5月10日
屋敷に帰ってきた。帰って来る途中に六美を狙うクソゴミ共に襲われて、少し時間がかかった。途中、奴らの苦し紛れのナイフぶん投げが六美に当たりそうになり、あの時…父さん母さん、光を失ったときの光景がフラッシュバックして、奴らを撃つどころが盾になることすらできなかった。殺香が針で起動をそらしてくれなかったら…そう考えると恐ろしく、なぜか約1年前までにはいたはずの家族の姿を探してしまう。六美はいるけど、前まで10人で暮らしてたことを考えると、四人しかいない屋敷が妙に寂しい。早めに再会できることを信じて、その時までにもっと力を磨いておこうと思う。夜桜太陽