テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠️ こちらはd!の二次創作です ⚠️
微 死ネタ BL 要素 能力 など が これから 出てきます 。
軍パロ 要素 有
捏造 だらけ
地雷 彡 は 回れ右 !
下手 & 文短い も 許せる方は どうぞ
——そこまで話して、ロボロは口を閉じた。
部屋の中は、静まり返っていた。
時計の音だけが、やけに大きく聞こえる。
誰も、すぐには言葉を出せなかった。
やがて——
ゾムが小さく息を吐く。
zm「……つまり」
その声は、いつもの軽さがなかった。
zm「今殺されてる老人って、50年前、シャオロンを生贄にした世代ってことであってるか?」
沈黙。
ロボロは否定しない。
ただ、静かに湯呑みを見つめていた。
ut「……復讐、ってことやな」
rbr「まぁ、せやな」
あまりにも、あっさりした答えだった。
その声は、静かだった。
怒りも、悲しみも、混ざっていない。
ただ、空っぽみたいな声。
その後、トントンが静かに口を開く。
tn「……ロボロ」
ロボロは視線を上げない。
tn「一つ、聞いてもええか」
rbr「……なんや」
tn「シャオロンに……手、合わせてもええか?」
4,269
ある*q
280
ユエツ
442
愛 ノ 形 ッ テ ?
76
その言葉に、空気がわずかに揺れる。
ロボロの指先が、ほんの少しだけ止まった。
ut「……墓とか、あるんか?」
ゾムが眉をひそめる。
zm「いや、でもさ」
zm「俺ら昼間、村の墓地見たけど……なかったで」
ロボロはゆっくり湯呑みを置く。
rbr「……あるで」
ci「あるん?」
rbr「墓やないけどな」
そう言って、ロボロは立ち上がる。
畳がわずかに軋む。
rbr「まぁ……」
一度、言葉を切る。
rbr「どうせ俺は、もう戻って来られへんやろし」
視線が、全員を一度だけなぞる。
rbr「捕まる前に、最後に。」
誰も止めない。
止められない。
ロボロは玄関へ向かう。
rbr「ついてき」
夜の村は静かだった。
虫の声だけが聞こえる。
月明かりの下、全員が黙って歩く。
村の奥。
さらに奥。
人の気配が完全に消えた場所で、ロボロは足を止めた。
zm「……ここ?」
そこには、何もない。
ただの古い倉のような建物。
ロボロは迷いなく扉を開ける。
rbr「こっちや」
中は暗い。
埃の匂いがする。
そして、床の一部を持ち上げる。
隠し扉。
地下へ続く階段。
ci「……地下?」
ロボロは何も答えない。
ただ、降りていく。
石の階段を、ゆっくり。
足音が反響する。
やがて——
地下の空間に出る。
そこは、広い部屋だった。
そして。
部屋の中央。
誰もが、息を呑む。
巨大なクリスタル。
透き通るような水晶の塊。
その中に——
一人の人間が、眠っていた。
美しい着物を着ている。
綺麗な栗色の髪。
穏やかな表情。
まるで、時間だけが止まっているみたいに。
ut「……っ」
ci「……嘘やろ」
zm「……これ」
誰も近づけない。
あまりにも現実離れしていた。
ロボロだけが、ゆっくり歩く。
クリスタルの前に立つ。
rbr「……これが」
指先が、水晶に触れる。
rbr「シャオロンや」
静かな声だった。
優しくて。
壊れそうで。
rbr「…………俺がここに閉じ込めたんや」
tn「……なんでや」
ロボロは、少しだけ笑う。
自嘲するみたいに。
rbr「もう、治せないからや」
空気が止まる。
rbr「俺の力はな、壊すことは出来ても治すことは出来ない」
水晶の中のシャオロンは、変わらず眠っている。
rbr「だから、せめて……」
指先が震える。
rbr「腐らないように…………この姿のまま、残した」
沈黙。
誰も言葉を出せない。
ロボロは、シャオロンを見る。
しばらく、何も言わなかった。
やがて、小さく息を吐く。
rbr「……すまんな」
