〈 余 命 女 子 の 初 恋 〉
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第1話
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窓の隙間から聞こえる鳥の声は新学年になった私たちのことを応援しているように聞こえた。
余計死にたくなくなっちゃうじゃん。
わかってるんだよ!わかってるんだけど……
実)現実回避できたらなぁ…
碧)実琴……?いまなんて、
実)え?!なんでもないよ!?
碧)そっか
何でもよくない。
むしろ言ったほうがいいのではないか?
そう思っても口が言うことを聞かない。
ほんっと、私ってダメ人間だな。特技もないし、勉強もできないし、病気あるし。
悪い所しかない。
逆にいい所なんかあるだろうか。
このネガティブ思考も何とかなったらいいんだけど……ダメなところ多すぎて治んないか。
碧斗side
実琴の顔が、何か悲しそう。
同じクラスになったのは初めて。その時から何か隠していそうだなとは思っていたけど。
でも、最近僕自身の様子もおかしい気がする。ずっと目で実琴のこと追ってる。
よくドラマとかである一目惚れってこれのことかな….?
碧)あ、じゃあそろそろ帰るね
実)うん。また明日 ニコ
噓笑いなんかしないでってば……。
碧)なんか隠してるなら言えよ。
実琴side
ん?今碧斗君なんか言った?
まあ、気のせいか。うん。
実)そろそろ私も帰らないと
誰もいない音楽室にさようならと言って私は音楽室を出た。
コメント
17件
なんか…ちょっと切ない(?)
碧斗くんイケメンやろうなあ… 実琴ちゃん美人やろなあ… (は?なに考えてんねん笑)
音楽室!ばーいばーい!(?)