一番星の一生のお願い
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✮星宮 ○○
✮地球観察大好き
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『いつか地球に住みたい〜‼︎』
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『…』
🌟「おーい、○○〜?どこー?」
『…』
🌟「あ、いた!○○!探したんだよ〜」
『…あぁ、ごめん!』
🌟「ま、良いけどさ!…また地球見てたの?」
『…うん!地球って綺麗じゃん⁉︎』
此処は△△星
地球と2億光年も離れた星だ
その星に私達は住んでいる
『あぁー、私も地球に住みたかったなぁ〜!』
🌟「○○毎日それ言ってんじゃん‼︎(ww」
『だって本当なんだもん〜!!』
『…はぁ、地球に行きたぁーい』
そんな願望を口にした瞬間
私はバランスを崩し倒れそうになる
グラッ
『…ぅわッ⁉︎』
🌟「○○⁉︎」
ヤバいと思った頃にはもう手遅れだった
星川と私が離れていくのが目に見える
🌟「○○⁉︎⁉︎○○!!」
星川が見たこともない顔で私の名前を懸命に呼ぶ姿が切なくなり
涙が一粒こぼれ落ちる
私も星川に負けないぐらいの声量で
『私の分まで、幸せにねー‼︎‼︎』
と叫ぶ
その声が星川に届いたのかハッとしたような顔をし、
「○○だって幸せにねー!!!!!」
と返事が聞こえた
その声を最後に私の意識は途絶えた
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