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━━━━━君の温もりにふれて
⚠️注意⚠️
主はバナ銀で書いたつもりですがいつの間にか銀バナみたいになりました。
バナナ、若干キャラ崩壊です。
銀さんも若干キャラ崩壊です。
あと話が滅茶苦茶すぎです。
それでもいいよという方はこの先にお進み下さい☆
夕方の五時、すまないスクールにはもうほとんど生徒は残ってはいない。
そんな中、一人の生徒が地下の射撃訓練場に残っていた。
「ふー、今日はもう少ししたら帰るか」
そんなことを呟いていたら訓練場の扉がノックされた。
「誰だ?」
「俺だ!ミスター銀さんだ!」
銀さんか、と、一安心し入室の許可を出した。
しかし油断は禁物だ。何かあった時の為にと一応ピストルを構える。
「おいー!なんで俺にピストル構えてんだよー!」
「油断は禁物だ。」
そう一言で返しなぜここへ来たのかと要件を聞く。
「いや、俺今建築が終わった帰りなんだけどよすまない先生にバナナがまだ残ってるって聞いたからよ一緒に帰ろうかなと思って」
「悪いが今日はもう少し射撃訓練をする予定だ。先に帰っておいてくれ。」
そういうや否や銀さんはじゃあここでバナナが終わるまで待っとくなと返された。
は?聞いていなかったのか?
「僕は先に帰っておいてくれと言ったんだぞ?聞いてたか?」
「もちろん聞いてたぜ、バナナと一緒に帰りたいからな。」
はぁとため息をつき、的にエイムを合わせる。
銀さんは壁にもたれかかりこちらをじっと見つめている。
見られていると緊張してあまりエイムが定まらない。
僕は少し苛立ちを感じ銀さんに聞いてみた。
「何をそんなに見る必要があるんだ。」
「バナナのエイムってこんなど素人の俺でも分かるぐらい一発一発に気持ちが籠ってるよな。」
「そのー…なんて言ったらいいんだろうな、絶対にこいつを倒してやるみたいな気持ちが伝わってくるんだよな。」
リンゴ王国を倒すのを目標としている僕からしたらその気持ちは当たり前だと思ってしまった。
そんなことを思っていたら集中力が途切れたのか弾丸が一発外れてしまった。
「今日は何時もより長くしてたから疲れてるんじゃねぇか?」
それもあったのだろう、弾丸は次々と外れていってしまう。
チッ、と舌打ちをし少しずつ銃の扱いが乱暴になっていく。
「ほら、そんなイライラしながらやっても当たんねぇだろ?」
「今日はもう帰ろうぜ」
銀さんの言う通りだ、それにこれ以上銀さんを待たせる訳にもいかない。
「銀さんの言う通りだな、分かった。」
「それとよ、疲れてるところ悪いんだけどよ俺が作った新築の家で明日まで過ごしてくれないか?」
「一日のクオリティだけどまぁまぁ自信作だからよ」
銀さんが人が疲れているところに要求をして来るのは珍しい、明日きっと何かがあるんだろう。
そう思い渋々承諾した。
玄関の前まで立ち、まず思ったことはすごく大きい家だ。
この家をたった一日で作ったとは思えないクオリティだ。
「入ってくれ!」
「それじゃあ遠慮なく」
遠慮なく入ったが中はまだ新築の木の匂いで溢れかえっている。
ちゃんと人の手が加わっているのが見て分かる。
「俺はあんまり料理は得意ではないけど今日は疲れてるところ家まで来てもらったからそのお礼に俺が夜飯は作らせてくれ!」
僕はお言葉に甘えてと言い銀さんに料理を作ってもらうことにした。
銀さんも料理は人並み以上に出来るのでスクール内でも良く料理を手伝ってもらっている。
銀さんは幼い頃から何かを作ることが好きとは聞いていた。
その料理や建築裁きから見てこれこそ、雀百まで踊り忘れずだなと僕は心底思ってしまった。
そう一人で考えているうちに目の前には美味しそうな料理がずらりと並べられていた。
先に食べておいてくれと言ってそそくさとどこかへ行ってしまった。
箸を持ち一つ摘み口に入れる。
その味には何処か覚えがあった。
そうだ、昔母さんが毎日作ってくれていた料理に酷似している。
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それを思った瞬間、サングラスの下から大粒の涙が一粒零れた。
足音を立てて戻ってくる銀さんに気がついた僕はバレないようにサングラス下から涙を拭った。
「どうだ?バナナの味に合うか分かんねぇけどよ」
「僕の好みの味だ。」
そう言うと銀さんは笑顔でそれは良かったぜ!と大袈裟に笑った。
なぜだろう、銀さんと居ると気持ちが凄くふわふわする。
駄目だ、いつ敵が来るかも分からないのに油断は出来ない。
「そろそろ寝るかぁ」
そう言いながら体を伸ばし欠伸をする銀さんを見て僕も釣られて欠伸が出た。
「あ、俺は床で寝るからよバナナはベッドで寝てくれ」
流石に銀さんを床で寝させる訳には行かないと思った僕は一緒に寝ることを提案した。
「はぁ?!一緒に同じベッドで寝るのか?!」
照れ隠しをするためにか大きな声で叫ぶように言った銀さんに少し耳が劈いた。
何をそんなに恥ずかしがる必要があるんだと内心少し呆れたがそれは胸の内にしまっておくことにした。
「別にいいが…」
少し僕から目を背け話す銀さんに僕は感じたことのない感情を覚えた。
「おいバナナ、寝る時ぐらいサングラス外せよ」
「いつ敵が来るか分からないだろう?」
はぁとため息をついてベッドに潜り、目を瞑る。
まだ寝ていないのに銀さんは僕が寝たと認識しサングラスに手をかけた。
きっと寝やすいようにという気遣いなのだろう。
そのサングラスに触れる手が僕の顔に触れる。
ドキリと胸が跳ねる。
さっきも感じたこの感覚、本当に何なのだろうか。
明日少し調べて見るか。
そんなことを思い僕は眠りについた。
「ここは何処だ?」
何も無い暗い空間で目覚める。
感覚がない、ここは夢の中か?
