テラーノベル
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⚠️ こちらはd!の二次創作です ⚠️
微 死ネタ BL 要素 能力 など が これから 出てきます 。
軍パロ 要素 有
捏造 だらけ
地雷 彡 は 回れ右 !
下手 & 文短い も 許せる方は どうぞ
——そこまで話して、ロボロは口を閉じた。
部屋の中は、静まり返っていた。
時計の音だけが、やけに大きく聞こえる。
誰も、すぐには言葉を出せなかった。
やがて——
ゾムが小さく息を吐く。
zm「……つまり」
その声は、いつもの軽さがなかった。
zm「今殺されてる老人って、50年前、シャオロンを生贄にした世代ってことであってるか?」
沈黙。
ロボロは否定しない。
ただ、静かに湯呑みを見つめていた。
ut「……復讐、ってことやな」
rbr「まぁ、せやな」
あまりにも、あっさりした答えだった。
その声は、静かだった。
怒りも、悲しみも、混ざっていない。
ただ、空っぽみたいな声。
その後、トントンが静かに口を開く。
tn「……ロボロ」
ロボロは視線を上げない。
tn「一つ、聞いてもええか」
rbr「……なんや」
tn「シャオロンに……手、合わせてもええか?」
その言葉に、空気がわずかに揺れる。
ロボロの指先が、ほんの少しだけ止まった。
ut「……墓とか、あるんか?」
ゾムが眉をひそめる。
zm「いや、でもさ」
zm「俺ら昼間、村の墓地見たけど……なかったで」
ロボロはゆっくり湯呑みを置く。
rbr「……あるで」
ci「あるん?」
rbr「墓やないけどな」
そう言って、ロボロは立ち上がる。
畳がわずかに軋む。
rbr「まぁ……」
一度、言葉を切る。
rbr「どうせ俺は、もう戻って来られへんやろし」
視線が、全員を一度だけなぞる。
rbr「捕まる前に、最後に。」
誰も止めない。
止められない。
ロボロは玄関へ向かう。
rbr「ついてき」
夜の村は静かだった。
虫の声だけが聞こえる。
月明かりの下、全員が黙って歩く。
村の奥。
さらに奥。
人の気配が完全に消えた場所で、ロボロは足を止めた。
zm「……ここ?」
そこには、何もない。
ただの古い倉のような建物。
ロボロは迷いなく扉を開ける。
rbr「こっちや」
中は暗い。
埃の匂いがする。
そして、床の一部を持ち上げる。
隠し扉。
地下へ続く階段。
ci「……地下?」
ロボロは何も答えない。
ただ、降りていく。
石の階段を、ゆっくり。
足音が反響する。
やがて——
地下の空間に出る。
そこは、広い部屋だった。
そして。
部屋の中央。
誰もが、息を呑む。
巨大なクリスタル。
透き通るような水晶の塊。
その中に——
一人の人間が、眠っていた。
美しい着物を着ている。
綺麗な栗色の髪。
穏やかな表情。
まるで、時間だけが止まっているみたいに。
ut「……っ」
ci「……嘘やろ」
zm「……これ」
誰も近づけない。
あまりにも現実離れしていた。
ロボロだけが、ゆっくり歩く。
クリスタルの前に立つ。
rbr「……これが」
指先が、水晶に触れる。
rbr「シャオロンや」
静かな声だった。
優しくて。
壊れそうで。
rbr「…………俺がここに閉じ込めたんや」
tn「……なんでや」
ロボロは、少しだけ笑う。
自嘲するみたいに。
rbr「もう、治せないからや」
空気が止まる。
rbr「俺の力はな、壊すことは出来ても治すことは出来ない」
水晶の中のシャオロンは、変わらず眠っている。
rbr「だから、せめて……」
指先が震える。
rbr「腐らないように…………この姿のまま、残した」
沈黙。
誰も言葉を出せない。
ロボロは、シャオロンを見る。
しばらく、何も言わなかった。
やがて、小さく息を吐く。
rbr「……すまんな」
誰に向けた言葉なのかは、分からない。