誰に向けた言葉なのかは、分からない。
クリスタルに手を添える。
rbr「もう、多分……会いに来れなさそうや」
「ほんまは、もっと色々話したかったんやけどな」
小さく笑う。
rbr「まぁ……しゃあないか」
ゆっくりと振り返る。
幹部たちの方を見る。
そして——
両腕を前に差し出した。
rbr「ほら」
軽い口調。
rbr「捕まえるんやろ?」
誰もすぐには動かなかった。
その沈黙の中で、ロボロがぽつりと続ける。
rbr「……あ、でも」
「最後に一つだけ、頼んでもええか?」
トントンが静かに頷く。
tn「……なんや」
ロボロはもう一度クリスタルを見る。
rbr「こいつのこと……たまにでええから、見に来てくれへん?」
「ちゃんと……このままの状態でおるか………それだけ、気になってな」
その時。
ut「……その必要はないで」
ロボロの眉が動く。
鬱が肩をすくめる。
ut「まだ言うとらんかったけどな、俺治癒能力持っとるんよ」
空気が止まる。
ut「普通の怪我を治すだけやなくて………死んだ人間も生き返らせることが出来る」
全員が息を呑む。
ut「……肉体の保存状態が良ければ、な」
ロボロの瞳が大きく揺れる。
rbr「……じゃあ、つまり…………」
ut「あぁ」
ut「出来るで」
そして、笑う。
ut「まぁ、その代わり俺は三ヶ月くらい寝たきりになるけどな」
冗談みたいな口調だった。
rbr「……ほんまに?」
ut「ただし」
鬱が指を一本立てる。
ut「条件がある」
rbr「………何や?」
鬱は真っ直ぐロボロを見る。
ut「まず一つ」
ut「もう誰も殺さへんこと」
そして続ける。
ut「もう一つ」
ut「ロボロ。お前は、俺らの軍に入れ」
沈黙。
ロボロは目を瞬かせる。
rbr「……そんなことで、ええんか……?」
ut「その約束、絶対守るんやったらな」
ロボロは、もう一度シャオロンを見る。
そして。
rbr「……誓う」
静かな声だった。
鬱はロボロの言葉を静かに聞いたあと、ゆっくりと頷いた。
そして、クリスタルの中で眠るシャオロンへと視線を向ける。
ut「……やるで」
そう小さく呟くと、鬱はそっと手をかざした。
空気が、わずかに震える。
クリスタルが消える。
淡い光がシャオロンを包み込み、まるで時間が巻き戻るように静かに揺らいだ。
やがて光が消える。
シャオロンは、確かに――生き返ったようだ。
だが、目は閉じたままだった。
ut「……すぐには起きん。でもいつか必ず起きる」
鬱先生は少し疲れたように息をつく。
ut「きっと……魂が馴染むまで時間がいるんやろな」
ロボロは何も言えず、シャオロンに触れた。
さっきまで水晶の中に閉じ込められていたはずの体は――
確かに、温かかった。
ロボロの指が震える。
rbr「……ほんまに……」
言葉が続かない。
喉の奥で、何かが詰まったように止まる。
その時だった。
どさ、と。
後ろで誰かの体が揺れる音がした。
ut「……っ」
ci「大先生!」
鬱の体が、力なく崩れ落ちた。
コネシマとチーノが慌てて支える。
kn「おいおいおい!」
鬱の呼吸は荒い。
額には冷たい汗が浮かんでいる。
ut「……はは……」
弱く笑う。
ut「言うたやろ……」
息を整えながら、ぼそりと呟く。
ut「三ヶ月くらい……寝たきりやって」
kn「アホかお前……」
コネシマが低く吐き捨てる。
kn「笑って言うことちゃうやろ」
鬱は肩をすくめようとして――
そのまま力が抜けた。
完全に意識を失う。
地下の空気が、急に重くなった。
さっきまで奇跡が起きていた場所とは思えないほど、静まり返っている。
ロボロは、ゆっくりと振り返った。
床に座り込むように倒れた鬱。
その顔は、青白い。
呼吸はしている。
だが、明らかに普通じゃない。
ロボロが、ゆっくり歩み寄る。
ロボロは膝をつき、少し迷ってから、そっと手を取る。
その手は、少し冷えていた。
