前回の続き
どうぞ!
〜らだお視点〜
ナツメとのチェイスが始まったと思ったら、なぜかナツメの車のスピードが落ち、道端へと車が停められた
急にどうしたんだろう
ら「ナツメ〜?どうした〜?大丈夫か?」
そう呼び掛けながら、パトカーを降りて念の為テーザーを構えながらナツメの車に近づく
ら「…?…ナツメ〜?」
だが、名前を呼んでもナツメからの応答がない、え、本当に大丈夫か?
そんなことを思いながら降りてくる気配がなかったため、テーザーをしまって車の運転席の方へ回り込み中を覗き込もうとした時
ガチャ グイッ
急に車の扉が開き、俺は車内に引っ張られてナツメに押し倒された
ら「…え…ぁえぇぇ?ど、どうしたんですか?ナツメさん?」
ナ「らだおくん」
ら「…はい?」
ナ「…疲れちゃった?」
なんで、急にそんなこと聞くんだ?…正直疲れてはいるけど…迷惑はかけたくないからなぁ
ら「…急にどうしたんですか?w大丈夫ですよ!」
ナ「…知ってた?大丈夫じゃない人程大丈夫って一言で片付けちゃうんだよ?」
そういってナツメは、俺のヘルメットを取った
ら「あっ…!」
ナ「…ほらね?案の定だよ、目の隈、酷いじゃん」
ナ「何日寝てないの?」
ら「…1週間ぐらい」
ナ「はぁ、そんなに無理してぇ!なんで休まないの!」
ら「…だって、皆に…迷惑、かけたく、なかった、からぁ」ポロポロ
俺は、泣くつもり無かったのに何故か泣いてしまった、それだけストレスが溜まっていたのだろうか
ナ「あわわ!なかないでぇ」アセアセ
ら「うぅぅ…」グスッ ポロポロ
え、本当にどうしよう、涙止まんない
泣きたくないのに、なぜか涙が止まらないこの状況に混乱していた時
ナ「…よしよーし、よく頑張ったね、らだおくん、お疲れ様」ナデナデ
そういいながら、ナツメさんは俺を正面から抱きしめて優しく頭を撫でてくれた
その優しさとナツメさんの暖かい体温に包まれながら、泣き疲れてもいた俺はしばらくするとナツメさんの腕の中で眠りに落ちてしまった
〜ナツメ視点〜
泣いているらだおくんを抱きしめながら頭を撫でていたらいつの間にからだおくんが眠ってしまっていた
ナ「…もう、無理しすぎだよぉ?」
らだおくんは、上官になったことで、頼る相手が少なくなって、だからって仕事で手が抜けなくてそんな日々を繰り返しているうちにストレスがすごく溜まっていたのだろう
寝てしまった彼の整っているけど、疲れ切っている顔を見つめながらそんなことを考える
ナ「あ、一応警察退勤させておこうかな…」
無線の音とかで起きちゃったら、嫌だからね
あと、ほかの警官にこの姿を見られるのもらだおくんは嫌がる気がするし
ナ「…さてと、どうしようかな…w」
なんとか、警察は退勤させることが出来たけど、動けない
動きたいけど、らだおくんは、俺にしがみつきながら安心しきった顔で眠ってしまっている
そんな彼を起こすのも抵抗がある
ナ「まぁ、そのうち起きるかなぁ」
そんなことを考えながら彼の頭を撫でていたら、らだおくんの暖かい体温が段々と僕の眠気を誘い出す
ナ「…僕も一緒に寝ちゃおっかな!」
ナ「おやすみ、らだおくん、いい夢を…」
そう呟きながら、さっきより深くらだおくんを抱きしめて重い瞼を閉じた
はい!ここで切らせていただきます!
作品を書くの初心者なのでおかしいところもあったと思いますがどうでしたでしょうか!
次の話を書く予定は今のところありませんが、気が向いたら書くと思います!
リクエストもお待ちしていますが、更新は不定期なのでリクエストされた方は緩く待っていてください!
(普通に主受験生なので、リクエストなかなか投稿されないなと思ったら忙しいんだなと思ってください!その時はすみません!)
それでは、また別の作品で!
(*・ .̱ ・*)ノ” see you ♡*
コメント
2件
めちゃくちゃ最高でした、!😭💗