クリスタルに手を添える。
rbr「もう、多分……会いに来れなさそうや」
「ほんまは、もっと色々話したかったんやけどな」
小さく笑う。
rbr「まぁ……しゃあないか」
ゆっくりと振り返る。
幹部たちの方を見る。
そして——
両腕を前に差し出した。
rbr「ほら」
軽い口調。
rbr「捕まえるんやろ?」
誰もすぐには動かなかった。
その沈黙の中で、ロボロがぽつりと続ける。
rbr「……あ、でも」
「最後に一つだけ、頼んでもええか?」
トントンが静かに頷く。
tn「……なんや」
ロボロはもう一度クリスタルを見る。
rbr「こいつのこと……たまにでええから、見に来てくれへん?」
「ちゃんと……このままの状態でおるか………それだけ、気になってな」
その時。
ut「……その必要はないで」
ロボロの眉が動く。
鬱が肩をすくめる。
ut「まだ言うとらんかったけどな、俺治癒能力持っとるんよ」
空気が止まる。
ut「普通の怪我を治すだけやなくて………死んだ人間も生き返らせることが出来る」
全員が息を呑む。
ut「……肉体の保存状態が良ければ、な」
ロボロの瞳が大きく揺れる。
rbr「……じゃあ、つまり…………」
ut「あぁ」
ut「出来るで」
そして、笑う。
ut「まぁ、その代わり俺は三ヶ月くらい寝たきりになるけどな」
冗談みたいな口調だった。
rbr「……ほんまに?」
ut「ただし」
鬱が指を一本立てる。
ut「条件がある」
rbr「………何や?」
鬱は真っ直ぐロボロを見る。
ut「まず一つ」
ut「もう誰も殺さへんこと」
そして続ける。
ut「もう一つ」
ut「ロボロ。お前は、俺らの軍に入れ」
沈黙。
ロボロは目を瞬かせる。
rbr「……そんなことで、ええんか……?」
ut「その約束、絶対守るんやったらな」
ロボロは、もう一度シャオロンを見る。
そして。
rbr「……誓う」
静かな声だった。
鬱はロボロの言葉を静かに聞いたあと、ゆっくりと頷いた。
そして、クリスタルの中で眠るシャオロンへと視線を向ける。
ut「……やるで」
そう小さく呟くと、鬱はそっと手をかざした。
空気が、わずかに震える。
クリスタルが消える。
淡い光がシャオロンを包み込み、まるで時間が巻き戻るように静かに揺らいだ。
やがて光が消える。
シャオロンは、確かに――生き返ったようだ。
だが、目は閉じたままだった。
ut「……すぐには起きん。でもいつか必ず起きる」
鬱先生は少し疲れたように息をつく。
ut「きっと……魂が馴染むまで時間がいるんやろな」
ロボロは何も言えず、シャオロンに触れた。
さっきまで水晶の中に閉じ込められていたはずの体は――
確かに、温かかった。
ロボロの指が震える。
rbr「……ほんまに……」
言葉が続かない。
喉の奥で、何かが詰まったように止まる。
その時だった。
どさ、と。
後ろで誰かの体が揺れる音がした。
ut「……っ」
ci「大先生!」
鬱の体が、力なく崩れ落ちた。
コネシマとチーノが慌てて支える。
kn「おいおいおい!」
鬱の呼吸は荒い。
額には冷たい汗が浮かんでいる。
ut「……はは……」
弱く笑う。
ut「言うたやろ……」
息を整えながら、ぼそりと呟く。
ut「三ヶ月くらい……寝たきりやって」
kn「アホかお前……」
コネシマが低く吐き捨てる。
kn「笑って言うことちゃうやろ」
鬱は肩をすくめようとして――
そのまま力が抜けた。
完全に意識を失う。
地下の空気が、急に重くなった。
さっきまで奇跡が起きていた場所とは思えないほど、静まり返っている。
ロボロは、ゆっくりと振り返った。
床に座り込むように倒れた鬱。
その顔は、青白い。
呼吸はしている。
だが、明らかに普通じゃない。
ロボロが、ゆっくり歩み寄る。
ロボロは膝をつき、少し迷ってから、そっと手を取る。
その手は、少し冷えていた。
rbr「なんで……こんな事になるってわかってて……」
