそっくり … だが
彼は俺の事を アルフレッド ではなく
ア i メ i リ i カ と呼んでいる
そして俺も … 彼のことは カ i ナ i ダ
そう呼んでいるようだった 。
この記憶はなんなのか 、 彼や俺は
一体どんな存在なのか 。
記憶が混濁していく中 、段々と
意識が薄れていく感覚がした
さっきまで苦しんでいた様子のアルフレッドが
急に力が抜けたように倒れ込んだ 。
体が地面につく前に 、そっと抱え込む
さっきのアルフレッドの様子は
明らかに異常だった 。
何かの衝撃に耐えるような 、
そんな苦しみ方をしていた 。
彼の事が心配だ 、
そう考えながら 僕は彼を姫抱き……は厳しいので
彼を背負い 、寝室へと運ぶ 。
本当はすぐに帰らせるつもりだったけれど
彼が目覚めるまで 、まだ時間がかかりそうだ …
また微妙な終わらせ方で申し訳ない
次で終わりです 多分
コメント
2件
めちゃくちゃ続き楽しみ〜!!!!!!!!マジで天才だよ😭👏✨️❤️ほんと大好き😭❤️❤️❤️❤️❤️