テラーノベル
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アンアンがMAFMAの部屋に戻ろうとした時、ハクランに声をかけられた。
ハクラン「おい、アンアン。お前は今日私たちの部屋で寝ろ。しかも私のそばでな」
カラス「MAFMAのメンバー以外誰にもこのことは話さないこと。」
陽理「彼らには夕食の時に話してあるから」
アンアン「わっ…わっ…わかりました」と3人を見て畏怖を感じながらもスリークイーンズの寮部屋へ向かっていた。
陽理の回想シーン(1時間前 食堂にて
陽理『ねぇみんな。』 カイ『なぁに、陽理?』そう言ってカイに耳打ちをしていた。 カイ『いいよ、全然!!彼はリーアンに甘えてばっかりいるからたまにはあなたたちの部屋に泊まらせてあげてもいいよね!!』 アミナグリ『本当にきゃぱい!!だけどまあ彼にも可愛い部分あるんだけどね』 ツェリン『出たよギャル語が』 ミン『ハクランさんとカラスに陽理と一緒に寝たらどうなるのか楽しみだわ!!』サイハンザヤ『せっかくチームに貢献したばかりだからお前らに預けても構わないがな。』 デニズ『俺は賛成です。』と黒縁メガネを『クイッ』と上げるのだった。 ファジン『私も同意見だ。』 リンドン『いいんじゃない別に?』ユーニン『本当に大丈夫なの?』リーアン『構わないわよ。アイツは本当にバカだし情けないから叩きのめして上げて?』 ハクラン『絶対に誰にもこのことを話すんじゃねぇぞ』 カラス『約束は約束だから守ってもらわないといけない。勝利したから終わりではない。その言葉を忘れないで』)
スリークイーンズの寮部屋にて
冷や汗をかきながらもアンアンはこう言った。
アンアン「あっ…あのぉ、本当に拒否権ないですよね?」とビクビク震えていた。
ハクラン「ある訳ねぇだろ、このド阿呆。あまり緊張なんかすんな。」
カラス「リーアンや他の女の子たちには子どもみたいに甘えてばかりいるのに私たちの前では簡単に怖がってるなんて、いい意味で不公平の極みだわ。」
陽理「もう、寂しいよぉ〜。せっかく私たちと昨日楽しく話して上げたのにまだ怖がってるのぉ?」
アンアン「カラスとハクランさん、あの戦いどうでしたか?Tさんそっくりなアンドロイドと勝負してみてどう思ったのかどうか」
カラス「油断できないし手強い相手だったわよ?」
ハクラン「けど不公平だったのはなぜあの金色のTロボが私にはキックで済ましてカラスにはパンチしたのかだな。」
ハクランの回想シーン(数時間前の河川敷にて
金色の日本刀を左手に持ち替え、右手でトリ金がカラスの左頬を。顔中あざだらけになりながらもカラスは漆黒木刀を持ちながら空手を生かして左手でトリ金の右頬を「バンッ!!」と殴るような相打ちパンチをするのだった。ハクランが駆けつけるとトリ金は左脚でハクランを「ドンッ!!」とキックし、ハクランは左の前腕で「ドッ!」と防いで少し吹き飛ばされた。ハクランは小学生の時に化学が得意なカラスから教わった虫眼鏡をポケットから取り出して日が暮れる前に太陽の光を利用してカラスと戦っているトリ金の後ろ首を目掛けて狙いを定めていた。太陽の光で光線が少し細くなった時、トリ金の後ろ首が「ジュゥ….」と焼けていた。トリ金「アチチチチチッチ!!!何なんだ今のは!!?ずるいぞ!!」と言って必死に痛がっていた。
ハクランは虫眼鏡をポケットにしまい、自身の武器である水色の炎でできた水鸞刀から水鸞薙刀へと変化させた時、カラスも攻撃体勢に入っていた。ハクランは水鸞薙刀を両手で痛がっているトリ金に目掛けて走り、カラスもジャンプして漆黒木刀を構えてダブルアタックをした。
そしてトリ金の首を狙い、無事に彼を気絶させて勝利を収めていた。)
アンアン「そんな戦いだったんですか?!!僕とは背負ってる重みが違いますね!!」
ハクラン「重みが違うからこそお前をここへ連れ出して上げたんだ。お前らだけじゃねぇ、ほとんどの奴らは私たちを女王様のように祭り上げるかもしれねぇけどな、あまりそう言うのは私たちは好きじゃねぇんだよ。誰もが女王様になりてぇって思うかもしれねぇけど思っている以上に大変だってことだ」
カラス「確かに私たちは一般社会の学校のマドンナとは基準が違って中身、実力、交渉術、オーラが備わっていればマドンナ扱いされる。例え一匹狼だとしてもね。」
陽理「私の場合はこの2人のおかげで支えられて、送り犬のミュータント個性を出してギャルになったんだけどね。」
アンアン「何だか切ないですね。じゃあ僕がリーアン姉ちゃんや他の女の子に甘える姿を何度も見て嫉妬させちゃったんですね。トホホ….まあ僕もあなたたちにストーカーしたことは認めますが」
ハクラン「今日はもう寝るぞ。お前は私と一緒にベッドで寝ろ。」と照れながらも毒舌を放っていた。
アンアン「….っはい」とビクビク震えながらも了承していた。
アンアンの心の声「ハクランさんそっくりなミャンマー人のソー・ハインさんにお腹をダイブして抱きついて…首チョップされたTさんと同じ思いでもするのかな?僕より臆病者だしね。」
そう言ってハクランのベッドに横になるのだった。
ハクラン「枕は自分の部屋から取りに行くか自分で決めろ。もし使わないなら我慢して寝ろ。私はもう寝るからな」
アンアン「はい。」と言って毛布を身体に覆い被せて寝るのだった。
アンアンはハクランの背中を見て何かを感じ取っていた。
アンアンの心の声「ハクランさんはきっと、僕たちの家族みたいな雰囲気を見て羨ましいと思ったのかな?そうなると結局は僕たちはないものをねだっていたのかもしれない気がする…僕も台湾にいた時はひとりぼっちだった。友達も少なくて、孤独だった。けどここに来てからMAFMAだけじゃなくて、ナヨミと影、全日制のみりみ、ケイド、クロブまでも友達ができて最高のライフが過ごせた…その姿を見てハクランさんとカラス、陽理にとってはきっと何かのコンプレックスを感じていたのかな?」と。
コメント
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おお、第39話読み終えたわ!スリークイーンズがアンアンを自分の部屋に連れて行く流れ、めっちゃ面白かった🔥 ハクランとカラスの戦闘シーンの回想も熱いし、普段はリーアンに甘えてるアンアンがビクビクしてるギャップが可愛い😂 「重みが違うから連れてきた」ってハクランの言葉、女王様然としてるけど実は孤独とかコンプレックスを抱えてる部分がチラ見えして、キャラの深みが増した感じ! アンアンの心の声で「ないものねだり」って気づくところ、じんわり来たわ…。続きが気になる〜!