テラーノベル
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「静かな反撃」
※少しセンシティブな場面が出ます。
「どの子がタイプだよ」
「絶対この子だろ」
「いやー、こっちも捨てがたい」
教室の後ろで男子たちがスマホを囲みながら騒いでいた。
「おい、キヨはどの子がいい?」
そう聞かれたキヨは、画面を覗き込んでから笑う。
「んー、やっぱこのおっぱいデカい子かな〜」
「キヨ、そういうの好きだもんなー」
「むっつりスケベ〜」
「うるせーよ!」
思春期真っ盛りの楽しそうな笑い声が飛び交う。
その様子を少し離れた席から見ていたレトルトは、興味なさそうに鼻で笑った。
(アホらしっ)
そう思いながら読んでいた本に視線を落とす。
その日の放課後。
教室にはキヨとレトルトだけが残っていた。
キヨがニヤニヤと笑った。
「なーなー、レトさん」
「なに?」
「レトさんってさ、キスしたことある?」
「……は?」
「あぁ、レトさん陰キャそうだしそういう経験なさそうだよな〜」
楽しそうにからかう声。
「おっぱいだって揉んだ事ね〜だろ〜」
そう言って笑うキヨに、レトルトは眉をひそめた。
その顔を見て、キヨはさらに笑う。
その瞬間、 ぷつりと頭の中で何かが切れた。
笑っているキヨの腕を掴み壁に押し付けた。
「え?」
不意を突かれたキヨが目を見開く。
レトルトはそのまま顔を近づけ顎を引き寄せた。
…チュ…ンッ……チュ…ン..ハァ… チュ…チュ…
キヨの柔らかい唇を貪る様にレトルトは角度を変え唇を押しつける。
キヨの息が乱れる。
「….ちょ、レト、さ…っ」
逃げようとした瞬間、引き戻されさらに深く
唇を塞がれる。
ンッ…ン…ンゥ♡……ン”っ!?ー……
シャツの中に手にスルッと手を滑り込ませ
小さく立ち上がる乳首を優しく摘んだ。
ンンッ、ン、ンゥ…ン゛っ…ァっ♡!
レトルトは唇を離しキヨの耳元で囁いた。
「俺、キスもした事あるしおっぱい揉んだこともあるよ。
“今”ね。」
キヨは赤面してその場に座り込んだ。
(ねぇ、キヨくん。
キスだのおっぱいだの言ってられるのも
今のうちやで?
そのうちそんな事考えられなくなる位、俺に夢中にさせてやるからな?)
レトルトはニヤリと笑ってキヨの頬を撫でた。
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コメント
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うわっ…第9話、読み終わりました…。 タイトルからして「静かな反撃」って、まさにその通りで。レトルトさんの押し留めてたものが一気に溢れた感じがすごく伝わってきました。 キヨくんの余裕ぶった態度が崩れて、逆に赤面して座り込む姿…めっちゃ良かったです🥀 最後の「夢中にさせてやる」って囁き、めちゃくちゃ重くて執着してて、痺れました。 BLの攻め視点の反撃、最高です…!続きが気になります。