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私は厳しい人間だった。
部下にも家族にも、そして自分にも厳しかった。
何事も手を抜くことはしなかったし、
だからこそ、今の立場にいるという自負があった。
大金持ちではないが、それなりの
給料をもらい、社会的にそこそこ成功している。
そんなプライドもあった、
ある休日。
新入社員と街ですれ違った時、
挨拶をしてこなかったので
私は激怒した。
すると彼は不思議そうな顔をして、
『どうしてそんな偉そうなんですか?』と言ってきた。
『お前は、平社員で、俺は部長だぞ。実際偉いんだ。』
『それは社会での話しですよ 。それと今は、擬務時間外ですよね。もっとよく考えて話してください。』
私は異常ない彼を睨みつけて、
『お前はバカなのか』と言った。
『いや、部長よりマシだと思いますよ。』
『お前は俺をバカにしてるのか!』
彼は不思議そうな顔をして答えた。
『いやいや、そもそも部長に興味無いです。』
開いた口が塞がらないとことはこのことだ。
私は心の底から怒りが込み上げて来たのが感じた。
『そもそも、俺から頭悪いと思われて、部長の能力とか人格が変化するものでもないんですから、自信があるならどちらでもいいじゃないですか。』
彼はそういうと鳴り出したスマホをとって会話し始めた。
『それじゃ失礼します。』
小さくなってく後ろ姿を見ながら、私は自分が取り残されているような気がした。
『私はお前の上司だぞ・・・』
怒りに震える言葉を受け止めてくれる人は誰もいなかった。
頑張りました!これ書くのに1時間かかったってことは秘密です!!(⇠秘密にする気ある??w
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