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こんにちはこんばんわ🌙
今回は冷凍室に日本とアメリカが閉じ込められてしまうお話です
好評であれば続けようと思います!(20いいね位が目安)
バッドエンドしかないお話の予定です
【設定】
🇯🇵=日本
年齢/18
身長/164cm
立場(仕事)/コンビニアルバイト
性格/無気力
一人称/表:私
裏:僕
🇺🇸=アメリカ
年齢/秘密(成人済)
身長/178cm
立場(仕事)/配達員
性格/無愛想
一人称/俺
⚠︎注意⚠︎
・政治的意図は一切ありません
・初心者
生きては出られない冷凍室
何も変わらない毎日。学校に行って勉強をして、放課後はバイトで働いて帰る。
ずっとこの繰り返し。別に嫌なわけではない。ただ…少し物足りないと思ってしまう。
僕は飽き性なのだろうか?
(バイト中)
🇯🇵「ありがとうございましたーまたのお越しをお待ちしております」
🇯🇵「…はぁ……」
店長「あ、日本君。今手空いてるかい?」
🇯🇵「はい。どうされましたか?」
店長「この箱を奥にある冷凍室に置いてきてくれないか?今ちょっと手が離せなくてな…」
🇯🇵「わかりました。冷凍室ですね」
店長「あぁ、すまない。よろしく頼むね。じゃあ私は行ってくるから」
🇯🇵「はい。お気を付けて下さい」ニコ
🇯🇵「…上着着ていこ、」
冷凍室の扉を開ける。冷たい空気が流れ込んできた。
🇯🇵「さむッ……」
いくら上着を着てるとはいえ少し肌寒かった
🇯🇵「早く置いて出よう…ん?」
🇺🇸「?誰だ?」
🇯🇵「(この人…確かいつも配達に来てくれてる方だよね。時々見かけるし)」
🇯🇵「こんにちは。アルバイトの者です。この箱を置きに来ました」ニコ
🇺🇸「あぁ、ここの…なら俺の事は知ってるか。」
🇯🇵「はい。いつも配達ありがとうございます」
🇺🇸「別に…仕事だしな」
🇯🇵「それでも助かってます」
🇺🇸「そうか」
荷物を置く。配達員の人とは見かけることはあっても話したことは無かったけど…あまり話すのは得意な人では無さそうだ。人見知りなのだろうか?
そんなことを話していた二人には、この後降りかかる不幸を知る由もなかった。
🇯🇵「そっちも終わりましたか?」
🇺🇸「あぁ。」
🇯🇵「それでは冷凍室から出ましょう。温かいお茶でも飲んでいきますか?」
🇺🇸「いや、この後またすぐ行かないといけない。気持ちだけ受け取っとくよ」
🇯🇵「そうですか」
🇯🇵「(あれ…ドアストッパーが外れて扉が閉まっている…後で固定し直さないと、)」
扉に手を掛ける。力を入れても開く気配がない。
🇯🇵「あ、れ?」
🇺🇸「どうした?」
🇯🇵「…すみません。扉が開かなくて。」
🇺🇸「どれ。貸してみろ」
ガチャガチャ(ドアノブの音)
🇺🇸「…開かない」
🇯🇵「これ…閉じ込められたって事ですか?」
🇺🇸「そうだな…(ポケットに手を突っ込む)」
🇺🇸「……チッ、スマホ置いてきたか…」
🇯🇵「私もスマホはロッカーに置いてきてしまいました…」
🇺🇸「助けは呼べないな。…お前その格好で大丈夫なのか?」
🇯🇵「えっ、あ…」
まさか閉じ込められるなんて思わなかったから少しの間しかいないと思って着込んでこなかったのが凶と出てしまった。
🇺🇸「ほれ」(上着を渡す)
🇯🇵「え?」
🇺🇸「遠慮はするな。俺は着込んでいるから一着くらい余裕だ。それに…見てるこっちが寒くなる。」
🇯🇵「…ありがとうございます。ではお言葉に甘えさせてもらいますね」
(上着を着る)
🇯🇵「(人見知りなのかなって最初思ったけど優しい人なのかもな…)」
この時の僕は、そんな呑気なことを考えていたのだった。
🇯🇵「そういえば…貴方の名前はなんですか?」
🇺🇸「アメリカだ。お前は?」
🇯🇵「日本と言います」
🇺🇸「そう……」
🇯🇵「…閉じ込められた時は数分おきに扉をノックして助けを呼ぶのがいいらしいですよ。体力をあまり消費しない方がいいとの事です。」
🇺🇸「お前がここに来る前店内に誰かいたか?」
🇯🇵「店長はいましたが…どこか出ているようで今も多分いないとおもいます」
🇺🇸「そうか…」
🇯🇵「…」
🇯🇵「…ここには非常用ボタンはありませんか?」
🇺🇸「ないな。お前のところの店長さんが今月中には取り付けると言っていたが…」
🇯🇵「なるほど…」
今の生活に物足りなさは感じていたけどこんな命の危険まであるような事になるまでだとは思わなかった。
…寒い。
モニターに映っている室温を見る。-20℃と表記されていた。
冷凍室だから当たり前だけど低いな。
僕たちは体育座りのような体制でいる。
何も一言も交わさない。そうだろうな、僕たちは初対面と言っても差し支えない。
それに人見知りやコミュ障のような性格であれば尚更だろう。
僕たちはここから出られるのだろうか?
コメント
1件
うふふ(๑・̑◡・̑๑)新作ありがとうございます!日本裏?日本には裏の性格があるのか!続き楽しみにしときますー!