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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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-目覚め-

*暗い、完全に目が見えなくなったのか?

*いやうっすら見えるな*なんだこれ、岩か?

男は目が覚めたようだが、様子がおかしいことに気がついていた。

*ここは会社じゃないのか?

男は暗闇に目が慣れてきたのか、周りの様子が分かるようになってきたようだ。

*洞窟のようなところだ、何故こんなところに?

男はしばらく悩んだ結果、ある答えにたどり着いた。

*夢か、これが現実逃避ってやつだな。

*どこか知らんけどせっかくの夢なら好きに動いてみるか

そう思い、動き始めようとしたが体の違和感に気がついた。

それは子供のような感覚で、現実とはかけ離れていた。

*子供の体みたいな感じがするな。大人になる辛さから逃げたいとでも思っていたのかもな。それに背中に違和感が….気のせいか

しばらく歩き、明かりが見え始めてきた。

外は夜のようだが月の光で明るかった。

洞窟の外は森だったが、近くに川が見えた。

川に着いたので水でも飲もうと思い、川に顔を覗かせてみると水面に写った自分の体にハッとした。

*なんだこれ、体は中学生の頃の自分のようであり、背中には黒い小さな羽。

さらには額に小さな角が二本、お尻にはシッポのようなものが生えていた。

その姿はまるで悪魔のようであった。

ただし、肌の色は色白の元の色だった。

*俺は今どうなっているんだ?

すると目の前には水色の板のようなものが出現した。

{ステータス}

+名前=なし

+種族=レッサーデーモン

+称号=なし

+ユニークスキル=[改造(カスタマイズ)]

,[倉庫(ストレージ)]

+スキル=[鑑定],[闇魔法E]


なんと自分は悪魔らしい。

*俺悪魔なの?てかスキルとかユニークスキルってゲームかよ。

*鑑定はなんとなく分かるけど、闇魔法Eってなに?魔法使えんの?

すると脳内にいくつかの呪文が浮かんできた。

男のテンションが上がっていると、近くの草むらからザザッと音がした。

*もしかして魔物か?よし、スキルの実験体にしてやる

そのときの男の目は輝いていた。

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