そんなことを考えていると、暗闇の中から何やら小さい人影が見える。
その人影は少しずつ近ずいてきてようく誰が分かるようになった。
幼少期の僕だ。
目の前の幼少期の僕は俯きながら喋り始めた。
「今、お前は幸せか?」
いきなりそう聞かれ僕は驚いたがすぐさま冷静になりしっかりと答えた。
僕は幸せなんかとっく捨てている。
僕は今やるべきこと、復讐に心を燃やしている。
その為にすまないスクールにも入った。
僕はそう答えた。
「周りにあんなに心優しい仲間がいるのにお前はまだ幸せなんか捨てたって言うのか?」
「お前一人じゃ絶対に出来なかったことだっていくつもあるだろう?」
そう泣きそうな声で話す幼少期の僕に少し心が揺さぶられた。
「今までのことを振り返って幸せというのを思い出せ、それが出来ないのなら今までの奴ら全て」
「殺すぞ」
そう言われ僕ははね起きた。
冷や汗が頬を伝っていく感覚が分かった。
たかが夢の内容だ、本気にする訳にも行かない。
でも、僕はいつの間にかに幸せというのを忘れていたのかもしれない。
時計を見ると朝の六時だ。
銀さんは先に起き、朝食を作ってくれているみたいだ。
重い体を起こしリビングへ向かう。
「おはよう、銀さん。」
「ようバナナ、おはよう」
そう言いながら手を動かすその仕草はとても見ていて気持ちが良かった。
「そう言えば昨日の夜めっちゃ魘されてたけど大丈夫か?」
「あぁ、少し悪い夢をみただけだ。安心しろ。」
そんなことを言いながら僕の頭の中では幸せとは何なのかがずっと堂々巡りを続けていた。
朝食を食べ終え支度をし、学校へ向かう。
「おはようございます。」
「おはようございまーす!」
そう言いながら教室に入る。
どうやら僕たちが一番のようだ。
朝の用意を済ませ射撃訓練に向かう。
そうだ、これが幸せだ。
復讐の為に日々努力をする。
これが幸せなんだ。
そう僕は思った。
だがまだもやもやは消えなかった。
昼食の時間になり食堂に向かう途中、銀さんに話しかけられた。
「一緒に食べねぇか?」
そう誘われたが僕は断った。
謎の気持ちが邪魔して一緒に食べれる気がしなかった。
この気持ちは何なのかを解決する為、僕は図書館に足を進めた。
何冊か本を手に取り、読み進める。
なるほど、これは恋愛感情というやつか。
は?僕が男に恋をするだと?しかも同級生にか?
もう少し本を読み進めると、同性愛という文字が目に入った。
こういう恋愛もあるんだな。
なぜ僕は銀さんに恋なんかしたんだ?
数分考え答えが出た。
僕は君の優しさに触れてしまったんだ。
僕は銀さんに胸の内を明かしたほうが気が楽だと思い放課後、銀さんを呼び出した。
「なんだ?話って」
そう不思議そうに聞く銀さんに僕は正直に話した。
「俺の優しさに触れて好きになった、だから付き合ってほしい?」
僕は断られるのを前提に正直に言った。
「バナナがそれで少しでも救われるなら俺はもちろん付き合うぜ。」
そう言われ僕は思わず本当か?と聞き返してしまった。
「俺が嘘をつく訳ないだろ?」
僕はしばらく固まったままになってしまった。
「バナナ、お前泣いてるぞ」
視界が涙でよく見えない、僕はいつの間にか君の優しさに触れ泣いていたようだ。
そんな僕に銀さんは近ずいてきて優しく抱きしめたくれた。
「俺はバナナの全てを知ってる訳じゃねえけどよ、今目の前にいるバナナは俺に弱みを見せてくれてるんだ。」
「そんな姿を俺は否定したりしない、だから今は思う存分泣いていいぞ。」
そう言われまた大粒の涙が零れ落ちる。
違う、本当の幸せはこれなんだ。
皆で笑い合い、時には助け合う。
復讐しか頭に無かった僕にこうやって一つの逃げ道を作ってくれた皆がいるから今の僕がいて、今の幸せがあるんだ。
そう思うと全てのもやもやが解けていくような感じがした。
あぁ僕は本当に弱いな。
君の温もりにふれてしまった僕をどうか許してくれ。
❦ℯꫛᎴ❧
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