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「今日ってさ、昨日死んだ人が必死に生きたかった明日なんだよね。」


「急にどしたん、せらお」


「俺がこの手で奪ってきた命も明日を生きたかった。

俺は幾つもの命を奪ったのにこんなにのうのうと生きてていいのかなって。

時々思うんだ。」


「うーん、、、

俺はバカだからよくわからんけどさ、

せらおはさ、命を取っちゃったけど、

それについて今こうやって考えてるんなら

のうのうと生きてるわけじゃないんじゃない?」


「でも、人を殺したことに変わりはないんだよ。

この手で奪った命はまだ未来があったんだ。

俺はその可能性をつぶしたんだ。」


「、、、そんな風にちゃんと考えれるならせらおは大丈夫だよ。

これからの人生を取っちゃった命を無駄にしないように

精一杯生きてけばいいんじゃない?」


「、、、ひばって偶に良いこと言うよね。」


「偶にとはなんだ。」


俺が人を殺めた事実は変わらない。

だからこそ

これからどうやって生きるかが大切なのだ。


そんな簡単なことに改めて気づかされる。

それを伝えてくれる大切な仲間を

絶対に大切にしていくのだ。

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