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コメント
2件
お………親身な先生だ…。相談してね!?味方は沢山いるからね
うん… アルちゃんはよく頑張っている!!何時でも相談してくれな!☺
※ノンフィクション
9月3日に俺に起こった出来事
なんでもいい人だけどうぞ
ワンクッション
Side_□*2%+7¿
学業が一通り終わり 昼食の準備を進めていた傍らに俺は本を読みながら暇をつぶしていた
いつも通りに昼休みを過ごせるって そう思ってた
その時、担任のY先生から声をかけられた
Y先生「□~?今日放課後空いてる?」
□「放課後ですか?」
Y先生「そう、放課後ちょっと”腕の傷”ことで聞きたい事があってさ…先生心配やねん」
□「あ~…なるほど…」
生憎自分の周りには人は居らず 会話は聞かれていなかった事が幸運だった
半袖で馬鹿なふりをした自分でも 隠せておけるのならば隠したい
□「部活…どうしよかな」
□「…部活前ですか?後ですか?」
Y先生「前に来てほしいかな」
□「あ~了解です、Rに部活遅れるって話しときますわ」
Y先生「ok!じゃあ放課後別の部屋で話すから残っといてね」
□「…、はぁ~い」
こんな事例は生きている限りの時間の中で振り返っても初めての出来事だ サイアクな目に遭うのだけは勘弁したい
□「…考えててもしゃ~ないわな、…。」
少量の不安と空腹を抱えながら 余計なことを考えないように 再び ページをめくり始めた
食後に伝えたさっきの出来事 iにもRにも理由は濁して伝えなかった 引かれるのだけは嫌だった だからまた嘘をついてその場を繋げた
昼休み 生きた心地がしなかった 先生に呼び出しされたことがバレたみたいだ 理由が伝わってなかったのが不幸中の幸いだとでも言うのだろうか?
バレーのラリーを繋げて、会話を繋げて そうして無理やり腕を動かして また開いた傷口は無視して不安を押し潰してして昼休みは楽しんだ
□「…あっつ、…”。生きた心地せんわ…ホント、クーラーは神やでぇ…」
i「次国語か…」
□「はよ準備せぇ~よぉ~…」
i「この机の上の何処かに埋まってるはず」
□「机の上すら汚くできるとかもはや才能やな。」
i「ははッwあんま褒めんなよ殺すぞ」中指立
□「褒めてないわ掃除しろやカス」
いつも通り内容がスカスカな会話を交わし 次の授業の準備へと移った
6時間目の家庭科は担任の先生の授業で その日は前回の続きの裁縫だった
玉結びや玉止めは難しい物だ だが並縫いくらい自分にだってできる。
残り20分の時間を残して裁縫を終わらせた
褒めてもらいながらハイタッチした嬉しい出来事は今でも忘れることはないだろう
約束の時間 職員室から玄関ホール横にある1室の部屋 そう、そこは相談室と言う部屋だった ソファーが対面で置かれており、ガラスの 机が真ん中に置かれていて 他にはクーラーと窓くらいしかない部屋…
Y先生「マジでこの部屋靴どこに置いたらいいか分からんのよな…」
□「マジだ…」
取り敢えずそれっぽい場所に靴を置き 自分達はそれぞれ向かい合う形でソファーに 腰を下ろした
□「え~っと、何話すんでしたっけ」
Y先生「まずは腕のことやね~…どんな時に、こぉ…やっちゃうの?」
□「そぉっすねぇ…」
精神科に行ったのは中学1年生 でも今は祖父のせいで止められている 初めて行ったあの時のように 舌打ちされないだろうか? 少し回答を遠回りさせながら 本当のことを混ぜて喋ろうと思った
□「暇な時とか…勉強で苛ついた時とか…、う~ん…」
Y先生「うんうん…」メモ
□「あとは、まぁ~…深夜とか、…本当に何も考えてない時…とか?」
Y先生「なるほどね~、何でやってるの?」
□「ん~…」汗
□「シャーペンとか…、その…え~っと…万年筆の先とか…、あとは………、まぁ、カッターとか……」汗
Y先生「そっかぁ~なるほど…」
Y先生「夏休み前に寝ても眠いって行ってたけど病院は行った?」
□「いや、祖父が必要ないからって止められてて…」
Y先生「行けてない?」
□「行けてないですね」
Y先生「平日の寝る時間と土日の寝る時間は?」
