目の前で失恋するskng書きたくて…
注意
srng
kntに取られるぞ(壮絶なネタバレ)
殺人衝動?みたいなのが
nmmn
激重感情
色々許せる方のみ
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📄視点
“ランドリーに集合”
と、kntから連絡が入った。
「んー、どうしたんでしょうね…」
彼から連絡が来るなんて珍しく、少し不安を抱えながらも、家を出る支度を始める。
セラ夫が好きな色で軽くメイクをする。彼が好きな匂いの香水も。服装は…、私服でいいか、と彼の色の赤が少し入った服を着る。
「よし、」
メイクもできたし、服装もバッチリ。荷物もちゃんと確認をした。
行ってきます、と彼とのツーショット写真に言えば家を出た。
[…セラフ!付き合ってください!]
…は?ランドリーに着き、雑談をみんなでしていると、突然奏斗がセラ夫に告白をした。
こんな展開あるわけない、と頭に暗示をかける。
こんなわけない、セラ夫の隣は私だけ。私しか似合わない。他の人間は居ることなんて以ての外。
『俺でよければ…』
…、何故。なんで告白風景を見せられないといけないんだ。あと何故断らなかった。なんで承諾をした。
なんで、なんで、と頭に浮かぶのは問いかけだけ。
もしかしたらドッキリかもしれない、もしかしたらたらいもこんなドッキリを食らったのかもしれない。
そんなことは無い、と大好きな人の瞳を見れば一目瞭然だった。本当の本物の告白。それを”セラフ・ダズルガーデン”は承諾した。
もう、”セラ夫”と呼べない。自分が許せない。もう彼奴は彼と恋人だ。認めたくない、許したくない、許せない。
私の彼の関係は友達、仲間。ただそれだけ。
ただの同僚。ただの仕事仲間。ただ話すだけの人。
「ぉ、おめでとうございます…!」
[アキラありがと〜!]
許せなかった。彼と自分に。
人が苦しんで悶えているのに、微笑んで見つめてくるその瞳。抉りとって潰したい。そんな黄色い瞳はもう見たくない。永遠に。
私が先に告白していたら、もしかしたら私のものになっていたかもしれない。彼奴にいい所なんてない。きっとそうだ。ただ場の盛り上げ係。
そんな彼より私の方がいい所は多いはずだ。心の底から彼を愛している。いつでも守れるように依頼は絶対に2人で対応しているし、躓いて彼が転けそうになってもしっかり守る。
彼奴はそんな気遣いできるはずがない。きっと…。
仲間の事を彼奴だとか言ってはいけないと、頭ではわかっている。でも頭は分かっていない。
…彼奴を脅して、最悪殺してしまえば彼は私のものになるのだろうか。
もし、殺したとしよう。本当に好きだったとしよう。死んだ悲しみに暮れている弱くて脆い心を、私色に染め上げることが出来れば、彼はずっと近くにいれくれるのだろうか。
弱くて脆くて美しくて儚い。そんな心を支配することが出来れば、永遠に従ってくれるのだろうか。
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