⚠️太中(まだ出会ってない)
キャラ崩壊あるかも
太宰ホスト
———-START———-
「」太宰
『』中也
() モブ
【ようこそ、ホストクラブへ!!】
このホストクラブはこの一声から始まる。
(太宰様、4番の卓をお願いします!太宰様の指名らしくて…)
「えぇ、私かい?」
(お願いしますね!!)
「あ、ちょっとー…はぁ、仕事するかぁ…」
「こんばんは、ご指名ありがとうございます」
(あ、だ、太宰様っ!!)
「お名前聞いても? 」
(あ、奈緒です!!)
「奈緒、いい名前ですね 」
(ありがとうございます!)
(あの、タメ口でも…?)
「あぁ、全然いいですよ ニコッ」
(あ、ありがとう、あの、太宰様もタメ口で…)
「おや、いいのかい?ありがとう」
(いえいえ!!)
「奈緒さんは…反応が可愛らしいね♡」
(え!?ほ、本当…?)
「うん、本当だよ」
(な、なんか照れますね…///ホスト初めてだけど、太宰様を指名して良かったです…!)
「ふふっ、そう言って貰えて嬉しいよ」
【2番卓からボランジェ入りましたーー!】
「{2番卓…敦くんのところかな}」
(あ、ホストってシャンパンとか開けるんだよね!私、お金もってるから開よう!)
「ふふっ、そう?」
(どれがいいでかな…)
「…私は、奈緒さんと飲めれば何でもいいよ。楽しませてくれそうだしね、♡」
(ッ、さすが太宰様…照れる、///)
「ふふっ♡」
チョロいなぁ…ちょっと調子のいい事言っただけでこれだもんね、笑
まぁ、女の子はそういう生き物か…♡
太宰の腹黒い笑みは誰も見ることはなかった。
(じゃあ、ドンペリ開けましょう!!)
「初回からドンペリ開けてくれるのかい?」
(ふふ、太宰様のために発散したくて!!)
「ふふっ、奈緒さんは可愛いね…♡」
(もぉ、太宰様調子のいい事ばっかりですね!!嬉しいけど!!///)
「ふふっ、本当の事だよ。こんなに女性に可愛いと思ったのは初めてだ、♡ 」
(え、…///)
「ふふっ♡」
ホストの鉄則、1つ目
それは、「〇〇だけだ」と言って特別感を出すこと。
「…女の子は〈特別〉が大好きな生き物だからね♡ボソッ」
(?何か言った?)
「いいや?何も」
【4番卓からドンペリ入りましたーーー!】
(マジか、流石太宰様。)
(俺らじゃ勝てねーよなー。)
(当たり前だろ、太宰様はこのホストクラブのNo.1なんだから。)
(てか、初回でドンペリは太客すぎだろ笑)
「奈緒さん 、シャンパン入れるからグラス貸してくれるかい?」
(あ、はい!)
「はい、どうぞ」
(ありがとう、太宰様!)
「それじゃあ、乾杯しようか」
カンッ
グラスとグラスがぶつかる音が異様に響いたように感じた
「今日はありがとう、奈緒さん♡」
(こちらこそ!!また指名しますね!)
「ふふっ、待ってるよ。今日はアフター行けなくてごめんね」
(いえ!太宰様が忙しいのは知ってるから!!でもまた今度は行ってもらうからね!!)
「えぇ、もちろん♡」
(お疲れ様です、太宰さん)
「やぁ、敦くん!今日のボランジェはびっくりしたよー」
(いつも指名してくれる芥川さんがボランジェ入れてくれたんです!)
「あぁ、敦くんの常連客ね」
(はい!でも…そろそろ告白してくれてもいいのに…)
「おや、芥川さんのことが好きなのかい?」
(…すき、なんだと思います///)
「…へぇ!頑張ってね!!」
(はい…頑張ります…)
「では、お先に!」
カツカツカツッ
「…ホストは人を信じたらダメだよ、敦くん。ましてや恋なんて…裏切られるだけなのだよ。」
ドンッ!!
「あ、すまないね。大丈…」
『いってぇ…』
ドクッドクッドクッ
鼓動が…一瞬で早くなる…。
『すまねぇな、大丈夫か?』
「ッッ、///」
ダメだ…
ホストは人を信じたらダメだ…
ましてや恋なんて……!!
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