□「…ホントバラバラっすね、めっちゃ早く寝る時もあれば遅すぎる時もあるしオールして学校に行くこともあるし」
Y先生「オールッッッ!?!?」
□「オールっすね」
Y先生「ちゃんと寝てきてぇ…」必死
□「生活習慣って恐ろしいから…」遠い目
Y先生「先生がいつも寝る時にする一瞬で寝れる技教えたるわッ!」シュバッ
Y先生「横になって、もう目を瞑る。絶対何もせぇへんのと何も考えへんといて 」
Y先生「そしてらいつか寝れるから!☆」
□「誘惑に負けてスマホ触ったらアカンやつや…w」
Y先生「アカンで!耐えや?w」
Y先生「次家族のこと聞いてもいい?」
□「家族ですか?」
Y先生「いつもお家ではどんなふうに過ごしてる?」
□「祖父祖母の家がまぁまぁ近くて…そのせいでお母さんが祖父に宗教に引き込まれちゃって…、」
□「最近はまぁ…落ち着いてきたんですけど…それでも祖父が俺達の家に横槍を入れてくるからあんまり安心出来なくって…」
言えない、口が裂けてもお母さんをBL本で 引き戻して落ち着かせただなんて死んでも 言えない。
□「…もともとは遠かったんですよ、家。なのに引っ越してきて…祖母は優しいから良いんですけど…祖父は癇癪とか、昭和思想が凄くて…手がつけられなくて…」
□「食卓でたまに会うたびに…将来の夢とか、高校の話とか…この先どうするのか…みたいな話ばっかで…」
□「無理だな~って、もう。プレッシャーと言うかなんというか…」
□「俺の家族は4人だけやのに”…。」
Y先生「そっか…、」メモ
□「…将来の夢とか生きる意味とか、分かんないですもん、自分」
□「なんで今生活のサイクル回してここにいるかすらも分からないし、…。」
□「正直もうええかなって」
Y先生「…、っ”………。」
□「…俺、記憶力悪いんですよ 」微笑
Y先生「記憶力…?」メモ
□「最近、プリントに名前書いたりしてると字ぃ分からんくなってきてて…」微笑
□「家の道も…1人じゃ危ういし…。」
□「クラスメイトの名前だって、関わりのない人は1ミリも分からへん。」
Y先生「私の名前は?」(´・ω・`)
□「Y,M先生」
Y先生「良かったちゃんとフルネームだッ!」
□「担任の先生はギリかなぁ~」
Y先生「他の教科の先生は?」
□「覚えてる先生とそうじゃない先生が大半ですかね」
Y先生「なるほど…」メモ
Y先生「友達って誰がおる?」
□「部活ならRと…後輩のYちゃんと…」
□「普段遊びに行ったりLINEしたりしてる仲なら…iとかMとかSとか…あと主…くらい?」
Y先生「まって主?なんか凄いカッコいい名前出てきたけど」
□「あだ名っすね本名はAです」ニコッ
Y先生「wow」
□「あと教室ならKさんとかYさんとか…」
Y先生「その中でさ、自分の本心を話せる人は居る?…iと仲ええやん」
□「まぁ…そぉですねぇ~…iには、…はい、話せますかね……」
Y先生「他は?」
□「…、まぁ…」
□「…普段本当のことを話してるかすら怪しいしなぁ…」
Y先生「え、今話してきたことは?」
□「半分は本当」
Y先生「おっと推理ゲームが始まりそうだぞ」
□「嘘の中に本当を紛れ込ませると案外バレないもんですよ」
Y先生「悪いことには使わないでね」
□「は~い」
Y先生「…腕のことは両親には伝わってる?」
□「いえ…まぁ、分かってないんじゃないですか?普段隠しながら行動してますし…半袖ですけど。全部分かってるのは妹くらい…?」
Y先生「じゃあ取り敢えずこのことは言わないほうがええね」
それから妹の事や、夏休みの事 京都に行った事やカラオケのこと 恋バナしたり、友達と普段何してるかを 話したりして…
Y先生「まって最終下校のチャイムなってもうた…ッw」
□「2時間半ぶっとぉしで話してたってマジですか???」
本当である。
Y先生「まぁまた話したかったらいつでも先生にいい?スクールカウンセラーも行けるし」
□「はぁ~いありがとうございます」
自分の事に親身になってくれて 普段言えないことを聞いてくれて 結構楽しかったし、嬉しかった 何より、信用しても大丈夫なのかなって だからこの恋心が尽きてなくなってしまう その時までは頑張ろうと思った
Fin,ここまで見てくれてありがとう。🖊️