テラーノベル
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🩷視点
運転中気が気じゃなかった、赤信号に捕まる度焦って、早く青になってくれと願う
どっかでAさんの言ってた事なんて嘘で、行ったら普通に楽しく飲んでるだけなんじゃないかという楽観的な考えと、酔わされてホテルで襲われているんじゃないかという最悪な考えで頭ん中ごちゃごちゃだ
あいつそんな酒強くないんだよ、危機感もあるようでない、いや、あまり親しくない人にはあるからどうにか逃げたりしてくれないかと祈る
駐車場に車を停めて店まで急ぐ
ここって簡単に入れるのか?駄目だったら無理矢理にでも入んねーと
受付の人が入口にいたが俺が佐野勇斗だとわかるとすんなり入る事が出来た
廊下を進んでバーの案内がある方へ走る、中へ入ると薄暗くて分かりにくいが見たことある人達がちらほら、仁人を探すけど見当たらない
カウンターにいる店員に声をかける
「あのっ、〇〇さん達来てませんか?」
聞くとたった今上の階へ上がっていったらしい
まずいまずい!
慌ててエレベーターへ走る、バーを出て突き当たりの左側を見たら丁度エレベーターの扉が閉まる瞬間だった
「仁人?」
閉まる瞬間見えた顔、絶対仁人だ!見間違うわけない
登っていく階を確認する、6階で止まった、ボタンを連打するが中々エレベーターが降りてこない
「っくそ!」
隣にある階段を駆け上がる、息が切れて苦しい
「はぁっ、はぁ、はぁ、、どこだ?どうしよ、はぁ、、どの部屋かわかんねー」
6階まで来たけど仁人達は見当たらない、どの部屋に入ったかわからない、肩で息をしながら膝に手をついて項垂れているとスマホが鳴る、画面を見ると柔太郎の文字
「もしもしっ?!どうしよう柔、部屋がっどの部屋に入ってったかわかんない!」
『6階だよ勇ちゃん!6階の610号室!急いで!』
「わかった!」
通話を切る余裕もなく走り出す
610号室の札を見つけて壁に付いてる呼び鈴を鳴らす、気が早るから扉もコンコン叩く
頼む!間に合ってくれ!
カチャリとドアが開いてAさんが言ってた通りの人が出てきた
「あれ?一体誰かと思ったら佐野君じゃん、丁度君の話を聞かされてたんだよね、入って」
ん?俺の話を聞かされてた?え?、、、ん?なんか、、、あれ?思ってたんと違う?
言われるまま部屋へ入って中を覗くと最初に見えたのは仁人らしき後ろ姿、上機嫌に一生懸命何かを話してる、めちゃくちゃ酔ってんじゃん、向こうを向いて話してるから俺に気付いてない
「あれー?佐野君だ!どうしたのー?仁人君迎えにきたの?」
もう1人の人がうんうんと仁人の話を聞いていたが俺と目が合った途端あっけらかんとした明るさで話す
「あれ?はやとだぁ、なんでぇ?」
俺を認識した途端嬉しそうに寄ってくる仁人
か、かわいいっ!は!違う!これは一体どーゆー事?!
「あの、なんか、済みません!急に来ちゃって、、、Aさんからあの、聞いて、それで、、、」
「あぁ、そーゆー事?ははっ安心して?俺らフリーの人と合意しなきゃ遊ばないから、確かにそれ目的で仁人君誘ったんだけど、聞いてた感じの子じゃなかったから、それに彼、酔ってからはずっと君の事を嬉しそうに話すし、、、そんな子に手なんて出せないよ、ここまで連れてきたのは周りの目があったからで、他意はないよ」
後ろで壁に寄りかかって腕組みをしながら話す、笑うと目尻の笑い皺が色っぽい人
この人雰囲気あってめっちゃかっこいいな
「なんかよくわかんねーけど、不安にさせちゃった?」
「あ、いえ、大丈夫っす、、、済みませんが、今日はこのまま連れて帰ってもいいですか?」
「いいよ!これ、仁人君の鞄、いやー楽しそうに話すのが可愛くてさ、つい飲ませすぎちゃった、ごめんね?」
玄関まで歩いて申し訳なさそうに片目を閉じ、両手を前に合わせて謝るこの人も男らしい見た目ながら気さくな明るさで、こりゃ男も惚れるわって感じ
お疲れ様ですと頭を下げて扉を閉める
「はぁ、、、なんかどっと疲れた、仁人?大丈夫か?」
酔いすぎて眠たいらしい、うつらうつらと俺の手を握って頷く
「あ、柔に言っとかなきゃ、仁人、こっち、歩いて」
取り敢えず仁人の手を引いて鞄も肩にかけてエレベーターに向かう
スマホを見るとまだ通話中だった
「あれ?つながってる?柔太郎?」
『勇ちゃん?お疲れ、つながったままだったからさ、何となく状況わかってるよ、無事で何より』
「ちょっと拍子抜けしちゃったよ俺」
『ははっ、そうだね』
「そっち大丈夫?」
『うん、大丈夫だよ、あれからAさんに部屋番調べてもらってさ、あとは少しお話しさせてもらって、、、舜太が大活躍だよ、あーゆー人間はさ、舜太みたいな人間に弱いんだよね、もう勇ちゃんに近づくことは無いから、安心して』
「おー、なんかよく分かんないけどすげー助かったわー、本当ありがとなぁ、取り敢えず仁人連れて帰るわ」
『気をつけてね』
「はいよー」
通話を切ってエレベーターに乗る
「仁人ー?帰るよー?自分の家帰るか?」
きらめきピーチ
7,589
あ
4,059
「んぇ?んー、、、や、はやとと、いっしょ」
なーんなんお前、もー、ちょっとぐらいいいよね?俺今日頑張ったもん
「仁人、顔上げて」
「んぇ?ぅんっ、、、ん、、、ふぁ、、っ」
顔を上げた仁人にキスをする、舌を入れるとアルコールのせいか仁人の口の中はとても熱くて止まらなくなる、が、ここはエレベーター、1階に着いた合図の音と共に唇を離す
「もっと、、、」
「え?」
「もっとしてほしい」
、、、ここって今から泊まれるんか?
