海藤『あ…ど、どうも…』
琴音『あ…はい。海藤さんですよね。』
海藤『そ、そうです…初めまして…』
琴音『(この人より水野さんの方が副キャプテン向いてない?)』
海藤『えっと…そうですよね、水野の方が向いてますよね…』
琴音『え……声に出てました…?』
海藤『いや…よくそう思われるので…』
琴音『まぁ…はい。正直思いました。』
海藤『ですよねぇ…………⤵︎ 』
琴音『……(この人、誰かに似てる……)』
※旭さんだと思います。
愛『あーー!』
海藤『ひゃい?!』
愛『ちょっと海藤先輩!琴音ちゃんいじめてたの?!』
海藤『ち、違うよ??』
琴音『はい。いじめられてません。』
愛『あら、そう?ならいいわ!』
愛『というか!そろそろ練習始めるわよ!』
琴音『あ……そうでしたね。急いでいきます。』
愛『あ、行ってらっしゃい!』
愛『……まさか、海藤先輩琴音ちゃんに惚れたんじゃ……』
海藤『ち、違うよ?!』
琴音『えーっと……この道をひだり……』
琴音『あれ、みぎだっけ……』
琴音『……やばい。完全に迷った。』
琴音『カレーの材料買いに来ただけなのに……』
琴音『スマホで助けを求めるか……』
〜LINE〜
琴音『道に迷った。たすけてください。』
侑『大丈夫かぁぁぁあ!!!』
琴音『大丈夫じゃないから助け求めてるんだけど。』
角名『周りになんか建物ある?』
琴音『普通の住宅街って感じ。車通りもある程度あるし。』
角名『わかった。炭ヶ丘の人達に言ってくる。』
琴音『頼んだ。』
愛『ぇぇぇぇ!?!?!?』
愛『琴音ちゃん迷子になったの!?!?』
愛『やっぱり任せるべきじゃなかった……私が行くべきだったんだ、迷子になったら探すの大変だよ?それに琴音ちゃんか弱くて可愛いから絶対変な人に絡まれる……』
宮坂『ごめん。愛はこんな感じだからほっといて。』
角名『あ……はい。』
愛『何よ!私が探してくるわ!』
宮坂『は?』
宮坂『いや、ちょっと待て、』
角名『行っちゃいましたね。』
宮坂『行ってもうたな……』
宮坂『俺も探してくる。愛は意外と方向音痴だから……』
角名『あ、俺も探します。』
宮坂『ほんとか?助かる。』
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迷子になった琴音ちゃん。
そいじゃ!