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私は自宅に帰ってきた。

ラヴの姿が見えなかった…


寝室の床に寝そべってた。

ラヴ~笑っ


顔をあげて私の胸に飛び込んできた。

キャハ…

「やっぱり桜子の傍が良いのか」


「兄さん犬飼ってた事あるの?」


「いやないな」


「そうなの」

「でもラヴ嫌がらないよ?」


「甲野のとこにシェパードのジュリーがいるな」


突然電話が鳴った。

「はい?成田ですが」

『もしもし先生だよね』

「そうですあなた清水薫君だよねぇ」

『はい兄さんが先生を知ってた事、槙原さんの事を教えてくれました…兄は何してないって言いました槙原大輔さんって亡くなってません!』

え?…

『(薫~お前誰に話してる!)

兄さん…この電話取りに来てくれませんか!大輔さんのですから、』

切られた…

え?…

兄の顔を見上げた


「桜子?…」

「兄さん…清水薫君からだったけど大輔さんが生きてるの?

薫君が登校を拒否したんだけど…

あの子が何か知ってたから?…」

「学園の内部に大輔を突き落とした犯人が居るって事か?」


教室で渋い顔をしてた生徒達


「先生…成田先生と違うって!」

それに

「桐川先生…眼の焦点あってません!!」

何かが飛んできた!

ヒッ

「おい…劣等生が生意気な口聞くなよ!」

山下~!来い!


「大門先生が開けた時

女生徒に何する!桐川先生教頭がお呼びですが…」


桜子…

こいつらのせいで邪魔されたな…


お呼びですか、教頭に校長…

警察が見えた…


家宅捜査令状を取りました。

桐川慧さんに

麻薬取締役の

室川刑事、甲野刑事とジュリーを連れてきた。

「ワアッ犬?…」

桐川先生の前に行き座り込みした。

キュンキュンキュン


靴の廻りをうろうろしたジュリーが

倒した

「イデッ!何する馬鹿犬が!」

靴に食らい付いた。

鼻を突っ込み。

ワンワン!

白い袋を咥えた。

「ジュリー良くやったな笑っ」


ハァハァ…

「桜子のラヴに会いに行くからな笑っ」

室川刑事に現行犯で逮捕された…


まさか当高校で麻薬捜査があるなんて…




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