は!ダメダメ!!帰る!!ソッコーで帰ろう!もう一瞬で帰る!!
「家まで待って仁ちゃん、帰ったら沢山するから」
俺がそう言うと嬉しいのかモジモジ笑ってコクンと頷いた
あー、あかん、俺の理性よ、耐えてくれ
少し早歩きで車へ向かい、家まで急ぐ、まぁ案の定というか助手席で仁人はすぐ寝ちゃったんだけど、家着いたらちょっとは酔いが覚めてるだろう
その方が良い、ちゃんと伝えたいからさ
仁人に俺の気持ち、知ってほしい
もう、我慢しなくていいよね?仁人
ーーーーーーーーーーー
家の駐車場に車を停めて仁人を起こす
「起きて仁人、家着いた、起きてー」
「んー、、、?んん、、、?あれ?勇斗?」
仁人の鞄を持って車から降りる、助手席のドアを開けてやるとぎこちなく降りる仁人
「酔い覚めた?気持ち悪く無い?」
「だ、大丈夫、、、あの」
「ほら、行くぞ」
仁人の手を取って歩き出す
「あの勇斗、なんで、、、?」
「あー、、、話すと長くなるから一旦家入ろ」
「う、ん、、、」
エントランスを進んでエレベーターに乗る
「仁人」
「ん?」
「さっきの店の事覚えてる?」
「う、、、お、覚えてない」
嘘つくの下手くそか、絶対覚えてるやろ、泥酔してたわけじゃないし、ちょっといじめてやろ
「酔っ払って俺の事嬉しそうに話してたらしいじゃん、何話してたの?」
「っだから覚えてないって」
「キスしたじゃん、エレベーター降りる前に仁人なんて言ったと思う?」
「っ、、、」
「もっとしてほ」
「あーあーあー!!着いた!着いたよ勇斗!行こう!」
繋いだままの手をグイグイと引っ張って廊下を急ぐ仁人
「ふははっ!!可愛いねぇ、仁ちゃん」
「うるさいっ黙って」
玄関の鍵を開けて中へ入る、取り敢えず仁人をソファに座らしてペットボトルの水を飲ませ、さっきあった経緯を話す
話を聞きながら仁人は百面相みたいに表情をコロコロと変えて見ていて面白かった
Aさんにキスを迫られたと話した時は泣きそうな顔をして、未遂に終わったと知った時は心底ホッとした表情の仁人
俺、なんで今まで仁人の気持ちに気づかなかったんだろう?
こんなに分かりやすいのに、お互い自分の気持ちにいっぱいいっぱいだったのかな
「はぁ、、、まさかそんな事になってたなんて、呑気に酒飲んでる場合じゃないじゃん俺」
「いや、仁人悪くないから、まぁ、〇〇さん達が良い人で良かった、悪い人達だったらお前今頃、、、」
「やめて、怖い事言わないでまじで」
「俺だってちょー怖かったんだからな、仁人に何かあったら俺、、、」
店に着く前、車を運転してた時を思い出す
「勇斗、、、」
ソファの下、地べたに座っている俺の頭を仁人が撫でる
「ありがとう勇斗、来てくれて、、、」
頭を撫でる手を握って仁人の方を向く
「俺仁人が好きだよ」
「え?」
「仁人も俺の事好きだよね?」
「え!?え?」
「俺達両思いなんだよ、知ってた?」
「し、知らない!え?!」
テンパリ過ぎだろ、アルコールまだ抜けてないんか?
