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1 - 「楽屋でこっそり…」💛💜

♥

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2025年03月23日

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「……誰もいないな」


静まり返った楽屋の扉を閉めながら、周囲を見回した。

メンバーはもう移動したのか、スタッフの気配もない。


——無人の楽屋。


そんな中、ソファにぐったりと座り込んでいる男がひとり。


「あれ、ふっか残ってたの?」

「んー……ちょっと疲れすぎて動けないから」


ふっかが首をぐるりと回して、背もたれに体を預ける。


シャツの襟元が緩み、覗く鎖骨。

頬には少し赤みが差し、唇が薄く開いたまま呼吸を繰り返している。


——やばい。


収録中もちらちらとふっかの事を目で追ってしまっていたのに、こんな無防備な姿を目の前にしたら、理性なんて持つわけがない。


「……疲れたなら、マッサージしてやろうか?」

「え? まじで? してくれるならお願いしたいわ」


俺はゆっくりとふっかの背後に回った。


「じゃあ、動くなよ」


囁いた瞬間、ふっと鼻先にふっかの香りが漂う。


収録中の汗と、うっすら残る柔軟剤の香り。


……駄目だ、我慢できるわけがない。


気づけば、ふっかの首筋にそっと唇を落としていた。


「……っ!? え、照何して——」


驚くふっかの声を無視して、今度は耳元にキスを落とす。


ピクッと肩が跳ね、途端に体が硬直する。


「……楽屋って、意外と声が響くんだよな」


低く囁くと、ふっかの顔が真っ赤になった。


「ひ、ひかる!? 待てって!」

「やだ」


拒む言葉を軽くいなして、ふっかの肩を掴み、ゆっくりとソファに押し倒す。


「な、なんでここで……っ!」

「我慢できなくなったの、ふっかのせいだから」


微笑みながら、ふっかの顎を持ち上げる。


「……っん」


ゆっくりと唇を重ねた。

最初は軽く、触れるだけ。

けれど、すぐに熱を帯びたキスに変わる。


「……っ、ひかる、待っ……」


そう言いかけた唇を塞ぐように、さらに深く口づける。


甘く、じっくりと、貪るように。


「ん、っ……」

ふっかが息を詰まらせる。

それでも、逃がさないように後頭部を支え、舌を絡めるように口内を探る。


「っ、ん……ひかる、ほんと……やば……っ」


小さく震える体を抱きしめると、ふっかの指が俺のシャツをぎゅっと掴む。


「……ふっか、可愛い、笑」

「う、うるせぇ……」


耳まで赤くして睨んでくるけど、その表情すら愛おしい。


首筋に唇を這わせながら、ふっかのズボンに手を入れる。


「、っん、待っ、ここではやばいって、っ」

「大丈夫だから」


ふっかが下唇を噛みながら、快感に耐える。


「そんなに唇噛んだら、血出るよ」

「だっ…て、あっ、ひっ」


いつもとは違う環境でしてるからか、羞恥心で半泣きになってるふっかがすごく愛らしい。


「や、はっ、はぁ、う…っ、ぁん」

「やばい?」

「やばぃっ、でるっ、から」

「いいよ」

「っぅ、あっ…~~~っ」



それからというものふっかが楽屋に行く度に、その日のことを思い出して、頬を染めていたのは別の話…

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