この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
岩本→「」
目黒→『』
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岩本side
俺の上で動く彼は、目にハートが浮かんでいるのが見えてきそうなほど恍惚としている。小さな矯声を漏らしつつ夢中で動くこの姿は絶景と言えるのかもしれない
『ぁは、きもちぃんだ?♡』
「…ッそ、りゃ、気持ち良くないわけな…ぃで、しょ」
初めの頃は俺が動くか彼の腰を動かして…って感じだったはずが今はもう完全に主導権が彼に渡ってしまうほど上手くなった。自分だってぎゅう〃締め付けて善がっているくせに、此方が少しでも感じているような言動をすればにやにやと煽ってくる。不規則な上下運動に加えて意識的な弱い締め付けと無意識的な強い締め付けのせいで勝手に出る声を抑えられないまま、ただ快楽を享受する。タチとかネコとかの話してたけどこれ結局どっちがどっちなんだろうなぁ…
『…ッ…ん、ゃ…やば、これ、きもち…かも、』
「っは、いいとこ見つけた、?」
突然動きが止まると共に聞こえてきた呟きが可愛くて目を細める。彼の震える身体と声を楽しみつつ自身が入っているであろう箇所をそっと撫でてながら甘く囁くように彼の思考をも溶かしていく
「きもちーね、ここもっと刺激欲しいんじゃない?」
『……欲しい、岩本くん動いてよ』
「もうちょっと頑張れない?」
『ぇー…』
不満げな声を漏らしながらも自身の腹に手をついてゆるゆると律動を再開する。彼自身の善い場所に当たっているからか先程よりも動きの幅がかなり狭い。数分一人で奮闘していたものの、流石に一人では限界があるようで若干悔しそうな顔をしながら此方を見詰めてきた
『ねぇ…も、無理…ぃ、疲れた』
「何、まだどっちもイってないのに終わり?」
『…これ以上動けないんだって、』
「んーそっか、じゃあもう仕方ないね。一旦抜く?」
『え、…やってくんないの?』
「しんどいでしょ」
『…照くん動いてよ、』
強請るなんて珍しい、岩本くん呼びじゃなくなってるし。バカ長い寸止めくらってるようなもんだから相当我慢してるんだろうなぁ、と思いつつもやっと回ってきた主導権を手放したくはない
「だーめ、ほら腰上げて」
ぶつぶつと文句をいい続ける彼を適当に宥めながら自身のものを抜いていく彼をぼんやり見詰める。そろそろ先端が見えるかという頃に彼の腰を掴んで突き上げると突然の刺激に耐えきれなかったのか、彼の先端から溢れた白濁が腹部を汚した
『…ッ~~~!??ひッ、?な、あ…っ急に、なん…ッ…』
「なぁに、欲しかったんでしょ?」
自身の意地の悪い笑みにも彼は気が付かないほど快楽に溺れているようで。いや、ひょっとしたら視界が弾けてしまって此方の姿が見えていないのかもしれない。さっきまでと逆転した状況と普段の彼からは想像できないような甘い声に優越感を感じながら彼の腰を最初と同じくらいの場所まで引き戻す
『ま…って、♡ッん…辞めるんじゃ、なか…っ』
「んー気が変わったから?」
『気が変わった…って、ぇ、ぁ♡ちょ、待ってもう奥…っ入んないって、』
「ほらほら頑張れ♡」
ぐりぐりと圧をかける度に何か言葉を溢す唇を指でなぞると、どこの何かわからない体液が指先を濡らした
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翌朝声をかけると、彼はベッドの上でげっそりしていた。久々に複数回致した上に最後らへんは俺がやりたい放題してたからかなぁ
『くそ……いってぇ…』
「ごめん、腰いかれた?」
『いかれた、腹は大丈夫だけど腰がやばい』
「じゃあ今日は俺がどこまでも運ぶわ」
『あざす、じゃあとりあえず朝ごはん…の前に顔洗いたいな』
「ん、じゃあまず洗面所…」
『あ、その前にトイレ…』
「トイレ行きゃいいの?」
『あ、でもモコちゃん…』
「待って結局最初にどこ行けばいいの?笑」
『…え、服着てねえじゃん。そのとっ散らかってるやつ拾って……やっぱクローゼットで』
「あー…待ってて、新しい服取ってくる」
『…あ、』
「ん?」
『…え…っと、…出てきた』
冷や汗をかきながらそろりと差し出してきた彼の手には少量の白濁が。無言で戻って再びベッドインした
コメント
9件
頼むからもっとやって欲しい💛🖤
あの もし良かったらですけど…この後の少しでも良いので続きが見たいです もし良かったらですので!次の話を楽しみにしています!
予想します‼️ めめいわだ!(いわこじ?らうこじ?)笑