テラーノベル
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触られるのは久しぶりだけど 、、
慣れてた 、はず 、なのに
痴漢野郎は遠慮の言葉も知らないのか?というくらい俺の身体を舐め回すように見詰めては制服のボタンに手を掛けようとしていた。
携帯で家のものを呼べるが、、電車ということもあり、次の停車駅まであと10分近くはある
ついにボタンを外され、ネクタイを緩められ、
ズボンのベルトに手を掛けられては、もうダメか、?諦めようとした時 、
目をきゅ、と瞑り
触られるのを待ち構えていてもいつになっても触ってこないので、疑問に思い目を開ければ
🧡 大丈夫 かぁ ー ?
目の前には、心配そうに俺をみつめ、痴漢野郎を取り押さえてる、小柄な男の人 。
その姿は幼い頃 の 、、
気づいた時には涙が込み上げ 、
その人は驚きもせず、何度も何度も背中を擦りながら俺を抱きしめてくれていた 。
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