プロローグ
ある日、俺は決意した。
この世界を、
壊すことを。
第一章 悪魔
「あぁ暇だなぁ」
この俺、磨切 涼は、ある日から人生に、意味を見いださなくなった
ドゴォ! 殴られた
「ーーーーーーっ!」
11月23日、誕生日
父と母の借金取りがきた。しかしその時、もう父も母も死んでいた。だから俺に払えと言うのだ。
当時10歳だった俺に。
俺は、おばさんの家に預けられていたが、その借金取りは、おばさんが、留守の時を狙って俺のところに来たのだ。俺は、こう思った
まずいまずいまずいまずい!
「な、んで、おばさんがいない時に来たんですか?」
「そりゃあ、他人に迷惑かけることもねぇし、お前、両親の金、持ってんだろ?」
「な、いです。」
ドゴォ! また殴られた
「仕方ねぇなぁじゃあお前のおばさんにもらうしかねぇなぁ。」
「やめてください!おばさんに、迷惑かけないんじゃなかったんですか?」
「でもなぁ、お前が持ってないなら、それしか方法が、ねぇもんなぁ、」
「でも!それだけは、やめてください!」
おばさんは、行くあてがなかった俺を、真っ先に助けてくれた。そんなおばさんに、迷惑かけるわけにはいかない。
「だったら!お前が払えや!人として当たり前のことだぞ!」
「な、いです、でも!」
「でもじゃねぇ!」
「だったら!お前に働いてもらうぞ!」
「な、何をすればいいんですか?」
「そりゃあ、俺の仕事を見ろ」
「ま、まさか!借金取り?!」
「あぁ、銃の使い方も、その他諸々教えてやるよ」
「い、いやですよ!」
「じゃあおばさんから貰う」
「くっ!わ、わかりました、わかりましたよ!やります!」
「くっ、はははははははは!」
「いい根性じゃあねぇかぁ!」
そして俺は、借金取りとして大事な事を教えられ、借金取りをしていくうちに、オレの心は、黒く、黒く、沈んでいった。そして、
「今の俺なんだよなぁ、」
「まぁいい、仕事に行くか、」
そう思い、歩いた瞬間
「は?、、、ごぶぇぁぁ」
な、ナイフ?!
「死ねや、磨切 涼。お前のせいで、人生潰れたんだよ!」
し、死ぬ?!しかも俺、血ぃ吐いてるじゃねぇか!いやだいやだいやだ!死にたくない!
いや、そんなことはないか、俺も、人生、潰れたじゃねぇか。
その瞬間俺の意識は消え去った
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