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〜宿307号室〜

ラミア「歓迎会ーーー!と称して行われる自己紹介! 」

ホノル「確かに詳しいことはお互い知らないですね。」

ラミア「じゃあ改めて自己紹介!まず私から!」

ラミア「私はラミア・ルトアレン !役職は勇者!スキルは赤で勇者の力、全ステータス1.5倍になるのと成長しやすくなるんだって。私、色々な事に興味が湧いてつい寄り道しちゃうんだよね。」

アルカ「え?ルトアレン!!?そんな偉い人が勇者!!?」

ホノル「まぁ家出少女ですけどね。」

ラミア「別にいいじゃん!次行こ次!」

ホーノ「あ、あぁ。 私はホーノ・イール、魔法使いで、スキルは黄で魔力の泉、魔力がほぼ無限で魔法効果1.5倍になるんだ。小さい頃から色々な武術をやっていて体術が得意だ!」

ホノル「さも当たり前かのように言うけど魔法使いは体術しないよ!」

ホーノ「そうなの?魔法使いは体術かと思ってた。」

ホノル「まぁ気を取り直して、私が最後ですね。私はホノル・イール、役職が戦士で、スキルが緑で闘神の右手、どんな道具、武器でも扱えて身体能力が1.5倍になる。ただ魔力がない。そしてカルナミアが暗殺者、 」

アルカ「ちょっと待って?カルナミアって何?」

ホノル「神顕式で出てこない隠れスキルのようなものですよ。話を戻すと、暗殺者は気配ゼロになる。そして種族が毒蛇モチーフの龍人だから毒も扱えて闘神の右手でトラップも扱えるから罠をしかけてそこに誘導、そして削ったあと背後から即死毒のナイフで、って感じ。魔力がないから魔力探知も引っかからない。 」

アルカ「みんなすごいなぁ。私のスキルは短睡眠、睡眠時間8分の1になる。そしてあの状況見たらわかると思うけど戦闘が出来ないんですよね。」

ラミア「魔法使えるなら後方支援とかできるんじゃない?」

アルカ「すいません、何故か魔法が絶対使えなくて、練習はしてるんですけど。」

ホーノ「魔法なら教えようか?」

アルカ「いえ、悪いですし大丈夫ですよ。」

ラミア「お腹すいたー」

ホーノ「お腹すいたー」

ホノル「もう、じゃあ作って来ますね。」

アルカ「私が作るよ!戦闘できないしこれくらいはやらせて!」

ホノル「じゃあ、よろしくお願いします。」


アルカ「お待たせー!」

ラミア「いい匂いー!」

ホーノ「なかなか美味しそうだな!」

ラミア「せーのっ!」

全員「いただきます!」

ホノル「よく合わせられましたね。」

アルカ「うちもこんな感じだったから。」

ラミア「美味しー!なんかホノルとは違う美味しさがあるね。」

ホーノ「ホノルのはさっぱりしてるけどこれは強めで美味いなぁ!」

ホノル「そんなに強くないでしょ?むしろ私よりさっぱりなくらい。食べやすいじゃん。」

アルカ「全員違う味付けで作ってあるので、お口にあったようでよかったです!」

ホノル「そんなめんどくさい事したんですか?しかもそれにしては早くないです?」

アルカ「そんなことないですよ?いつもと違うキッチンでしたし少し遅くなったくらいです。」

ホノル「これから毎日お願いできません?本音言えばめんどくさいし他に合わせて濃いめにしたの嫌ですし。」

アルカ「もちろん!これくらいでいいなら全然!」

ホーノ「ご馳走様!」

ラミア「ご馳走様!」

ホノル「もしかして量も調節した?」

アルカ「ダメでした?すいません!」

ホノル「いやダメじゃない。むしろありがたい、だってずっとおかわりしてたんだもん。2人!」

アルカ「そうなんですね!良かった。」

ホノル「ご馳走様。」

アルカ「お粗末さま。食器とか片付けとくね。」

ホノル「ありがとう。なんかどんどん有能さが見えてくるなぁ。お姉ちゃんとかとは比べられないくらいに。」

ホーノ「おい!私だって有能だろう!」

ホノル「戦闘だけね。」

ホーノ「んな!」

ラミア「はいはいおさまって。とりあえず寝る準備しよっか。」

ホノル「それもそうだね。」

ホーノ「あぁ、そうだな。」

〜朝、宿受付〜

ラミア「行くぞーーー!」

アルカ・ホーノ「おーーー!」

ホノル「ぉー。」

勇者パーティーの雑用係!!

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文才の塊くん...

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