言葉が続かない。
さっきまで、シャオロンのことで頭がいっぱいだった。
でも今になって、理解する。
この男は。
自分のために。
三ヶ月動けなくなる覚悟で。
奇跡を起こしたのだ。
ロボロは、鬱の手をぎゅっと握る。
rbr「……ありがとな」
小さな声だった。
でも確かに、そう言った。
その様子を見ていたトントンが、静かに息を吐く。
tn「………このままここにおる訳にもいかん」
全員の視線がトントンに向く。
tn「二人とも運ぶで」
短く、はっきりとした指示だった。
そして、コネシマが鬱の横にしゃがみ、その体を軽々と抱え上げた。
kn「ほんまに三ヶ月寝とるつもりなんやな、こいつ」
苦笑するが、その声には少し心配が混ざっていた。
ゾムは、床に横たわるシャオロンを見下ろしている。
月明かりが、地下へわずかに差し込んでいた。
その光が、着物の布と、栗色の髪を淡く照らしている。
zm「……なぁ」
ぽつりと、ゾムが言った。
zm「此奴、綺麗やな」
そして、ゾムは少しだけ眉を上げる。
zm「……女か?」
ロボロが、顔を上げた。
一瞬だけ、ぽかんとした顔をする。
そして、少し笑った後、「いや、男やで」と言った。
zm「マジで?」
rbr「声聞いたらすぐ分かると思うわ」
ロボロの声は、少しだけ柔らかかった。
ゾムは、もう一度シャオロンの顔を見る。
zm「……へぇ」
小さく笑う。
zm「早く起きてくれたらええな」
ロボロは、何も言わなかった。
そして。
ゾムがしゃがみ込む。
シャオロンの横へ。
手を伸ばしかけて、少し止まる。
そして、ロボロの方を見る。
zm「なぁ」
rbr「……なんや」
zm「ほんまに、俺でええんか?」
少しだけ、真面目な声だった。
地下の空気が、少し静かになる。
ロボロは、シャオロンを見る。
眠る顔。
穏やかな呼吸。
胸が、ゆっくり上下している。
――生きている。
ロボロは、少しだけ目を細めた。
それから、ゾムを見る。
rbr「……あぁ」
そして、静かに頷く。
rbr「頼む」
ゾムは、一瞬だけ目を丸くした。
それから、ふっと笑う。
zm「了解」
ゆっくりと腕を差し入れる。
背中と、膝の下。
慎重に。
まるで壊れ物でも扱うみたいに。
そっと抱き上げた。
着物の袖が、ふわりと揺れる。
シャオロンは、少しも動かない。
ただ静かに眠っている。
そして、歩き出した。
村の外れまで来たとき、ロボロが一度だけ振り返った。
50年以上過ごした場所。
rbr「……」
何も言わない。
ただ、目を閉じる。
そして。
もう一度、前を向いた。
その横で、ゾムがぽつりと呟く。
zm「……なんやろな」
誰に言うでもなく、空を見上げる。
zm「ここ来てから、まだそんな経ってないはずやのに」
少し肩をすくめる。
zm「めちゃくちゃ長くおった気がするわ」
コネシマが小さく笑う。
kn「濃すぎたんやろ」
tn「……まぁな。ありえなくはないで」
ロボロは、何も言わなかった。
ただ、もう一度だけ村の方を見る。
それから。
静かに歩き出した。
tn「軍まで少し歩くで。多分、到着は夜明け前になると思う」
そして、そのまま山道へ入り、やがて森を抜ける。
夜はゆっくりと、朝に変わり始めていた。
遠くの空が、うっすらと白む。
その光の中で。
彼らは歩く。
軍のある街へ。
コメント
4件

もう、神作すぎる。主さんは神ですね! 今まで辛かったrbrに最後shaが生き返る最高の幸せ。 大先生はめっちゃ優しいし、 この2人が軍に入ってあのメンバーと濃い生活を送っていくと考えるととてもほっこりします。 彼らは全員揃ってないといけませんからね。 次も楽しみにしてます!頑張ってください!
あぁぁぁぁ、、大先生が優しいのほんまに好きです…、shaはもう助からんと思ってたからびっくりだったけど、めっちゃ嬉しい……、shaも大先生もはよ目覚めてくれー、