空いてる手を口元に持っていき目を見開く仁人、そんな見開いたら目がこぼれ落ちそう
「、、、え、じゃあ、、、前言ってた勇斗の好きな人って、、、」
「うん、お前の事」
「えぇっ??!!」
「っうるっさ!いい加減理解しろや!」
「ご、ごめん!でもっだって!まさか俺だとは思わないから!っん」
上体を伸ばしながら仁人の手を引いて騒ぐ唇に軽くキスをした
至近距離で見つめ合う
「好きだよ仁人、仁人は?」
「っ、、、お、俺も、好きんっ、、、」
堪らず口付ける、ずっとずっと好きだった仁人と両思いになれた
嬉しい、めちゃくちゃ嬉しい
「わっ、、ちょ、勇斗っ」
腕を引っ張って俺の足を跨ぐように仁人を抱き寄せた、いつも見下ろしてる仁人の顔を見上げる、それすら新鮮で嬉しく思う、両頬を包んで引き寄せキスをする、仁人の少し厚みのある下唇を甘噛みすると薄く口が開いたから舌を入れて絡ませる、上顎をくすぐると俺の肩にある仁人の手にきゅっと力がこもる
「ぅん、、っふぅ、、あ、、っん、、っ」
握る手に反比例して仁人の体の力がぬけていく、唇を離してぎゅと抱きしめた、首元に顔を埋めると仁人の匂いがする
もっと触りたい、もっとくっついていたい
仁人の首にキスをして舌を這わせる、ビクッと体が震えて離れようとするから抱きしめている腕の力を強めて片手は後頭部を押さえる
「あっ、、、っはや、と、、んっ、、」
耳たぶを甘噛みして穴に舌を差し込む、片方の耳は手で塞いで唾液をたっぷり絡ませて嬲る、吐息が耳にかかる度仁人の体が震える
「うぁっ、、、ふ、ん、、、っま、まって、、う、、あっ、、、や、、っ」
「はぁ、、やなの?仁人」
頬やおでこ、顔中にキスをしながら問いかける
「や、じゃない、、っけど、、、恥ずかしい、、っ」
「ははっ、可愛い仁人」
「可愛くな、あっ、、!」
服の下に手を伸ばして脇腹から背中をそっと撫でる、しっとりとした仁人の肌は吸い付くようで触っているだけで気持ちが良い
あーやべ、止まんないわ
仁人の腰あたりをグッと引き寄せ自分の下半身を押し付ける
「は、勇斗っ」
「ん?」
「あた、あたってるから、、っ」
「当ててんだけど?仁人も勃ってるね」
「う、、、」
「なぁ、仁人ぉー」
ぎゅっとホールドして仁人の胸に顔をグリグリ押し付ける
「なになに?!くすぐったい!」
「もっとイチャイチャしたいんだけどいい?」
「へ?イチャイチャ、、、?う、うん?」
「よし!」
仁人を立たせて寝室へ連れて行く
「え?あの」
「はいバンザーイ」
仁人が着てるシャツとインナーを脱がせベットに押し倒す
「あ、あの!ちょっ勇斗!」
「なに?イチャイチャしていいんでしょ?」
「ちょ、ちょっと待って!俺が思ったイチャイチャじゃないかも!待って!」
「えー、ちがうの?」
「キ、キスとかのんびりな、あの、感じだと、、、」
「これどーすんの?」
仁人の下半身に俺のを押し付ける
「あちょっ、、、あの、そ、そうだよね」
「続けまーす」
「待って待って!シャワー!シャワー浴びたい!」
「お前は女子か」
「エ、エチケットでしょうが!」
「もー、わかったよ」
腕を引っ張って仁人を起こして風呂場へ向かう
「体だけ流そう、頭乾かしたりとかしてる余裕ないのよ俺」
「え?一緒に入るの?」
「そーだよ?」
後ろで何か言ってるけど無視して脱衣所に移動する、ぱぱーっと服を脱いで浴室に入る
「仁人早く」
「いや、勇斗先に、、」
「はーやーくー」
「っもう、わかったよ!」
覚悟を決めたのか下を脱いで中に入ってくる仁人
へへっ、ほんと押しに弱いよね仁人って、このまま押しまくってイチャイチャしまくろ
覚悟して、仁人
コメント
2件
初コメント失礼いたします。 時々男前でやっぱり可愛い💛さんにメロメロです! 🩷さんのセルフツッコミなど面白要素もてんこ盛りで読んでいてニヤケが止まりません😇🤍❤️💙さんも大活躍でチームらしいなぁと感服しております。 あとは🩷💛さん、どーぞどーぞです笑
💛さんよかった…!!✨🥹 思いが通じ合ってのイチャイチャタイム、最高です!✨ ありがとうございます!!😭