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キミのため

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キミのため

6 - 第5話

♥

220

2024年09月29日

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お久しぶりです!!

どんどん書き進めていきたいと思います!

とは言いつつ、毎週日曜更新ですが笑


今回は少しだけ時間が飛びます。ご了承ください。


それでは、

LET’S GO!!









Y side


y「そろそろ決めておいてね」


生徒「だる~」

「私障害物しかでないもん!」

「お前はクラリレ(クラス対抗リレー)な!」



urくんと放課後の勉強会を初めて早3週間。

桃音学園では、6月に体育祭が行われる。それの出場競技決めを5月の半ばにやるのが毎年恒例になっている。教師陣は決まって学年対抗リレーに先生チームとして出場する決まり。…まぁ、俺がアンカーで、赴任してから三連勝中なんだけど笑。

そういえば、urくんは体育祭にでるのかな。去年は知らなかったけど、今年は…。




y「…ってことなんだけど、何出たい?」


u「逆に、俺が体育祭だけ真面目に出場すると思うか?」


y「思わないけど、一応同じクラスメートでしょ?1枠空けておいたけど」


u「…絶対でねぇから。てか、今更クラスに行ったって、誰も俺の事なんて覚えてねぇよ」


y「そんな悲しいこと言わないの。まぁ、玉入れだったし、1人居なくても大丈夫か、、」

「…当日はちゃんと学校来るんだよ?」


u「…俺、学校休んだことねぇから。てか、休めねぇ」


y「…悩みあるなら早めに俺に言ってよ?俺もこの後体育祭のこととか、バスケ部の全国大会のことで忙しくなるから」


u「…なぁ」



寝転がっていたurくんが急に体を起こし、俺の方をじっと見つめてきた。その表情は、いつになく真剣で、なぜか泣き出してしまいそうな、そんな顔をしていた。



y「…なに?」


u「…忙しくなるってことは、放課後の勉強会も、休み時間にこーやって屋上に来ることもなくなるってこと?」


y「まぁ、そうだね。休み時間はまだ来れるかもしれないけど、放課後の勉強会はなくなるかな。あ、でも無くなったからと言って、授業点落とすようなことはないから安心して?」


u「…あっそ、、、」



少し悲しそうな顔をしたのは、俺の気のせいだったのかな?









トントン(肩叩く)


y「…、ん、、?」


u「先生も授業中寝るんだな笑」



気付けば辺りは暗くなっていて、これから夏だと言うのにまだ少し肌寒い…はずなのに、俺の体は異様に温かかった。

urくんとの勉強会途中、俺は眠気に襲われいつの間にか寝てしまっていたらしい。流石に疲労が限界を迎えたのだろう。



y「u、rくん?…あれ?今何時?」


u「19時53分」


y「待って!?1時間もオーバーしちゃった!ごめん!!…って、このカーディガンurくんのだよね?」

「…みっともないとこ見せた、、ごめん。カーディガンありがとね」


u「先生も頑張ってるんすね。あと、カーディガンあげるよ、外寒いし、寝起きは温めないと」

「じゃ、また明日」




最近urくんが俺に対して反抗しなくなった。きっと、この3週間で少しでもurくんの心の拠り所になれたのかもしれない。本心は分かんないけど、授業点も別に悪くない。普通に授業出てれば成績優秀者として、この学園のトップになれるのに。


…もっと、俺の事信頼して欲しいな。











はい。

段々よく分からなくなるのがオトあるある。

まぁ、次回uさんsideでこの辺りの感情とかの動きを書けたらなと。


てなわけで、

♡や💬待ってます!


じゃねば~い!

この作品はいかがでしたか?

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