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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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お昼休みに

3Fの第三会議室を見つけたのは

我ながら良くできたと思うの




対人関係が苦手なあたしは

この会議室を見つけてから


よく一人でここでランチするの





10人掛けほどの

会議テーブルが置かれている質素な

この部屋は今は誰も使っていなかった






「いっただきまぁ~す」







お弁当を広げて

一人ランチタイム





寂しそうだけど

これがめっきりあたしの至福の





「ん~~~卵焼きおいしい~

我ながら上出来♪ 」





朝早く起きて

作ったかいがあった♪





すると

会議テーブルの向かいから

突然両手がにょきっと生えた








「キャァ!! 誰?? 」











なんで?

誰もいないと思ったのに










「ん~~~~・・・・

それはこっちのセリフ・・

誰だよ 気持ちよく寝てたのに 」










会議テーブル向こうから

黒田課長がムクッと起き上がった









「かっ・・・課長!! 」




「・・・水沢さん?

何で いるの? 」










なんでって・・・・

そんなのこっちが聞きたい・・・(>_<)











課長は頭をポリポリかいた



ふ~・・

「ここなら誰もいないと思ったのに・・ 」






課長は少し寝ぼけてた

なんか可愛い・・・







「・・・ずいぶん・・

お疲れのようですね 」





「ん・・・ここんところずっと

大きなイベントに入ってたからな・・

なんか・・・良い匂い・・・」



課長はあたしのお弁当をじっと見た



「あ・・・あの・・・

少しつまみませんか?」


「わるいよ」




そう言いながらも

課長の目はあたしのお弁当に釘付けだ



「さっき温めたばかりなんで

まだ手を付けていませんからどうぞ!」



あたしはお弁当を課長に渡した



「これ・・・水沢さんが作ったの?」


「はい!お料理好きなんです」



「へぇ~・・・・

それじゃ遠慮なく」




パクッと課長はあたしが作った

卵焼きを口に放りこんだ



「おおっ!上手い!」




途端に課長の瞳がキラキラした




くすっ・・・

ああ・・かわいい・・・


「課長!平野紫耀君に

似てるって言われません?」



「誰だよそれ!」



クスクス・・・・

「ジャニーズですよぉ~・・・」




「知らん!芸能人には興味ない」





そういいながらもどんどん

お弁当を食べる課長がとても愛しかった


平野〇耀似の課長と不倫して嫁に訴えられて慰謝料300万←今ここ

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