rbr「なんで……こんな事になるってわかってて……」
言葉が続かない。
さっきまで、シャオロンのことで頭がいっぱいだった。
でも今になって、理解する。
この男は。
自分のために。
三ヶ月動けなくなる覚悟で。
奇跡を起こしたのだ。
ロボロは、鬱の手をぎゅっと握る。
rbr「……ありがとな」
小さな声だった。
でも確かに、そう言った。
その様子を見ていたトントンが、静かに息を吐く。
tn「………このままここにおる訳にもいかん」
全員の視線がトントンに向く。
tn「二人とも運ぶで」
短く、はっきりとした指示だった。
そして、コネシマが鬱の横にしゃがみ、その体を軽々と抱え上げた。
kn「ほんまに三ヶ月寝とるつもりなんやな、こいつ」
苦笑するが、その声には少し心配が混ざっていた。
ゾムは、床に横たわるシャオロンを見下ろしている。
月明かりが、地下へわずかに差し込んでいた。
その光が、着物の布と、栗色の髪を淡く照らしている。
zm「……なぁ」
ぽつりと、ゾムが言った。
zm「此奴、綺麗やな」
そして、ゾムは少しだけ眉を上げる。
zm「……女か?」
ロボロが、顔を上げた。
一瞬だけ、ぽかんとした顔をする。
そして、少し笑った後、「いや、男やで」と言った。
zm「マジで?」
rbr「声聞いたらすぐ分かると思うわ」
ロボロの声は、少しだけ柔らかかった。
ゾムは、もう一度シャオロンの顔を見る。
zm「……へぇ」
小さく笑う。
zm「早く起きてくれたらええな」
ロボロは、何も言わなかった。
そして。
ゾムがしゃがみ込む。
シャオロンの横へ。
手を伸ばしかけて、少し止まる。
そして、ロボロの方を見る。
zm「なぁ」
rbr「……なんや」
zm「ほんまに、俺でええんか?」
少しだけ、真面目な声だった。
地下の空気が、少し静かになる。
ロボロは、シャオロンを見る。
眠る顔。
穏やかな呼吸。
胸が、ゆっくり上下している。
――生きている。
ロボロは、少しだけ目を細めた。
それから、ゾムを見る。
rbr「……あぁ」
そして、静かに頷く。
rbr「頼む」
ゾムは、一瞬だけ目を丸くした。
それから、ふっと笑う。
zm「了解」
ゆっくりと腕を差し入れる。
背中と、膝の下。
慎重に。
まるで壊れ物でも扱うみたいに。
そっと抱き上げた。
着物の袖が、ふわりと揺れる。
シャオロンは、少しも動かない。
ただ静かに眠っている。
そして、歩き出した。
村の外れまで来たとき、ロボロが一度だけ振り返った。
50年以上過ごした場所。
rbr「……」
何も言わない。
ただ、目を閉じる。
そして。
もう一度、前を向いた。
その横で、ゾムがぽつりと呟く。
zm「……なんやろな」
誰に言うでもなく、空を見上げる。
zm「ここ来てから、まだそんな経ってないはずやのに」
少し肩をすくめる。
zm「めちゃくちゃ長くおった気がするわ」
コネシマが小さく笑う。
kn「濃すぎたんやろ」
tn「……まぁな。ありえなくはないで」
ロボロは、何も言わなかった。
ただ、もう一度だけ村の方を見る。
それから。
静かに歩き出した。
tn「軍まで少し歩くで。多分、到着は夜明け前になると思う」
そして、そのまま山道へ入り、やがて森を抜ける。
夜はゆっくりと、朝に変わり始めていた。
遠くの空が、うっすらと白む。
その光の中で。
彼らは歩く。
軍のある街へ。
コメント
4件
もう、神作すぎる。主さんは神ですね! 今まで辛かったrbrに最後shaが生き返る最高の幸せ。 大先生はめっちゃ優しいし、 この2人が軍に入ってあのメンバーと濃い生活を送っていくと考えるととてもほっこりします。 彼らは全員揃ってないといけませんからね。 次も楽しみにしてます!頑張ってください!
あぁぁぁぁ、、大先生が優しいのほんまに好きです…、shaはもう助からんと思ってたからびっくりだったけど、めっちゃ嬉しい……、shaも大先生もはよ目覚めてくれー、